群青さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

ちひろさんで描かれる夜はとても優しくて美しい。

つらい世の中だけども、どこか心が通じ合える仲間たちと寄り添いながら、明るく生きるちひろさんが素敵だった。

死体を埋める行為は、今泉力哉監督の「退屈な
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.6

爽やかな「ミツバチのささやき」

映画の裏側には語りきれない悲しみがあるが、多幸感あふれるやりとりが色彩あふれる映像で表現されて癒される。

少女だからこそ表現されるものがある。

ベッドのシーンも、
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.0

ラジオをなんとか流そうとするくだり良いよなあ。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.5

デラのフリをするところ、面白すぎ。

最後の殺し屋のシーンがめちゃくちゃ格好良い。

ツユクサ(2022年製作の映画)

3.8

痛みだけとってくれればいい。

ボロボロでも強く生きる女性に幸あれ。

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.9

ズブ子がダンスキレッキレなの笑った。

コンパクトミラーのくだりは人となりがでていて泣ける。

バージン、モリリン、ズブ子の3人の踊りが見たかった。

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.5

LGBTQの愛というスケールにとどまらず、現代の資本主義世界での愛の物語であった。
何かを埋め合わせるようにお金を払う斉藤。
払う行為は愛情半分、コンプレックス半分のように見えてしまう。
斉藤は愛を買
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

3人の女性のオルフェウスの解釈が印象的。

エロイーズが燃えたのはマリアンヌの願望か。

ペンダントに秘めた想いの先は。

炎上(1958年製作の映画)

4.2

原作の世界観が想像以上に表現されていて素晴らしい。

また、原作よりも老師の葛藤が描かれていて人間に厚みが出ているところが好みだった。

主人公は吃音の劣等感に苦しみ、老師は僧侶の品格と生き方の矛盾、
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

退屈なようで、最後まで惹きつけられて面白かった。

永遠なるものと優しきものの相克。

他者と生きるとは何かという究極なテーマを問う。

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.2

老人(渡辺)の決断の重さにううってなる。

たった一つのものを求めるジレンマの中で、本当のことが2つあってもいいんじゃないかと優しく問いかける物語。

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.1

メリハリも見せ場も効いていないように感じた

ガトリング砲好き

大河への道(2022年製作の映画)

3.7

現代パートは面白かったが、大河パートは尺が短かったせいか物足りなかった

伊能チームの陰なる努力のエピソード自体は興味深い。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.4

画や予算は特撮映画だが、脚本や演出は三木聡監督らしいゆるい雰囲気になっていて、その新鮮さを楽しむ映画だと感じた。

餓鬼が笑う(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

今年1番の怪作。

仏教やキリスト教の思想が作品に強く現れており、餓鬼や如意輪、受胎告知や林檎といったモチーフが作品の色を濃くしている。

罪の話なのだろうか。登場人物は永劫回帰の時のなかで永遠に救わ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.1

2人の想いやっている感じが自然でほのぼのさせられて素敵なお話だった。

そばかす(2022年製作の映画)

3.9

等身大の「普通」の1人の女の子の物語。

三浦透子さんの朴訥とした演技が好感持てる。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.2

ほんとうに様々な愛の形。

登場人物自体が答えを出せていない、自分の本心を理解できていない曖昧さが良かった。

曖昧ながら必死に向き合っている姿がリアル。

ウィットに富んだ会話劇、美麗な窓辺のシーン
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

泥くさくも青春って感じ。

劇中のアニメを観たくなった。