ゴーディさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.3

ギリギリアウトなブラックコメディ作品。

ブラックコメディの諸々のボーダーラインってかなり繊細でとても難しいと思う。
今作はもちろん馬鹿馬鹿しくて面白い所もあるけど個人的にかなり厳しかったなぁという印
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

下北沢K2シアターで鑑賞。

イーニドに終始イライラするも自分とは不関係とは思えない思春期のあるある。
思春期が既に終わった今観ると自分の痛々しさと身勝手な行動で誰かを傷つけてしまった事があるからこそ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ヨルゴス・ランティモス監督最新作。
先行上映で鑑賞。

変な映画だった。
確かに飽きないし面白いんだけどちゃんと咀嚼して理解できたかどうかと言われると全く自信ない、、
難解というよりかはチューニングの
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

ヨルゴス・ランティモス監督作品。

安定の不穏な雰囲気が溢れている。いわゆる時代劇だけどこの監督の特徴が顕著。さすが!
そして大女優3人の演技がとてつもない。エマ・ストーンがあそこまで腹黒く性格が悪い
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

ヨルゴス・ランティモス監督作品。

約4年前くらいに一度視聴しており二度目の鑑賞!
やっぱり安定の不気味さと不穏な雰囲気が堪らない。静かにそして淡々としかし確実に日常が狂気へと変わっていくシークエンス
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

ヨルゴス・ランティモス監督作品。

さすがの世界観!
こんな不穏なのに何故か一定の吸引力があるのは監督の画作りがとても巧いからだと思う。
特に誰目線なのかわからないような不思議な画角の映像が秀逸。
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.3

浅野いにお原作映画。

よくわかりませんでした!
結局この作品は何を伝えたかったのか、はたまた何を感じ取ればいいのかわからなかった。
ただ中学生の痛々しさは大変伝わってきたし体当たりな演技も凄い。
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.9

エドガー・ライト監督作品。
なにこれ面白い!
この監督特有のギャグセンスがとても心地よくてずっと観てられる。
しかも意外な人たちも出てきてて驚き。クリス・エヴァンスの顔なんか変だったような気がするんだ
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.7

ミシェル・フランコ監督作品。
あまりに冷徹で残酷なディストピアで見るのがかなりきつい映画。
抑圧的な軍事国家が行き着く先がこの社会なんだろうなと思う。そしてどこかで実際にこのような悪夢が現実として実在
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

デヴィッド・フィンチャー監督作品。
実際の未解決事件を基にしたサスペンススリラー。マーベルかと思うような俳優陣の並びだけど内容はとても重厚で見応えあり。
しかもさすがデヴィッド・フィンチャーだなと思う
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生きる(1952年製作の映画)

4.2

2024年映画初めはこの作品。

レントゲン写真から始まり役所のたらい回しまでの一連のシーンでこの作品に惹きこまれていた。
そして語り口もとても巧い。志村喬演じる渡邊が公園建設までの奔走するシーンをエ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

ヴィム・ヴェンダース監督最新作。

2023年映画納めはこの作品にしました!
映画ランキングが固まってきたところで映画納めに丁度良いかなとか気軽な気持ちで観たら完全にランキングが変わりました^_^
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

エメラルド・フェネル監督最新作。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」がとても大好きな作品だったので期待して鑑賞。
やはり流石の手腕をお持ちでした!
映像一つ一つが凝られているし、単純に物語が面白い。
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.8

新進気鋭の加藤拓也監督作品。
劇団た組による演劇を映画版に自身でアレンジした作品。
これはなかなか重すぎる。
倦怠カップルものは沢山あるけどこれはこれでめっちゃリアル。こんなの観たらもうどうすれば良い
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

韓国製航空パニック映画。
ソン・ガンホのパワー系刑事役とかそれだけで最高じゃないですか!
さらにはイ・ビョンホンの過去に囚われている元パイロット役とかもどこかで観たことあるけど良い!
全体的にとても面
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

韓国映画の日本版リメイク。
岡田准一と綾野剛ののたうち回るアクションがめちゃくちゃ面白かった!
そして韓国映画っぽい顔のドアップだったり音楽の演出とかもとても良い感じ。
藤井道人監督がどんどん格を上げ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

今年のクリスマス映画はこれにしました!
何回観たかわからないくらいの傑作。やっぱり良い映画ですね!
最高でした!

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

めっちゃ面白い!
変に高尚ぶらず、しっかりと王道な面白さと抜け感のある演出が最高。
それでいてモンスター造形とか途中の迷路みたいなやつとかあまり見た事ないものがたくさんあって楽しめる作品!
できれば劇
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.8

意外と良作!
ワンシチュエーションものだけど物語が二転三転するから全く飽きずに楽しめる。
全然予想していなかった斜め上いく感じとか中島裕翔の好演っぷりがとても良かった!

