りょうたさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

未亡人館の惨劇(1971年製作の映画)

3.8

ハンマーによって母親を殺されたエリーが入ることになった養護施設。そこでは経営する未亡人と助手の男が子供たちを厳しく管理し、脱走を試みた者が次々姿を消していた。
登場人物の行動が意味不明だったり謎に盛り
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バナナ・スプリッツ・ホラー(2019年製作の映画)

4.0

子供番組の公開収録にやって来た親子連れが暴走したキャラクターに襲われる話。着ぐるみじゃなくてロボットなんだ!てのがまずびっくり。子供たちには手を出さないのはいいけど、大人たちが殺されすぎ。でかいキャン>>続きを読む

秘密と嘘(1996年製作の映画)

4.1

養母を亡くしたばかりの黒人女性ホーテンスは、実母を探した結果シンシアという白人女性だと判明し会いに行く。シンシアはまもなく21歳になる娘ロクサンヌと2人暮らし。弟夫婦からロクサンヌの誕生パーティーの誘>>続きを読む

暴走機関車(1985年製作の映画)

4.2

脱獄した2人の男マニーとバックが乗り込んだ機関車で機関士が心臓発作を起こして転落、制御の効かなくなった機関車は暴走を始める。一方でマニーに3度目の脱獄を許した刑務所長は、執念で2人の行方を追っていた。>>続きを読む

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.8

大学教授のマイケルが怪我をした隣家の子供を助けたことで隣人オリバーとの付き合いが始まる。でもどこかおかしい。郵便は間違えて届くし、モールの設計をしていると言うが設計図はモールのものではない。不審に思い>>続きを読む

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

3.9

船の上で生まれ生涯一度も船を降りなかったピアニストの話。モリコーネの音楽がやっぱりめっちゃいい。トランペット奏者との友情に熱いものが込み上げる。最後はあまりに切ないけど、船を降りられないなら他の船に移>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

1960年代アメリカ南部。作家志望のスキーターが、メイドとして働き酷い扱いを受ける黒人女性たちを取材し、障害と戦いながら本を出版するまでの話。
エマ・ストーン、オクタヴィア・スペンサー、ジェシカ・チャ
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ポケットいっぱいの涙(1993年製作の映画)

3.6

韓国人の経営する食料品店で黒人少年ドッグが衝動的に店主を射殺、金と防犯カメラのテープを奪い逃走。その時一緒にいたケインは殺人に加担しなかったが、あるパーティーの後従兄弟と共に襲撃を受け従兄弟が命を落と>>続きを読む

クリッター(1986年製作の映画)

3.5

宇宙の刑務所を脱獄したクリッターが地球に逃亡してきて街を襲う。いや、実際にはあるひと家族を襲うという規模の小さな話。クリッターを追ってやって来た2人のハンターの方が余程いろいろ破壊してる。クリッターは>>続きを読む

誕生日はもう来ない(1981年製作の映画)

3.0

優等生グループ“トップテン”のメンバーであるバージニアは、過去の事故により記憶を失っていたが手術が成功したことで回復しつつあった。そんな中メンバーが1人また1人と行方不明になる事件が起こる。
殺し方が
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

4.1

極悪非道な賞金稼ぎロコと、過去に両親を殺され自らは喉を切られて口がきけなくなった殺し屋サイレンス。ロコに夫を殺されたポーリーンから殺害を依頼されたサイレンスは、先に銃を抜かせようと挑発するが乗ってこな>>続きを読む

カットスロート・ナイン(1972年製作の映画)

3.6

雪道を進む一台の馬車。乗っているのは7人の囚人と、護送の任にあたるブラウン軍曹とその娘。囚人の中には軍曹の妻を殺した犯人がいる(らしい)。途中山賊に襲われ馬車を失うと、鎖に繋がれ更に怪我人も抱えた状態>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.5

再会したピアニスト、秘密のパーティー、詮索するなという脅し、ある女性の死。何とも不穏な空気が漂うが、実際はなんて事はない。妻から性の欲望を告白され、もやもやした夫が冒険を求めて街へ繰り出し、勝手にいろ>>続きを読む

マニアック・コップ(1988年製作の映画)

3.7

ニューヨークで連続殺人事件が発生、目撃証言によると犯人は警官らしい。警察の信用は失墜し、善良な警察官が市民に殺される事件まで発生する。事件を捜査していた刑事は、過去に収監され囚人によって殺されたある警>>続きを読む

ノクタ(2019年製作の映画)

4.0

童貞40歳の誕生パーティー。集まったのはゲイカップルにレイシスト…そこにゴスな少女ノクタが現れる。無理矢理酒を飲まされたノクタは生理痛も相まってトイレで大変なことに。実はヴァンパイアだった彼女によって>>続きを読む

ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.9

実家で暮らすジャックは35歳の誕生日に両親を亡くし、実家を売却することに。子供の頃からずっと一緒だったテディベアのベニーも処分しようとするが、ベニーは意思を持ちジャックに対する愛から邪魔者を殺し始める>>続きを読む

ナイトメア・シスターズ(1988年製作の映画)

3.0

イケてない女子3人組がイケてない男子3人組を女子寮に呼び、水晶を使って降霊会を行うと女子がグラマラスな美女に変身。彼女たちは男を誘惑して殺すサキュバスになってしまう。後を追ってきた男子寮の先輩が次々餌>>続きを読む

デッドライン〜「恐怖の極限」とは何か?あるホラー作家の衝撃の体験!(1980年製作の映画)

3.9

ホラー映画の人気脚本家のスティーヴンは妻との関係が悪く、3人の子供には仕事の邪魔をされプロデューサーからは新作の脚本を催促される。ある日スティーヴンが脚本を手掛けた、首吊りシーンのある映画「死刑執行人>>続きを読む

