バンノさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.8

007っぽさ(というかオマージュ感)を薄ら感じていたところ、本作ではなんと父親役にショーンコネリー!
レビューを書いている時点では2023年公開の5作目まで一気見し終えているのだけど、個人的には本作が
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.7

大量の虫、ゲテモノ料理をトリガーに幼い頃観た記憶が一気に甦った象徴的な本作。ちょっと不本意だけど。
冒険モノ映画のアクションシーン全て詰め込みましたと言わんばかりの忙しい作品。時系列的には今の映画が本
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

少なくとも一度は観ているはずなのに、トロッコ・有名すぎるテーマソング・ムチくらいのうっすい記憶しか持ち合わせていないので、このタイミングで一気見を敢行。
主人公達のコンプライアンスの無さが一周回って笑
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

ブラックパンサーことティ・チャラ=チャドウィック・ボーズマンの逝去と、おそらく想定外(と信じたい)だった、妹シュリ=レティーシャ・ライトがワカンダ国王=主役に取って代わるという、追悼作品&現実とストー>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

上手すぎるな…と言うのが率直な感想。みんな大好きA24が、大衆迎合せずアイデンティティを保ったまま本気でアカデミー賞を狙ったらこうなるのか!と感激。
笑える/呆れる/感心する/感動する、の両立しにくい
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

君の名は、から数える新海誠(×RADWIMPS)メジャー作トリロジー(勝手にそう呼んでるだけ)で言うと、本格は主人公の男女2人の関係性がやや雑(互いに惹かれ合う背景や距離が縮まる早さが物足りない)で、>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

これ、2部構成の中でも完璧な2部作目なんじゃないか。???が頭に浮かびつつ、何だかすごく盛り上がって終わった1stの勢いそのままに、更に盛り上げ、かつ視聴者の???は取っ払ってストーリーを綺麗にまとめ>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.9

RRRを観た勢いのまま視聴。(とは言っても2ヶ月空いちゃったのだけど)
2ndも観終えて思うのは、本作は壮大なプロローグというか、2ndも最後の20分くらい(親バーフから子バーフへ物語が再び移るまで)
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

Netflixにはテルグ語(オリジナル)がなくて、Disney+hotster(インド版Disney+)で視聴。日本ではテルグ語版観る手段あるのかな?まあ良いや。(劇場上映は英語吹替だったのだろうか)>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.2

オリジナルからリメイク、二次創作まで数多のピノキオ作品があって、ほぼ全て観たことないけれど、これが歴代最高です。と言えちゃう程の傑作。
ストップモーション作品で製作には15年超と、デル・トロ監督の狂気
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トゥルー・スピリット(2023年製作の映画)

3.6

2009年当時のニュースを微かに覚えているような…
実話を元にしたフィクションということで、Googleや AppleのCMのような映像には、「ちょっと美化しすぎでは?」と一歩引いちゃって観ていたけれ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

終始掴みどころがないけれど、どこか心が浄化される。まさかに劇中のちひろさんのような映画。良い人間でありたいと思った。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

ホラー映画に次いで苦手としている戦争映画。特にリアルを追求したものであればあるほどきつい。そう言った意味では本作は個人的に最も苦手とするものでした。見終えてから、タイトルの意味を考えるとただただ苦しい>>続きを読む

エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

4.4

アカデミー短編ドキュメンタリー賞ノミネート作品②
40分とは思えない圧倒的満足感。同じ地球のどこかで同じ時間を生きているとは思えない、美しく温かい象と人間の共同生活をこれ以上ないクオリティー(カメラと
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マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発-(2022年製作の映画)

3.4

アカデミー短編ドキュメンタリー賞ノミネート作品①
2時間にも3時間にも出来そうな題材をテンポ良く40分に詰め込んだ作品。ニクソン大統領もウォーターゲート事件も世界史の授業で習ったけれど、彼女のことは知
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.8

実話を基にしている為、物語の起承転結は緩め。サスペンス要素を期待するとあれ?となるかも。ただ、エディレッドメインの怪演は鳥肌級。正統派な役が多い印象だけど、もっとこういう狂った役を見てみたい。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

もはやお決まりの組み合わせ。良くも悪くも惰性で観られちゃう。アダムドライバーはお腹が出ていても魅力的。

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.7

クリスチャンベイル:悲壮感と狂気がとにかく似合う役者だな、と再認識。
ハリーメリング:「悪魔はいつもそこに」「クイーンズギャンビット」で強く印象に残っていたけれど、本作で自分好みの役者だと確信。ダドリ
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.4

