ずっとしんどかった。途中から、何かをどうにかしたら彼女が救われる道はないものかと考えながら見ていたが、残念ながら何も思い浮かばなかった。ただ愛されたいだけだったのにね。
トリアーの『アンチクライスト>>続きを読む
ずっと観たかったやつ!原恵一監督デビュー作。Amazonプライムに追加されててようやく観られました。面白かった!
前半の『お約束』から、後半は一気に大人のドラマだった。浄瑠璃のくだりとか、ラストの畳>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白かった!全然意味わからん!!
「住んでるアパートの周辺がめちゃくちゃ治安が悪い」
「帰ってきたら『毒グモ注意』って張り紙が貼ってある」
「静かに寝てるのに夜中にドアの隙間から『静かにしろ』って紙>>続きを読む
ウェス・アンダーソン作品初鑑賞。素晴らしかった。キューブリックを思わせるような完璧な構図。シニカルで穏やかな笑い。奇妙で愛おしい世界。面白かった。俳優陣が豪華過ぎたが、この人の映画ならそりゃみんな出た>>続きを読む
面白かったー!映画と芸術と、(おそらく)ありふれたアメリカの家族の話。これは映画館で見たかったなぁ…
曲がりなりにも映画を撮ったことがある側の人間なので、自分が撮ったフィルムが出来上がる感動。新しい>>続きを読む
ビクトル・エリセ31年振りの新作。それだけでも見る価値がある。そして期待に違わず素晴らしい映画でした。
おそらく老境に差し掛かった監督自身を大きく反映させているのだろう。老いや死が色濃く反映されたス>>続きを読む
かつて大恋愛の末に結ばれたものの、お互い仕事が忙しくてすれ違う若き夫婦、妻を狙うライバルの策略で貶められる夫、しかしライバルのアプローチにも屈しない妻、支えてくれる仲間の励ましで元気になって自分の煮え>>続きを読む
映画館で観たのは初めて。もう20年以上前の映画なんだね。圧巻だった。虚構と現実をシームレスに描けるのもアニメーションの強味だよなぁと感嘆。愛、芸術、現実、夢想、重いテーマを扱いながらももお仕着せがまし>>続きを読む
ちゃんと観たのは10年以上振りだったろうか?鬼才タランティーノ、伝説のデビュー作。ほとんど完璧だと言ってもいいくらいに非の打ち所のない映画だった。マスターピース。
異様なレベルで全部素晴らしい音楽、>>続きを読む
リバイバル上映にて20数年ぶりに鑑賞。良かった。
当時と違って、ガールミーツおじさんな物語のおじさん側の年齢になって改めて見て、不器用な人たちが精一杯生きる、そこはかとない切なさが刺さった。幸せにな>>続きを読む
あのギャスパー・ノエ監督がこんな作品を?とちょっと思ったけれど、人間の嫌な面を描くという点ではブレていないのかもしれない。死と老い。何もそんなところまで描かなくてもいいのにというくらい、最高に嫌な最高>>続きを読む
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横溝正史とラヴクラフトを合わせたような丁寧な前振りからの妖怪わっしょい。面白かった。確かにこれは銀座のパーラーでクリームソーダを喫したくなりますね……
しかしミステリーなのかファンタジーなのかの塩梅>>続きを読む
素晴らしかった。エキセントリック故に生きづらさを抱えた主人公が居場所を得て成長してゆく成長譚でもあり、後半は骨太な戦争映画でもあった。
戦争のど真ん中ではなく、戦争によって日常が変わってゆく市井の人>>続きを読む
悪ふざけを集めたショートコント集のような、でもちゃんと1本としてまとまっているような、不思議な映画だった。面白かった。人が生きるとか死ぬとか、天下を取るだとか、所詮どうでもいい、何でもないことなのかも>>続きを読む
大昔、まだ子供の頃にテレビで見て以来だったかもしれない。
出てる人全員の歌とかダンスとかが素人目に見ても異様過ぎてちょっと引くぐらいのレベルだった。歩き方だけであんなにカカシを表現出来るもの?おかし>>続きを読む
ちゃんと観たのは15年振りぐらいなんじゃなかろうか。ゾンビ映画の祖。怖いのはゾンビというモンスターじゃない、人間なのだ。ロメロのゾンビ映画が特別なのは人間を描いているからだと思う。色褪せない名作でした>>続きを読む