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

マーティン・マクドナー監督作品。
小難しい映画。
いきなり親友から嫌われてなんで?っていう話だったけどどういう気持ちになれば良いのかわからない。ずっとふわふわして観ていた。
言葉通りの考えさせられる映
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(2023年製作の映画)

3.8

北野武監督作品。

北野映画はほとんど観たことがなかったため本作が初のたけし映画。
とても変な映画!
ずっと滑稽な人間喜劇を観ているかのような感覚。これが北野映画かと少しくらってしまった。
正直退屈な
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.0

いつか観ようと思っていた作品。

言葉選びや色彩がとにかく豊かで観ていてとても心地良い。
この映画を観たら少し幸せになれるような世の中の見方が少し変わるようなそんな作品でした!
映画館で観れて本当に良
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.7

コメディなスリラー映画。

主演コールの成長物語としても良いけどサマラ・ウィーヴィングのイカれ具合が最高。この人に銃を持たせたら危うさしかないしこれでもかというくらい映える。
できればこっちのビーにフ
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.5

見えない目撃者ならぬ聞こえない目撃者。

韓国のサイコスリラー映画の特徴をたくさん感じられる。路地裏爆走シーンや無能警察官などさすが!
ただ殺人鬼にしては少し物足りない。爪が甘すぎるからどうせ逃げれる
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.2

石井裕也監督最新作。

この映画が上映される2週間前に公開された「月」とは全く違うジャンルの作品。こんなに振れ幅のある二作を同じ監督が撮っているとは思えない。ほんとに多才な監督!

この監督は常に社会
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

山崎貴版ゴジラ作品。

映画好き界隈ではこの監督の名前があがる度ひやりと何かを感じる。常に賛否両論というか否の割合の方が高いイメージ。
そんな監督の最新作、しかもあのゴジラ作品を手掛けるということでい
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.7

フランス産ヒーロー?映画。

全く期待してなかったけどめちゃくちゃ面白かった!
マーベルとDCのパロディ映画になってるけど全然嫌な感じがしなくて最高。
ピタゴラスイッチ的な展開のアイデアがたくさんあっ
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

白石和彌監督作品。

ピエール瀧×リリー・フランキーの怪演に脱帽。そしてその二人に負けず劣らずの山田孝之。この俳優陣が集まればそりゃ傑作にしかならないですね!

山田孝之のラストの表情が最も凶悪。

(2023年製作の映画)

4.1

この映画を観た後どんな感想を述べても嘘のように偽善のように感じられてしまうから一言だけ。

「私はあなたを認めない。」

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.2

今泉力哉監督作品。

常に男女の関係における感情の機微を繊細に描いてきた今泉力哉監督。
本作では人をわかるということの不可能性と矛盾を淡々と描く。

人をわかるということは何をわかることなのか。その人
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

大九明子監督×バカリズム脚本。

お二人とも好きなため思い切って鑑賞。
バカリズム脚本だからこその一癖も二癖もある展開が面白い!
ある程度のバカバカしさがあり何も考えずに見たい時に最適だと思う。
ただ
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.7

「悪魔を見た」のキム・ジウン監督作品。

韓国の古典ホラーみたいだけど流石に怖すぎた。ずっと不穏な何かが画面全体を覆っているしジメジメとしたJホラー感も相まってきつい。
切なく哀しいラストも韓国映画っ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.2

初めての岩井俊二監督作品。

いや、、辛かった、、
長すぎて最後の方どうでも良くなってきて早く終わらないかなと。
岩井俊二監督のセカイ系みたいな独特の雰囲気が単純に合わなかった。残念です。

ただアイ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

シャーリーズ・セロン主演のアクション映画。

さすがのセロン姉さん👏
階段のアクションシーンがとてもお気に入り。
ただ終始暗くて意外と考えさせられるような映画だったため少し想像していたものと違った、、

ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.7

さすがの韓国映画、、
閉鎖的で前世代的な考え方が蔓延る島の最悪な人間関係からのこれでもかという地獄絵図。
ここまでやるのが韓国映画だよなと思わせる程のグロ描写がとにかくきつい。
ただラストの色々なもの
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スマイル(2022年製作の映画)

3.6

プロモーションがだいぶ成功した作品。

純粋に怖くて楽しめた!
ジャンプスケアがしっかり全部怖いし飽きさせないように定期的に驚かせてくれるところもさすが!
ただ続編はちょっとむずかしそうだな、、