誇張抜きで、おじさんとタコによるラブストーリー。しかも韓ドラ並みに良くできた展開。専門家でも何でもないが為にフィルターかかりまくりのおじさん目線だからこそ、ドラマチックで没入感のあるドキュメンタリーに>>続きを読む

アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

4.0

日系製造業のインド拠点に赴任した今、他人事には思えないドキュメンタリー。雇用を生んだことに感謝されている現状こそ良いものの、将来は予測不可能だなと改めて実感。それにしても本作プロデュースは元大統領のオ>>続きを読む

リターン・トゥ・スペース(2022年製作の映画)

3.8

宇宙事業・宇宙飛行士に焦点を当てたドキュメンタリーはついつい観ちゃう。「科学技術は自動的に発展するわけではない」というマスク本人の言葉通り、この50年で相対的には殆ど進歩してないように感じる宇宙事業を>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.7

計6作、およそ18時間に及ぶ予習がようやく終わりました。児童向けの童話が原作のためか指輪物語の分かりやすくハッピーエンドで勧善懲悪な印象が、最新ドラマでどう受け継がれているのか、或いは昨今のハイコンテ>>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.9

一気見したロードオブザリング3部作とホビット3部作の中では本作が1番好き。中盤の川下りとラストの製錬所でのとにかく上下左右の動きが激しい戦闘シーンがGood。ただ映画館で観たら酔っちゃうかも。

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.6

ドラマ「力の指輪」までの道のりは長い…エルフは基本不老不死だから全く同じ姿形で登場出来るのね。

ビジョン(2015年製作の映画)

4.1

インド映画を3本連続で観ようと思い立って最後に直感で選んだ本作、嬉しい誤算で非常に良かった。真っ先に頭に浮かんだのはペーパーハウスに感じた感心混じりの心地良さ。よく出来てます。

地上の星たち(2007年製作の映画)

4.0

監督兼主演のアーミルカーン、自分の魅せ方わかってるなぁ。久しぶりに絵を描いてみたくなりました。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2

訳あってインドで生活をしていまして、日本とのギャップを日々目にしていますが、本作はインド人の良さが詰め込まれています。インド映画らしい踊りや歌は少ないですが(良くも悪くも?)手放しでお薦めしたい名作。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.8

お手本のようなハッピーエンド。3部作一気見は体力使いますね…

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.7

ゲームオブスローンズ、原作の小説もドラマも間違いなく本作の影響を受けてるよね。過去作は制作時期が全然違うから比較は出来ないけど、スピンオフドラマがほとんど同じ時期にスタートしたからには賞レースが楽しみ>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.6

Amazon prime video史上最高額を投じたらしい、オリジナルドラマ「THE RINGS OF POWER」前の復習として。20年を経た映像の進化が楽しみ。

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.5

ブックスマートほど楽しくはないし、プロミシングヤングウーマンほど気持ち良くもない。足して2.5で割った感じ。でもキャスティングは1番かな。マヤ・ホークとリッシュ・シャーが良いね。

イカロス(2017年製作の映画)

4.1

監督&脚本&主演でアマチュア(ほぼプロ)自転車選手が自らの身体を実験台に、ドーピングの効果を検証するというドキュメンタリー映画。このテーマでオスカー候補とは如何に?と楽しみにしていたら、良い意味で大き>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.6

遅ればせながら機内にて観賞。なんだよこの邦題って思ったのは久しぶりかも。主役演じるウィルスミスへの賛辞を含めて、観ていてあまり気持ちの良い作品ではなかったです。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

IUが松岡茉優にしか見えなかった。監督の好みなのかな?気が合いますね。
良いところもあったけど、カンヌ作品賞の過去作には全体的に敵わないなって印象。

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

また楽しみなシリーズが出てきました。ルッソ兄弟×ライアンゴズリング×Netflix(大予算)って知ってて、なぜ6.1inchで観てしまったのか?週末を待ってでも劇場で観るべき作品の見極めは大切ですね。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.1

正直全く世代ではないので、ボヘンミアンラプソディ以上に何の予備知識もない状態で観賞。それでも最高に楽しかったのは、エルヴィスプレスリー本人の偉大さか、映画そのものの出来の良さか、否、主演オースティンバ>>続きを読む