Ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Ryo

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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.6

イルミネーションが手掛ける怪盗グルー第2作。正式に三姉妹のパパとなったグルーは心を入替え,悪党から足を洗っていたが反悪党同盟から経験と知識を見込まれ,エージェントとして抜擢される。優秀だが能天気で大仰>>続きを読む

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.6

ピクサーやドリームワークスと肩を並べるCGアニメ製作会社の雄,イルミネーションの看板作品。悪党の中の悪党・怪盗グルーが手下である謎の生命体ミニオンズ達と共に大泥棒として名を上げるべく,月を盗もうと企む>>続きを読む

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.6

人生初のミニオンズシリーズの視聴。一流の悪党に憧れるグルーと謎の生命体ミニオンズ達の出会いの物語。
コメディテイストな進行はテンポがよく,ミニオンズ達がいちいち可愛い。

後に前作や原典の「怪盗グルー
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ランボー(1982年製作の映画)

3.6

”何も終わっちゃいない!何も!”
―――ジョン・ランボー

「ロッキー」と並びシルベスター・スタローンを一躍スターダムへ押し上げたアクションドラマ。ブロックバスター作品として著名な後続作と異なり,本作
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

「バードマン」のような疑似ノーカットではなく,人気リストランテで起きる厨房ドラマをアクションからカットまで正真正銘のワンカットで撮り切ったアイデア勝負の意欲作。

演者に追従するカメラワークとリアルタ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.4

MCUの多様性を実感できるのはまさに本作じゃないか。そう思った一作だった。

タイカ・ワイティティ節が炸裂!コメディテイストを注入し,ペプシ缶のような色使いとシャウトこだまするロックの趣を取り込んだア
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

”お前さ,タイムリープしてねえ?”
ーーー千昭

手に入れられなかった青春。自分にもあったはずの瑞々しい時間を取り戻してみたい。誰しも抱える青春への憧憬を再現し,爽やかさと甘酸っぱさを味わえる100分
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7

”無限の彼方へ!さあ行くぞ!”
ーーーバズ・ライトイヤー

世界中から愛されるピクサーの名作「トイ・ストーリー」から,主人公ウッディの相棒であるスペース・レンジャー,バズ・ライトイヤーを題材にしたスピ
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.9

”人間にも運命を選ぶ権利はある!”
ーーーオプティマスプライム

金属に生命を吹き込むエネルギーの源「オールスパーク」を求めて地球に飛来する金属生命体たち。二つの陣営に分かれた彼らの間で展開されるオー
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

日本が直面する少子高齢化社会問題。75歳以上の国民に自らの生死の選択を保障し行政として支援する制度が確立した日本が舞台となるフィクション映画。
老人たちが尽きかける命と生への執着の間で揺れ,自分が必要
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

おはよう、フェルプス君
ーーーユージーン・キトリッジ

トム・クルーズのライフワークと言えばこれ!上品でプレイボーイな英国諜報員と対を成すアメリカらしいタフなスパイ映画。「スパイ大作戦」にトム・クルー
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.9

最終作に相応しく迫力のある戦闘シーンと魔法世界らしい摩訶不思議なギミックが数多く描かれ,「賢者の石」の時に観たあのドキドキが蘇ってくる。

ヴォルデモートの弱点となる「分霊箱」を破壊するべく旅を続ける
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.8

ウィザーディングワールドの家元「ハリー・ポッター」シリーズ最終作。その前編。

「炎のゴブレット」から影を落とし始めた作品の仄暗さはさらに度合いを強めている。前作「謎のプリンス」で命を落としたダンブル
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

"考えるな、行動しろ"
ーーーピート・"マーヴェリック"・ミッチェル

OPシークエンス。静かに鼓動するシンセサイザーの響きに胸の高鳴りを抑えられない。

ミリタリーアクション映画の傑作「トップガン」
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.6

"なぜ秘密を話した!"
ーーートム・ウェイク

ロバート・パティンソンとウィレム・デフォー,老若二人の名優が繰り広げる狂気のサスペンススリラー。

全編を通して映し出されるモノクロームな映像はクローズ
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.3

アメリカの文豪J・D・サリンジャーの代理人を務めたジョアンナ・ラコフの自伝的小説を原作としたドラマ映画。
原題「My Salinger Year」の通り,世界的作家であるサリンジャーの代理人を務める中
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.4

世界中の名曲をバックにキュートな動物たちが歌えや踊れやで躍動するCGアニメーション作品。

ミュージカルとは異なり,物語の核に「歌のコンテスト」という要素を据えることで,劇中でキャラクター達が歌う妥当
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.5

