Ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Ryo

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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

誰の世界だ?
―――フランク

50年代のアメリカ文化が色濃く残る街ビクトリーで繰り広げられるラブロマンス。華美な毎日を過ごす夫婦をフローレンス・ピューとハリー・スタイルズが演じる。

まさに妻の鑑と
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.6

この願いがもしも僕に許されるならその日が来るならもう何もいらない
―――カジモド

ヴィクトル・ユーゴー原作「ノートルダム・ド・パリ」のディズニー映画化作品。
中世フランスのパリで歪んだ正義を振りかざ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.8

金玉スプラッターだ
―――ニックス

コメント荒らしを心の拠り所にする冴えないゲームプログラマーが動画配信型デスゲーム「スキズム」に巻き込まれ、最強の刺客と死闘を繰り広げるガンズアクション。

サイケ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

俺は何者でもない
―――ハッチ・マンセル

平穏な生活にどこか嫌気が差し始めた中年男がとある事件をきっかけに封印していた暴力に目覚め始める。
「ジョン・ウィック」や「イコライザー」の系譜に連なるバイオ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

よくカキクケコぱっぱらー!
―――永久部長

この衝撃、「カメラを止めるな!」以来です。
広告代理店に務める主人公は自らの野望成就の為に、クライアントの無茶振りや恋人とのすれ違いに翻弄されながらも仕事
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

結局大事なのは"必要"ではなく"選択"
―――イルマ

クリスチャン・ベール主演のコメディミステリー。1930年代のアメリカを舞台にフィクションと史実を交えながら、義眼の医師と黒人弁護士が巻き込まれた
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.3

"家庭はデマの温床だ"
―――ジャック

東京国際映画祭にて鑑賞。
アダム・ドライバー主演のブラックコメディ。
終始、支離滅裂で噛み合わない会話の中、シュールな笑いが続く。死の気配が身近にあると人は容
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.4

"大事な時は宇宙が我々を導いてくれる"
―――ハイT

ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビで人気作となった「MIB」シリーズの続編。本作では主役がエージェントH(クリス・ヘムズワース)と
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

ナートゥをご存じか?
―――ラーマ

刮目せよ、ボリウッド無双!

英国植民地時代のインドを舞台に妹を攫われ奪還を誓ったゴーンド族のビームと心に大志を秘めた冷徹な警察官ラーマの運命の出会いから始まる自
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

ここでは全てが機械的に役割を果たす
―――ペレ

スウェーデンの片田舎で催される夏至祭に参加した主人公達が遭遇する聖なる惨劇。古来からの風習を守る狂信者達は常に微笑みを浮かべ、来訪者を丁重にもてなす。
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.0

突如タイムスリップによって日本の戦国時代に飛ばされてしまった自衛隊員たちと戦国大名・長尾景虎(のちの上杉謙信)との交流,現代へ帰還しようとする隊員たちの奮闘や凄惨な自衛官同士の内部抗争を描いたSF作品>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.6

"伯父さんはサンゴが嫌い"
―――イドリブ

万物へ平等に与えられたはずの時間が急激に失われていく。逃れられないクローズドサークルで起きるサスペンススリラー。

M・ナイト・シャマランらしい意表を突く
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

千年に永久を掛けて無限の時を加えろ。それが私の年齢だ
―――ジョー・ブラック

ブラッド・ピッド主演のロマンスファンタジー。メディア王として莫大な富と名声を持つビル(アンソニー・ホプキンス)は65歳を
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アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

御言葉ですが、栄光の時になると思いますよ
―――ジーン・クランツ

月面探査船の事故により危難に見舞われた乗組員達の地球帰還までを描くヒューマンドラマ。物語は実際に発生したアポロ13号の事故をベースに
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

私は人生を両側から覗いてみる
―――ルビー・ロッシ

聾者の家族の中で唯一聴者として生まれた少女ルビーは家業の漁業を手伝いながら歌と音楽を生き甲斐としていた。通学する高校でふとしたきっかけから合唱の授
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

愛?確かにそれは非論理的なものの象徴だ。“ax2+bx+c=愛“。こんな問題は誰にも解けない
―――湯川学

天才物理学者・湯川学と若手女性刑事・内海薫のコンビが完璧なアリバイトリックに隠された殺人事
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

お前が望んだんだ、心の底からな
―――ジャック

エドガー・ライトが描く,60年代のポップで煌びやかな世界を纏ったサスペンススリラー。

デザイナーを目指して田舎からロンドンにやってくるエリー。彼女は
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耳をすませば(2022年製作の映画)

2.8

なんかこう……なんかこうもうちょっとあるだろ!と途中から叫びたくなりました。

のだめカンタービレを水道水で100倍希釈したようなシナリオ、場面が飛びまくる編集、98年感の皆無なビジュアル考証、しばし
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5

