Ryokoさんの映画レビュー・感想・評価

Ryoko

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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

ひさびさに映画見て声出して笑った。
評価されてるのがわかる良い映画。
家族の再生物語なんだけど悲愴感がなく、みんな個性が立ってて、見やすくて面白い。どん底の状態から娘のミスコンに向けて団結していく姿が
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

見て良かったけど、長尺で登場人物が多く、関係性を掴むのが大変。少し予習したけどもう一度見ないときちんと理解できない気がする。

あまり感傷的な見方はしないつもりだったけれど、実験成功から原爆投下のシー
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.7

ぶっ飛んでいるこの世界観を形にしたのはすごいなと思う。役者さんたちや編集の人は大変だったのでは。マルチバース(無限)と家族や一個人の生き方(ミニマム)という超対比的なことをラストはうまくメッセージとし>>続きを読む

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

2.5

子どもと一緒に鑑賞。いろいろな意味でガッキーの存在助けられているなと。私には時間が経つのが長く感じました。
妖怪のシーンは昔の子ども向けお化け映画のような懐かしさ。まったく怖くないので子どもと一緒に見
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

出自による差別とか在日韓国人へのヘイトとか日本社会の排他的な雰囲気、過去のしがらみから抜け出せない生きにくさみたいなものを感じる。出自に関係なく受け入れてくれる人も場所もあるんだけど、孤独は変わらず「>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

3.8

不況の煽りを受け失業した夫婦が再起を図るべく静かに奮闘する姿を描く。  
感情表現や台詞での気持ちの吐露が抑えられ、でも音楽はけっこう叙情的。北欧音楽が特に印象的。音色が独特でどんな楽器を使っているの
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.8

デンマーク映画のリメイクだったのね。
911コールにかかった助けを求める女性からの電話。全てコールセンターでの電話だけのやり取りで話が進むが、集中して一気見できる。ラストにタイトル「罪」に繋がり「なる
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.5

キアヌ、お疲れ様。そしてごめんなさい。2時間半超えの連続アクションは胸焼けしてしまった。
梅田の夜の「初志貫徹」のネオンサイン、ガラスケースに飾られた兜、弓矢や手裏剣、ヌンチャクが武器の集団、歌舞伎が
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

1962年のキューバ危機の時代を舞台に機密文書の運び屋となったイギリス人セールスマンの実話。ソ連の高官との友情が温かくもバレたら処刑なので終盤はずっとヒヤヒヤ。核戦争回避の裏にこんなことがあったなんて>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

やっぱりハリソンはかっこいい!インディはかっこいい!これに尽きる。
中盤は追いかけっこをしてばかり、そして何のために追いかけ追いかけられてるのか、羅針盤がいったい何なのか、敵の目的もはっきりしないため
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.8

しばらく豚肉を食べるのを躊躇しそう。「生命をいただく」ということについて子どもにもきちんと伝えたいと思った。
金萬主義の大人たちに対して、たった1人の純粋な少女が最小限の言語とアイテムのみで事態を打開
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

影を使ったアニメが印象的。いつか必ず来るそのときのために、いっぱい「愛してる」と言いたくなる。毎日が普通に続く幸せを噛みしめる一本。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

中世のフランスが舞台の実話をもとにした決闘裁判の話。「羅生門」のように、事件前後の被害者の夫、被告、被害者(妻)の三者三様の目線が描かれる。
話す人物が違っていたり、心に刻まれた言葉が違っていたりそれ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

水俣病を題材にハリウッドの監督が映画を作った。ジョニー・デップやビル・ナイのような有名俳優が制作に加わって。完全に教科書の用語として頭の片隅にあったこの問題について、考えるきっかけを与えてくれて、見て>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍の3年間て、社会の閉塞感が強まり、生きにくさも増して、経済的にも精神的にも疲弊する人が増えて、本当悪夢のようだったなと思う。コロナ禍を題材に世の理不尽さやよくいる嫌なやつを上手く際立たせて表現>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

霊媒師にゴーストが宿る家、そして殺人事件。ミステリーにうってつけの要素が集まり、ホラー感もあり面白かった。
ゴーストなど非科学的なものは信じないポアロが感じる気配、俺はおかしいかも?となりつつも、恐い
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ケネス・ブラナー版ポアロの第二弾。
オリエント急行は話を知ってたけど、こちらは何も知らずに見たためけっこう没入して楽しめた。
旦那が犯人だったら面白いかもと思ってたら予想外の人と共犯だった!
真相は私
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

リトルマーメイドの世界観は十分に感じられる。海の中が凄く綺麗だったし、イメージとは違うと言われたアリエルもこれはこれで良いのでは。カニ、鳥、魚がそのまんまカニ、鳥、魚。
海を荒らし人魚の世界と人間界を
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

殺し屋の主人公の心の声をずっと聞いている作品。不穏さを感じさせる粗く暗めなカラーもフィンチャーらしく、もうその世界に取り込まれるよねって感じ。
マイケル・ファスペンダーもかっこよかったです。ストーリー
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

湯川、薫、草薙のタッグ、さらに今回は草薙の葛藤がよく見えて、密かな北村一輝好きにとっては嬉しかった。映画なら前2作の方が好きだけどガリレオシリーズはハズレない。今回の犯行も愛ゆえなんだけど共感性は薄か>>続きを読む

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.5

変わり者の隣人と空き巣相手にリベンジする痛快ものかな?ゆるく見れるかな?と思いきや、後半のバイオレンスへのギアチェンジはびっくりした。けっこうスリリング。幻で見えたピエロみたいなやつは死神かなにか?>>続きを読む

サバハ(2019年製作の映画)

4.0

イ・ジョンジェとパク・ジョンミンの出演が気になって。けっこう面白かった。

怪しい新興宗教の実態を暴くことを生業にしている牧師(イ・ジョンジェ)が、ある宗教団体を調べていくうちに、謎の教祖の存在や殺人
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.2

いやいや、キャストはパーフェクトと思ってだけど、面白さもバイオレンスも予想以上だった!終始緊張感とヒリヒリが半端ない!
直接的な描写は抑えめだけど、人身売買とかけっこう見ているのが辛いシーンもあり。万
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

3.5

娘の映画館デビューはプリキュアでした。

オールスターのための舞台設定。ドラゴンボール展開で驚いた!
もう少し旧キャラの活躍が見たかったけど、スカイとプリズムメインだったかな。
各プリキュアの名言、名
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映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日(2020年製作の映画)

3.5

タイムループもの。ヒーリングッドの舞台になってる街の雰囲気が良い。東京ではないどこかの温泉と緑がある街。

映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

3.5

子どもの時に見た大山版とほとんど変わりなし。ペガたちとの友情が泣ける。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

こういう偏屈で困ったおじさんいるよね、というカウボーイの男を演じたカンバーバッチがよかった。好きな俳優なのに映画中盤まで顔見るのも嫌なくらい嫌いになっていました。完全な男社会。あんな義兄がいるなら私な>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男とか女とかトランスジェンダーとかの色分けを超越した愛の形を純粋に見ていたかったなぁと思ったけど、予想以上に重い展開で参った。

いちかにバレエを続けさせるために、髪の毛も切って女性としてありたいとい
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