面白かった。ゴジラのテーマ曲の使いどころがとても良かった。映画史を紐解いても、これだけ魂が震える映画音楽はそうそうないんじゃないかと思う。
直近なのでどうしても『シン・ゴジラ』と較べてしまうのは仕方>>続きを読む
ラース・フォン・トリアーレトロスペクティブにて鑑賞。素晴らしかった。性と愛、対話と哲学、生と死、人間の深いところを描いた傑作。
誰にもオススメ出来ないけど、僕のベスト映画のひとつになりました。
映画館>>続きを読む
凄かった。全然分からんかったけど、圧倒的に凄まじいものを浴びせられた感覚。画の密度、執念のようなもの。こんな悪夢的な映画体験をしたのはいつ以来だったろう。
ラース・フォン・トリアーレトロスペクティブにて、ディレクターズカット完全版で鑑賞。映画館で観ることが出来たのは本当に幸運だった。
ほとんど非の打ち所のない完璧な映画。凄まじかった。文字通り全てをさら>>続きを読む
とても良かった。暴力表現は原作よりも随分マイルドになっていたけど、その分細かい心の機微に焦点が当たっていて、映画ならではだなぁと好印象だった。
ミホ女王様役の菜葉菜さんが特に素晴らしかった。2人が事>>続きを読む
最後は泣いたしすごくいい映画だったと思うんだけど、前半すごく眠くてめちゃくちゃ寝ちゃった。
静かな夜のシーンが多くて、海の音とか波の音とか、BGMも瞑想するようなのが多くて、何よりベッドで寝てるシー>>続きを読む
凄かった。ジーナ・ローランズの圧倒的な存在感。ずば抜けたリアル。
さすがに随所に古さを感じないこともなかったが、とても50年も前の映画だとは思えなかった。これはもっと早くに観ておくべき映画だった。ま>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。ステーキハンバーグエビフライ弁当みたいな映画。食べたいおかずが全部入っててお腹いっぱい。最高かよ。面白すぎて泣いた。
そんなにマリオシリーズやってなくてもこれだけ楽しめたんだ>>続きを読む
地味だけど良作。若者と年長者が交流し、どちらかが(或いは両方が)変化するというのも物語の定番だなと思いつつ、アダルトショップのオーナーと大学生アルバイトという設定が絶妙過ぎる。
モンゴル映画は初体験>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃしんどかった…。ネットとかだと『超ド級の胸糞映画』なんて言われてるみたいだけど、その看板に偽りなしだった。
要は虐待、あかん!って話なんやけど、そんな安易な結論じゃなくて、どうしてこうな>>続きを読む
初日に鑑賞。熱かった。
庵野さんの画作りと動き、カッティングのけれん味はちょっと他の追随を許さない領域に達しつつあるような気がする。芸風は全く違うけど、キューブリックを彷彿とさせるような所がありまし>>続きを読む
実話を元にしたお話。愛とは?神とは?奇跡とは?という重厚な物語。お腹いっぱいでした。
しかし『修道院』という舞台は本当に映画に向いてるよね。閉鎖的で、利権がぐるぐるして陰謀が渦巻いてて、それでも表面>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最初15分くらいは正直、ん?って感じだったんだけど、そこからずっと面白かった。
おそらくテーマのようなものをひと言で言うならば、相互理解とか愛とか可能性みたいなことなんだけど、そこに至る過程のカオス>>続きを読む
序盤ちょっとウトウトしちゃったけど後半はググッと面白かった。楽しみにしていたアミターブ・バッチャンは思ったよりチョイ役で残念。ディカプリオとトビー・マグワイアが友達の役なのは熱いね。
分類するとした>>続きを読む
とても良かった。『好き』を追いかけるお話。
この歳になると、好きを追いかけ続ける難しさなんかも知ってしまうわけだけど、だからこそ、『魚が好き』だけをひたむきに追い続けるミー坊は眩しくて尊かった。いい映>>続きを読む
どんなお話だったのと聞かれると何ひとつ説明出来ないが、強烈なイメージの断片がこれでもかと重なり合った狂気の箱庭のような映像体験だった。
アニメーション、とりわけ人形を使ったアニメーションは、この作品>>続きを読む