ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

なんだこれは、、

前提として、ウルトラマンシリーズはあまり触れてこなかった。
テレビで放送されているのを何回かみたことはある。
ウルトラマンの人形で遊んでいた記憶もある。

シン・ゴジラは政治学とし
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EXIT(2019年製作の映画)

3.8

山岳アクション映画。
『フリーソロ』や『ドーンウォール』を観た人には是非とも観てほしい
生活に役立つ実用型壁登り&山岳知識盛りだくさん。

全体的にコメディタッチなので、楽しく見れるんだけど、
一方起
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

やはり、まだ序章だった。
何かが起こりそう、、という気配がずっと漂う。

敵に手の内を明かさないよう、
無計画で行動をしていく(というてい?)なので、
常に「今って何の目的で何してる、、?」って感じで
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.9

とてもおもしろい。
ホラーという括りでは収まらない。
暗い闇と風船の赤の強烈なコントラストがいい味を出している。
ただ展開は大きな王道の中に小さな王道がいっぱい詰まっている。
結果王道なので、あまり意
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.2

いやーおもしれえ。
スーパーなんでもありお化け屋敷。
続編はこれから見るから謎はわからないけど、
終始夢の中にいるような感じ。
でもペニーワイズが出てくるまではちゃんと現実味あるから、より一層混乱。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

やっと観た。

冒頭からクスクスと笑える。
平日のレイトショーで20人くらいで観たけど、満席だったらきっとみんなで笑えるし楽しいだろうなあと思った。

きっと聴者のエゴなんだろうけど
あの歌を家族が聞
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.4

「グレムリンは人間の失敗の言い訳」「人間の想像の産物」という言葉の通り、
話の展開に対してあまりにも都合よくグレムリンが登場して、都合よく飛行機を襲う。
なのにあんなにボコボコにされて、、
グレムリン
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

半沢直樹、、
に出ていた人達がこれでもか!ってくらいわんさか出てくる。
出てなかった人に違和感を感じるほどの同窓会感。

最後の野村萬斎の台詞が全て。
だからこそ最後いらなかったのでは。
何も全部語ら
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

ひどすぎる、、
想像を絶する悲惨な事件。
この子役達はどこまでこの事件の意味を理解して出演しているのだろう。
いずれにせよ、この子役達なしにはこの映画は成立しない。

どこまでが実話かまだ知らないけど
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

いや、やばあ・・・
やばすぎ。
とんでもないものをみてしまった、、
痛かった。しんどかった。

観ていて本当に気を失いそうになってしまった。
帰りたくなったけど、この結末を観ない方が今後より怖い気がし
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.1

"shame"(恥)という言葉が印象的。
ホアキン・フェニックスは「(自分に)傘なんて差さなくていい、恥ずかしい」と言い、
ポールは「自分達を見殺しにするのを、恥ずかしいと思わせよう」と外国に電話をか
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

本人の意図はともかく、
これはリドラーの勝ちでは、、
バットマンのボロ負けのように感じてしまった。

サスペンスかつ人間ドラマ的。
無言の顔アップが多い。
みんな暗くてほとんど笑わない。
バットマンも
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情婦(1957年製作の映画)

3.8

情婦!確かに情婦、、!
情婦って言葉初めて聞いたけどこれこそが情婦なのだろう。

まるで逆転裁判のようなユーモアと裁判の攻防。
直近で観たナイブズアウトと通ずる点多数。
遺産、年の離れた友人、夫婦。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

冒頭の犬と音で、名作の予感がさせる。
まさに2時間サスペンスだった。

洋画のサスペンスってあんまり馴染みがない気がする。
みんなキャラが強いから連続ドラマにもなりそう。
全員スピンオフできる。

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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.9

韓国版を随分前に見たので大オチは知りつつ全体的にうろ覚え。

横スクロールハンマーアクションやタコなど、見覚えあるシーンもあり。
ネズミとの出会いにじんときて一瞬で、目を覚まされる。
スピーディーな展
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

前作が序章だったから本作も本章かと思いきや、
今回も序章だった。
そりゃそうか。ハリーポッターが本章だから。

ハリポタ5とか7みたいな、名もなき魔法使い達が戦って名もないまま倒れていくのが好きだった
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

『ドライブ・マイ・カー』並の仰天タイミングのタイトルロールで、
この物語の主人公が濱田岳ではなく森田剛であるということを知る。

安っぽい恋愛ドラマをベースにエスカレートする暴力が進行していく。
その
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ネイキッド(2017年製作の映画)

3.5

設定を知って気になって観た。

もっとアイデア脱出系の話かと思ったら、
そうではなく、基本人に助けられて進んでいく。
コテコテなコメディって久しぶりに観た。
コメディだとコメディな演技になるんだな。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

