ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.2

この惑星の日常とか生活がよくわからないから、
よくわからない人たちがよくわからない人たちに襲撃されているようにしか見えない。
乗り物の発着だけがすごいスケールで描かれるけれど、肝心のストーリーはほとん
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

シリーズ一つも観てないけど勢いで鑑賞。
三時間弱あるけど、アクション盛りだくさんで飽きることはない。
満足感も高い。
が、この敵に魅力を感じない。
無論ラミ・マレックはかっこよいのだが、こいつが生み出
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初恋(2020年製作の映画)

3.4

なんじゃこりゃ、
ハイパーおふざけ映画。
まるで漫画じゃないかと思って観てたら本当に漫画になってしまった。

『地獄でなぜ悪い』を彷彿とさせるが、
狂いっぷりが中途半端でギャグ漫画みたいに感じてしまう
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.7

博士と彼女のセオリーのサントラをよく聞いていたので、
ヨハン・ヨハンソンが既に亡くなっていると知って驚いた。

あまり深い考察とかできないけど、
こんな映画がもっとあっていいなと思った。

あ、飛行機
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オールド(2021年製作の映画)

3.9

YouTubeで10回くらい広告を見せられたので鑑賞。
設定上、展開が早くて状況が飲み込めないが、
同じくらい登場人物たちも状況を飲み込めてないので足並みは一緒。
スピーディーすぎてコメディでもある。
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.8

ドーンウォールを観て関連作品として観た。
あっちでは主人公のトミーがわき役として出ている、
ドキュメンタリー映画では珍しいパターン。
陰と陽のように違うけど。
もちろんこっちが陰。

何度もロープで失
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

こんなバカみたいな話があるのかと思って見てしまうが、
本当にあるのだから驚くし、落胆する。

この対立自体もそうだし、訛りの件とか、ネイティブじゃないから、うまく入り込めない。
入り込む必要はないと思
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ドーンウォール(2017年製作の映画)

4.1

岩壁に人生をかけている男の話。
というより岩壁で人生に向き合っているとも言える。

一度は登頂を諦めるケビンと、
2人で登ることを決意するトミーの、
パートナーとしての友情に感動する。

オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

3.4

置いていかれる経緯が、意外と丁寧に描写される。
あんまり何も起きないのも逆に怖い。

海は人間の領分じゃないんだなあ。

アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

3.4

残忍すぎる。
が、これが事実なのだろう。
死んでる人じゃなくて、死ぬ直前で抗う人を映すのが無慈悲で、見ていてダメージ大。

ハムナプトラのジョナサン気付かなかった、、

少年の君(2019年製作の映画)

3.9

主役の女の子の表情がいい。
死んでるようでいながら鋭い目。
いじめっ子3人の中に揺らいでるやつがいるのもリアル。

映画で長い階段でしゃべるシーン出てきたら危ないよ、って思っちゃう。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

アベンジャーズちゃんと追ってないから、
ピンとこない部分もあったけど、
かっこよくて楽しい。

オープニングクレジットの不穏で哀愁漂う感じがよい。
神経あんなテンションで切れないやろ。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

じわじわと幸せを感じる話。
どう考えても長く続かないけど。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.7

タイトルはあまりしっくり来ない。

この人の政治への姿勢にグッとくるのはさることながら、
2人の娘の成長がめちゃくちゃ印象的。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

走って逃げようとしても、足が遅くて必ず追いつかれてしまう、
助けを呼んでも、見渡す限り誰も振り向いてくれない、
誰もが見たことのある悪夢のようなシーンが印象的。

不穏。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半は見るのがつらすぎた、
巻き込まれた人たちはあんなに無残に残酷に殺されるのに、
お前はそんな美しく終わるんかい。という不条理さ。
でも現実の虐殺やシリアルキラーはこんぐらい不条理なのか。

白いエ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.6

アメリカとメキシコについて勉強しようと思う。

あくまでトミー・リー・ジョーンズが主役なんだな。
忘れた頃にもう一回見たい。

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.8

台詞が多くを語らない。
だからこそ、ケイト・ウィンスレットの絶妙な表情がいろんなことを語る。
最後のシーンの構図がすごくよい。

予告編みて、観ようと思ったけど、
予告編もまた多くを語りすぎなので、
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.1

ポップだけど悪夢。
居心地が悪いんだけど、ずっと居たい。
気持ち悪いけどかわいい。
Eテレみたいだけど、子供に見せられない。

(多分)ほぼ個人製作だからこそ、
監督のやりたいことが純度そのまま画面ご
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃおもしろいな。
ただ、話がぶっ飛んでるのに2時間映画だから、
せっかくの魅力的な登場人物達が、すごいテンポで問題に直面し、お互いに意気投合し、そして次々死んでいってしまう。
(原作読んだこ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 リア王(2018年製作の映画)

4.0

予習せずに(かつ仕事終わりに)行ったので、
比較的説明シーンの前半は少々しんどかったが、
話が転がり出してからのおもしろさはすごい。

シェイクスピアの作品の中で一番ドラマティックなんじゃないかと思う
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ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

3.5

渡部篤郎が若くてかっこいいというだけでいくらでも観ていられる。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くも展開が不快で、
常に嫌な感じの閉塞感が続く。

托卵が一つのテーマだからこの終わり方なんだと思うけど、
こんな奴らに負けるのはくやしい。
こいつらに勝つエンドが見たいなあ。

DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

3.1

知識ゼロで見て、終始「何を見せられてるんだろう」感。
終わってから製作方法を知って驚愕。

でも退屈なのは退屈。
メイキングやほかのシリーズはみてみたい。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

階層を移動している女が登場するあたりからアツい。
ベースの設定がおもしろいので、飽きずに見れる。
逆にもっといろんな展開を期待してしまった。

唐突に(かつ劇的に)終わるので、「この 場所は何だったの
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7

確かにヤクザ映画であり家族映画だった。
3パートに分かれているが、それぞれのパートでヤクザも家族も違う角度から描かれている。
あるいは角度はおなじだけど、時代が変わるにつれて捉え方が変わる。

199
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.8

実話をベースにしているということだが、この話をどう受け止めたらよいのだろう。

司祭という役割や存在というのが、自分にとっては中々イメージするのが難しい。
村の人たちの司祭という存在に対する信頼が、あ
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ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.5

大阪で実際に起きた集団リンチ事件を元にした映画。

序盤アウトレイジ的な「全員悪人」な感じかな、と思ったら違った。
「全員バカ」だった。
主要ヤンキー達はもちろん、脇を固める光石研、吉田羊、升毅が演ず
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.7

Netflixの『キーパーズ』を観て、この問題に関心を持っての鑑賞。
オチはわかってるんだけど、それをわかった上で、
やはりラストシーンで震えてしまう。
同時多発テロに話題を持っていかれてしまうのがリ
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.5

セリフもあんまりないし、BGMも実際に演奏している場面以外はほぼゼロ。
主人公に至っては馬に話しかけるワンシーン以外完全無口。
淡々とかつ時にテンポ良く主人公がいろんな意味で痛めつけられていくのが、つ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

若干、人間に都合の良いお話に感じてしまった。
個人的「絶対に今キスしてる場合じゃないよ」アワード1位のシーンあり。
後半、ラプトルが敵なのか味方なのかわからなくなっていく展開は胸熱。

割といい人な子
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