何から何まで全く理解できなかったけど、なぜか面白かった!!
クー!と挨拶したくなる。
最後は感動描写もあり、世界観は不思議だが物語自体は王道をいっている。
岡崎京子原作。
少女が「キラキラ」した女性になるまでの物語。
うなぎしか心を開けなかった男が
うなぎの大らかな心を持つようになるまで。
あるいは、愛することに自信のない男が
嫉妬を超えた愛情を抱こうと決心するまで。
ロレンスはイギリス人としても、アラビア人としてもどこまでも孤独であった。
彼の正義を守ること、軍人であること、アラビアの慣習に従うことの狭間で揺れていく。
このレビューはネタバレを含みます
人によって「喪失」を抱えた者たちが
人の温かさによって救われていく。
新しい家族の再構築というかけがえのない瞬間が描かれていた。
タイトルのかそけきサンカヨウについて。
濡れると花びらが透明>>続きを読む
ハラハラドキドキの展開で没入させられる。
根底のテーマがしっかりしていて考えさせられた。
登場人物の嘘のつき方が自然かつリアルで、だからこそ問題の深さを痛感する。
終盤の幼い娘が登場するシーンが>>続きを読む
新聞王ケーンの孤独。
親からの愛情に飢えた少年の末路。
バラのつぼみの意味。
当時としては斬新な撮影手法。
謎から生まれるストーリー展開も新しかった。
25歳が生んだ傑作。