真夜中の狂気(1986年製作の映画)

3.4

友人同士の集まりに向かう途中、立ち寄った車の整備場にいた2人の男が仲間に加わることになる。到着後しばらくすると男の態度が豹変、集まった若者たちを恐怖に陥れる。
決着の付け方は嫌いじゃないけど、そもそも
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フランケンフッカー(1990年製作の映画)

4.3

婚約者であるエリザベスの父親の誕生日にプレゼントした芝刈り機の事故により死んでしまったエリザベス。頭部を持ち帰った彼氏のジェフリーは、体の他のパーツを揃えるため街に出て売春婦を集め、嵐の夜に雷によって>>続きを読む

チャイルド・ゾンビ(1980年製作の映画)

3.6

放射能の霧に包まれたスクールバスに乗っていた子供たちが行方不明になる。その後発見されるが、両手を広げて近づいてくる彼らに抱きつかれた大人は全身が焼け爛れ死に至る。
従来のゾンビとはだいぶ趣が違う。弱点
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

ベルファストの俯瞰映像に重なる音楽、そこからモノクロの本編に繋がる冒頭の流れが素晴らしい。カトリックとプロテスタントの対立の歴史なんてもちろん知らないけど、平和な日々の営みから一転、選択を迫られる家族>>続きを読む

テラー・ファーマー(1999年製作の映画)

4.0

こんな下品な映画見たことない。エロくてグロくてゲロまみれウンコまみれで最高!って言っちゃうのはさすがに憚られるか…かなり好きだけど、微妙な距離感の相手に勧めるのはやめておこう。

地獄に堕ちた勇者ども(1969年製作の映画)

4.5

1933年、ナチス台頭の時代のドイツ。鉄鋼王エッセンベックの一族の間で起こる骨肉の争い。忍び寄るファシズムの足音。親衛隊による突撃隊粛正の衝撃。権力を手にしたかに見えた男の栄光と没落。悲劇的な終末。退>>続きを読む

キスト(1996年製作の映画)

3.5

死に魅了された少女は大人になると葬儀社で働き始め、死体とのセックスに没頭するようになる。彼氏ができても満たされない彼女は、彼氏の制止も聞かず夜な夜な死体安置所へと出掛けていく。彼女への愛が報われない彼>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

AI搭載のお友達ロボットが暴走する話。テクノロジーが進化した現代版のチャイルドプレイみたいな感じで新鮮味はないけど、ミーガンの美少女ビジュアルで残酷なのはなかなかいい。でも犬はかわいそう。

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.7

父親と2匹の犬と別荘にやって来たベッキー。そこに父親の彼女と息子が現れ結婚すると告げられる。思わず家を飛び出した間に、脱獄犯が3人を人質に取りやがて父親が殺されてしまう。そこからベッキーによる脱獄犯た>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

事故で死んだ父親の跡を継いで牧場を経営するOJと妹のエメラルドが、雲の影に潜む謎の飛行物体を発見、撮影してバズらせ一儲けしようと目論む。
考察読んでないからスティーヴン・ユァンとチンパンジーのシーンの
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

始まりは「マンディンゴ」や「それでも夜は明ける」みたいな南北戦争の時代の黒人奴隷の話かと思ったら、携帯が鳴って今度は先祖から続く憎しみの連鎖みたいな話になっていくのかと思ったら、え、そっちなの⁉︎って>>続きを読む

VS狂犬(2019年製作の映画)

3.2

四肢麻痺の少女と凶暴化した犬との戦い。ジャケットのレトロな感じと違い、割とちゃんと作られてて逆に拍子抜け。不自由な体を駆使して、戦うというよりひたすら逃げる。だから中盤まあまあ退屈でもあった。面白くな>>続きを読む

レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

3.0

家族3人で借りた丘の上の家で怪奇現象に襲われる話。どこかで見たようなシーンの連続。家から逃げ出して散々歩いてまたその家に戻っちゃうとか、このパターン何回見ただろ。
原題は「You should hav
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

3.9

肉屋の水牛が逃げ出し村人総出で牛を追う。見つけても暴れるから逃げてはまた追う。その繰り返し。せっかく井戸で捕まえてもまた逃げられ犠牲者も出す始末。もっと計画的にやったら?村人たちはみんな口が悪く喧嘩っ>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.1

麻薬組織のアジトである30階建てのビルにSWATチームが乗り込む。
圧倒的な数で襲い掛かる敵をその肉体と武器で次々なぎ倒していく新人警官ラマ。いやー爽快。武器を捨て自ら肉弾戦を挑むマッドドッグも敵なが
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

90年代の微妙な実写化から時を経て、今回の映画化は期待を裏切らない素晴らしい出来だった。大人も子供もたぶん純粋に楽しめるエンターテイメントで、世界中を魅了した世界観を存分に堪能できた。マリオを散々プレ>>続きを読む

メシア・オブ・ザ・デッド(1973年製作の映画)

3.7

静かで雰囲気重視のゾンビ映画。他のゾンビ映画と違い見た目は普通の人間。人としての意識もあるみたい。目から血を流したらゾンビのサイン?映画館で周りを固められていくの普通に怖かった。映画のシーンを無駄に流>>続きを読む

アサイラム・オブ・サタン(1971年製作の映画)

3.3

目覚めると入院していた病院からプレザントヒル病院という療養施設に転院させられていたルシーナ。そこの院長スペクター医師は悪魔の手下で、処女の生贄を捧げるためにルシーナを誘拐したのだった。婚約者のクリスと>>続きを読む