"幽霊は存在する"
ーーーイーディス・カッシング

アカデミー賞監督ギレルモ・デル・トロ監督の手掛けるゴシックホラー。白と黒を基調とした映像に悍ましい血の赤が交わる。

デル・トロ監督の得意とするゴシ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

"まさに呉越同舟、私の好きな言葉です"
ーーーメフィラス

「シン・ゴジラ」から連なる特撮映画の復興と再生は「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」と名付けられ,その先鞭たる「シン・ウルトラマン」は
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.4

トム・クルーズのライフワークとなったスパイ映画の傑作「ミッション:インポッシブル」第5作。

世界最高の腕を持つIMFのスパイ,イーサン・ハントがシリーズ最強のテロ組織シンジゲートに挑む。

トム自身
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.6

"あなたは幸せ?"
ーーークリスティーン

MCUの至高の魔術師こと、Dr.ストレンジシリーズ第二作。

狂気のマルチバースを舞台に、ホラー要素たっぷりのサム・ライミ節が炸裂する。これまでのMCUとは
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.5

"資格が無くったって気にしねぇ"
ーーーマイケル・ブライス

NETFLIXで公開された「ヒットマンズ・ボディガード」の続編。
ショッキングな殺人描写とオゲレツワードが飛び交うジャンキーなアクションコ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

”俺の一日の最高な瞬間を教えてやろうか?お前が家を出るのを待つ10秒間さ”
ーーーチャッキー・サリヴァン

押しも押されもせぬハリウッドスター,マット・デイモンとベン・アフレックを一躍スターダムに押し
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

”先へ,先へ,先へ,先へ”
ーーージェシー

マイク・ミルズ監督が描くモノクロ世界のヒューマンドラマ。
主演ホアキン・フェニックスの繊細な演技とウディ・ノーマンの無垢な演技が織り成す心温まる108分間
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

”これが私の宿命です”
ーーースタン・カーライル

チープな白熱灯に照らされた見世物小屋から始まる一人の男の凋落劇。

ギレルモ・デル・トロ監督にとって初の試みとなる「超自然的フィクション」の無い文学
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

俳優としても映画監督としても成功を収めるイギリスの名優ケネス・ブラナーの半自伝的作品。

全編通してのモノクロ映像は精彩さも相まって,作品をノイズの無いクリアな仕上がりとするのに一役買っている。
また
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.4

"ゆらゆら、繊細に"
ーーーニュート・スキャマンダー

ファンタビシリーズ第3作。物語の核となるダンブルドアとグリンデンバルドの因縁のお話。
副題の「ダンブルドアの秘密」も「え,そんな感じ?」といった
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

”俺は,復讐だ”
ーーーブルース・ウェイン

ヒーロー映画全盛の現代において,あえて派手なアクションやヒーローガジェットを封印し,ダークテイストなフィルムノワールとして生まれ変わったバットマンのリブー
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

ミステリーファンの中でも名作と名高いアガサ・クリスティ原作「ナイルに死す」の映画化作品。
名探偵エルキュール・ポアロがエジプトのナイル川で起きる怪事件に挑む。

前作の「オリエント急行殺人事件」に比べ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

"消えたんじゃない。見つかってないんだ。見つかってないなら見つけられる"
ーーーサム・ドレイク

世界的人気誇るゲーム「アンチャーテッド」の映画化作品。本作ではゲーム版の前日譚となる若き日のネイトの姿
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

"君と一緒にいたい。永遠に。"
ーーートニー

ミュージカル史にその名を刻むラブロマンスの傑作「ウエストサイド物語」の映画化作品。

「ベイビードライバー」のアンセル・エルゴートとヒロイン役を3万人の
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

面白かった。面白いっていうのは素直に素晴らしいことだ。

かつて大ヒットを記録した「ゴーストバスターズシリーズ」の続編。ゴーストバスターズのメンバーであるイゴン・スペングラー博士の孫となる少女フィービ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

今もなおカルト的人気を誇る超自然的コメディの傑作。当時としては際立った視覚効果とレイ・パーカー・ジュニアの手掛ける印象的な主題歌と相まってアメリカで大ヒットを記録した。

個人的にビル・マーレイといえ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

"内省は悪徳だ。公の場でするべきじゃない"
ーーーローバック・ライト

フランスの架空都市で発行されるアメリカの雑誌「フレンチ・ディスパッチ」に掲載された4つの記事をオムニバス形式で紡ぐコメデイ作品。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

"なぜ故に 人類の友 春に散る花"
ーーー小林アタリ

ウェス・アンダーソン監督が贈る日本を舞台にしたストップモーションアニメ作品。伝染病によって追放を余儀なくされた犬たちと少年の物語。

欧米らしい
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦末期のナチス政権下にあるドイツで繰り広げられる愛らしくも切ないコメディドラマ。

監督のタイカ・ワイティティ自身が主人公ジョジョのイマジナリーフレンドであるヒトラー役をコミカルに演じるな
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