ハリーポッターは死の秘宝part2まで観ていたので、ようやく観た。

ニュートがもうおっちょこちょいとかいうレベルではない。
これ普通に魔法界追放レベルでも納得。

ハリポタシリーズより人間界の様子が
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.8

伏線が丁寧。
丁寧すぎて話の展開に意外性はない。
話と登場人物の「閉じ方」が舞台っぽい。
ある意味ワンシチュエーションだし、舞台にした方がおもしろいのでは、、とも思った。

部屋の中に雪山の車がまるま
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.1

ようやく見た。

レクター博士のキャラクターがよいという噂が一人歩きして勝手に期待していたけど、
普通に全体の展開や他の登場人物も魅力的でおもしろい。
もしかして犯罪者にアドバイス求める系の元祖?(さ
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

タイトルとビジュアルが昔から気になっていて、やっとみた。

なんかハードボイルドで古風なSF。
ずっとジェームズ・フランコだと思ってたけど、イーサン・ホークだったのか。
若いジュード・ロウがかっこいい
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コレクター(1997年製作の映画)

3.6

モーガンフリーマンが後先考えずに捜査していくサスペンス。

意味深で思わせぶりなカットが多い。
冒頭から顔や肌の色に注目させるのは何なのだろう。
やっぱりこの時期この雰囲気そしてモーガンフリーマン出て
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

いい俳優たちと芸術的な画角によって目が癒されていく。
一方で特殊なお話の構造に脳の処理が追いつかず頭痛がする。
でも癒される。

図らずも最近見たファーゴに続いてフランシス・マクドーマンドが出ていたけ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

ファーゴを彷彿とさせるビジュアルに何か思い当たったので観てみた。

ファーゴとは天地を分かつほどの重い空気だった。
こっちは本当に実話を元にしてるんですね。
事件のインパクトは大きいはずなんだけど、
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

アイアンマン→アイアンマン2→GOG→ブラックウィドウ→ホームカミング→ファーフロムホーム→これ

なんじゃこりゃー
やりたい放題じゃないか。
とんでもない映画つくってるじゃないか。。

サムライミ3
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

映画館で観賞。

物語というよりはキャラクターを楽しむ映画だと思った。
かなり魅力的な登場人物が出てくるんだけど、
オムニバスだし、そもそもタクシー内の関係だから、浅く交流して終わる。
(十分深いと言
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

午前10時の映画祭で観賞。

事件に対する警官の視線とかが『セブン』みがあるんだけど、
『セブン』よりはるかに軽い雰囲気が漂っている。
なかなかのことが起きているけどみんな軽い。
あっさり死ぬし、あっ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

アイアンマン→アイアンマン2→GOG→ブラックウィドウ→ホームカミング→これ

パーカー本当に災難、せっかくの夏休みなのに。
おじさんスーパーヒーローが多い中で、思春期のヒーローの物語は意外と新鮮。
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

オープニングクレジットまでは別の作品というか前日譚のような感じ。

北海道のシーンと手話の場面の沈黙がいい。
映画館であんなに静かなのは珍しい体験に思えた。
(たぶん今までもあったんだろうけど。)
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.9

22年2本目
アイアンマン→アイアンマン2→GOG→ブラックウィドウ→これ
変な順番でマーベルを観ている。
初々しいヒーローの成長物語でワクワクしながら観れて楽しい。
それでいて悪役の置き所がシビア(
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

22年1本目
確かにSFなんだけど一筋縄ではいかない。
今まで観てきたSFが一筋縄で行き過ぎていたのかもしれない。
気持ちのいいところには進んでいかないのだけど、
だんだんとそのこと自体が気持ちよくな
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.9

SNS時代のミュージカル。
この構造だから「いつばれるんだろう」とひやひやしながら見てしまう。

序盤の一事件のスピード感がよくてそこから惹きつけられる。
コナーの登場シーンが全部よい。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.1

そんなにホラー映画詳しいわけではないけど、いろんな映画のオマージュがあったように感じた。(気のせい?)
シャイニングとか、ヘレディタリーみたいな構図があったような。

刑務所(留置所?)にいた奴らのキ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

思っていたよりホラーみはないけど、おもしろかった。
オープニングがいい。
あの小屋とか、部屋の歩き方とか、馬とか、伏線が無駄なく散りばめられていて気持ちよい。
それも含めてお手本のようによくできた話な
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

いわゆる『藪の中』形式。
だけど、その捉え方の違いは絶妙。
(あからさまなものもあるが)

もう一度見たら色々気づきがありそうだけど、もう一度見るにはしんどい話。
皮肉な感じの馬の描写が印象的。
決闘
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