怪盗グルーシリーズ第3作。新キャラとしてグルーの生き別れの兄弟ドルーが登場する。

80'sの音楽やジオラマ撮影を模した映像表現など,過去回帰による斬新さが特徴的。
毎度のことながら一人二役をこなすス
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.4

ドリームワークス制作による獣人たちが繰り広げるピカレスクロマン。

世界設定として「ズートピア」のような二足歩行の動物達だけが闊歩する世界ではなく,人間世界の中に異人種が存在しそれが当然の摂理として受
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

嗚呼,夢破れて四畳半あり。
―――私

京都を舞台としたマジックリアリズムを特徴的な筆致で描く人気作家・森見登美彦氏の小説「四畳半神話大系」と演劇界でその名を知られるヨーロッパ企画の上田誠氏が手掛けた
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

私はあなたに汚物をかけ,あなたをはずかしめ,あなたを見せ物とする
―――ナホム書 第3章 6節

「ゲットアウト」や「アス」で知られるジョーダン・ピール監督が贈るSFホラーの快作。南カリフォルニアで撮
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

東野圭吾原作「探偵ガリレオ」シリーズの映画化作品第3弾。
とある街で発生した不可解な少女殺害事件。複雑に人間関係が絡み合う難事件に天才物理学教授・湯川学が挑む。

多人数の容疑者を相手に推理を展開して
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

伊坂幸太郎「マリアビートル」を原作としたハリウッド作品。日本の新幹線を舞台に裏家業に勤しむ人物達が同じ新幹線に乗り合わせる群像劇。

ステレオタイプなヘンテコ日本描写や入り組んだストーリーと人物関係に
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

”ねぇルフィ、海賊やめなよ”
―――ウタ

日本漫画の最高峰「ONE PIECE」の劇場版作品。海賊王を目指す麦わらの一味が世界の歌姫ウタのライブコンサートに訪れ,その熱狂的なパフォーマンスに酔いしれ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

アメリカの田舎町で起きた少女がレイプされ焼死死体で発見された凄惨な事件。被害者少女の母親であるミルドレッド(演:フランシス・マクドーマンド)は事件の捜査が進展しないことに業を煮やし,殺害現場付近の道路>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.1

”僕はジェダイだ。かつて、父がそうであったように”
―――ルーク・スカイウォーカー

スター・ウォーズ旧三部作最終章。虜囚の身となったハン・ソロを救うべくレイアは単身惑星タトゥーインのジャバ宮殿に乗り
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.0

”私がお前の父なのだ”
―――ダース・ベイダー

スター・ウォーズサーガ旧三部作の第2章。前作でデス・スターを破壊された帝国軍は反乱同盟軍に対して逆襲を開始する。圧倒的な物量で攻め寄せる帝国軍の前にな
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

”フォースは常に君とともにある”
―――オビ=ワン・ケノービ

SF映画の金字塔,ジョージ・ルーカスが贈るスペースオペラの傑作。
ハイクオリティの特撮と斬新かつオリジナリティ溢れる物語は映画史において
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

”今後は、こう名乗るがよい。ダース・ベイダーと”
―――ダース・シディアス

スター・ウォーズ新三部作最終章。シリーズ最強のヴィランであるダース・ベイダーが誕生し,帝国の支配が銀河系に暗い影を落として
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.7

”いつかお前に殺されそうだよ”
―――オビ=ワン・ケノービ

スター・ウォーズ新三部作の第二章。激化の予感を漂わせる共和国と通商連合との戦い。アミダラ議員暗殺未遂事件の黒幕を突き止めるべくオビ=ワン・
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.0

”上には上がいる”
―――クワイ=ガン・ジン

スター・ウォーズサーガ新三部作の第一章。
老練のジェダイマスター・クワイ=ガン・ジンと若き日のオビ=ワン・ケノービ,そして運命の少年アナキン・スカイウォ
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劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

3.7

劇場版Gのレコンギスタ最終章。地球へ「レコンギスタ」を成し遂げようとするジット団を追ってビーナス・グロゥブから地球圏へ帰還したベルリ達を待っていたのは,キャピタル・アーミィ,ジット団,アメリア軍,ドレ>>続きを読む

劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

3.7

アニメ界の巨匠・富野由悠季監督が贈る”再冶金された時代”のガンダム。激化する地球圏での戦いの原因を見極めるべく,ベルリ達はクレセントシップに乗り一路,金星宙域にあるビーナス・グロゥブへ向かう。

アニ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

スティーヴン・スピルバーグが生み出した映画史に残る金字塔ジュラシック・パークシリーズ最終章。

恐竜たちを現代に蘇らせた人類が,その傲慢さと生命への冒涜によって窮地に追い込まれていく様が描かれている。
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

悪党を支え,時に悩ます謎の知的生命体ミニオン。彼らはどこで生まれ,どこからやってきたのか。怪盗グルーシリーズのエピソード0とも言うべきスピンオフ作品。

本作ではミニオン達のキャラクターにフォーカスさ
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