留々家さんの映画レビュー・感想・評価

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

凄惨な歴史的事件が題材であっても、気の利いたコメディあり、カーチェイスありで、観客を楽しませ飽きさせないことが前提というところが良いと思う。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

2.5

あまり良くないという評判を聞いていたが、いやこんなもんじゃないのという印象。
ヒロインの短パン眼鏡っ子がかわいい。
いろいろなガジェットや自動車のギミックが楽しい。
ゴーストたちのビジュアルも良い。
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

色々な種族が出てくるってだけでもう楽しい。
この魔法が実際にあったら…みたいなギャグ好き。遠隔通話の魔法でハウリングするみたいな。茶化しだけではなくて、その設定を受け入れた前提というか。
ヒロインと元
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皇帝のいない八月(1978年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

各地のクーデター部隊がアッサリ鎮圧されてしまうのが無情で良かった。
主人公が拷問死寸前の親友にとどめを刺して、列車が走り出すところが良い。軍帽をかぶるとつばで眉が隠れて人間味のない顔になりそれがかっこ
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サウンド・オブ・サンダー(2004年製作の映画)

2.0

生身の役者の後ろでCG丸出しの未来カーが走ってたりするのって結構好き。
沼に嵌まって事故死する恐竜に目を付けて、毎回その同じ恐竜を殺しに行くというアイディアが面白い(しかし何度も同じ時間と場所に行って
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ガバリン2 タイムトラぶラー(1987年製作の映画)

4.0

意外というか前作よりも面白い。
サブタイトルにもあるようにタイムトラベルの要素があるのだが、原始人と恐竜が共存したりしていて、過去というよりはパルプフィクションの世界という感じ。
ひいひいおじいさんの
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ガバリン(1986年製作の映画)

2.5

話は少し退屈。
特撮、モンスターの造形は楽しい。
主人公の叔母さんのキャラクターが良かった。屋敷の怪異と闘いつつも、生前からすでにその一部になってしまっている感じ。
主人公がある部屋に入ると叔母さんが
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・居心地の悪い映画ではあったけど、見たことのない映像がずっと流れていてよかった。
・ピノキオがモチーフのひとつなのかな。ヤリチンの「俺はコオロギか!」みたいなセリフがあって、ピノキオが道徳から外れない
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・ヒロインが化け物に愛情をもって育てていくところ。わざわざ鳥の餌を吐き戻して与えたり、化け物をぶたずに自分を殴ったり。そこにグッと来た。
・この結末は「なんだかんだいっても我が子は愛おしい」「子どもの
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シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.5

悪趣味で良かった。なんかナマっぽいバービー人形?とか。
悪の一味のはすっぱな女殺し屋も良い。
その悪のクローン人間たちの悲哀もあって良かった。

DC がんばれ!スーパーペット(2022年製作の映画)

3.5

ワンダーウーマンのガタイがよくて良かった。あと昔のテーマ曲がちょっと流れるのも良かった。
ノロマなお婆さんカメがスピードスターになるのはユーモアだが、さらにラストで初代フラッシュオマージュの姿になるの
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SOSタイタニック/忘れえぬ夜(1958年製作の映画)

4.0

キャメロンのタイタニックに劣らず面白い。
古い映画でも冗長さを感じないのは、実話ベースのパニックものだから?
映像も気合が入っていて、白黒なのも映像の迫力にプラスにはたらいている。
キャメロン版と似て
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長いのと、なんとなく逆張りで見ずにいたのだが、見たら面白かった。
・われわれ常人の考えるカーセックスが「ギッシギッシ」なところ、キャメロンの考えるカーセックスは「ムワ…♡手形バン!」なのがすごい。
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「無印と比べて…」な感想をよく見るので何となく観ずにいたのだが、いざ観てみたら普通に良かった。

■良かったところ
・序盤のスクラッパーが何倍もの背丈のある防衛軍のロボットから逃げつつも渡り合うところ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

伝記映画のテンプレートに当てはめて作ったような印象を受けた。
出版局の局長が、間違ったことは言っていないのに、悪役として単純化されているとか、とりあえず演説をぶって(見ている方では特に響かないのに)と
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

久しぶりに観返してみたら、以前見て印象に残っていた場面が間を置かずにポンポン出てきて驚いた。どの場面も印象に残っていたということでもあるし、印象に残るようなイベントが次々と起こる映画だともいえる。そし>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 音楽で歴史に名を残したいというわりに、演奏に必要な指を切り落としてしまっては、偉大な音楽家になれないのではないかと思う。逆にいえば、音楽は彼の本当の動機ではなく、ほかに動機があるか、あるいは指を切り>>続きを読む

トロール(2022年製作の映画)

3.5

ラストが昔話のお約束をきっちりなぞっていて好感。
こういう零落した神がモンスターとして処理される話だいすき

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

『12モンキーズ』の原液。
Wikipediaには、テリー・ギリアムは「観てなかった」と言っているらしいが、まんまじゃないか。観てなかったというのは明らかな嘘なので、かえって罪がないということなのだろ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.5

民話ベースの人食いモンスター映画。
でっかい箱に閉じ込められた木の根っこの化け物が、無数の手足を突き出してストップモーションのあのチョワチョワした動きをするのが気持ち悪くて良かった。
ヒロインが憎った
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