我らがニコラス・ケイジが出演してるB級映画を!
と思って観たらけっこーよかった。
アメリカ南部の、明日を考える理性を持つことを拒絶するような貧困と閉塞感がジリジリと伝わってくる映画。
そんな中、自分>>続きを読む
ひっさびさに腹抱えて笑った映画。
マーベルのヒーローものなのにノーマークだった。
ブレードランナーやフィフス エレメントみたいな、未来SFなんだけど画面から感じる土っぽさが好み。そして土っぽい映画の>>続きを読む
選択に選択を重ね、未来はいくつにも分かれていく
あのときああしていたら
ああしなかったのなら
その先は?
先とは?
難解な量子力学や哲学をセンスいい映像で問いかけて、鑑賞者にちかしい恋愛や人生観に落>>続きを読む
二回目の鑑賞。
自分のなかに澱がたまってくるとなぜか見たくなる。
圧倒的な暴力、不条理に対して、人はどうすることができるのか。
生き延びたのはどんな人間だったのか。
独特の間合いが◎
サングラス、車、着ているシャツの模様全部から時代をかんじて最高。
"君を追うものはいないよ"
トムハンクスかっけー。
LAの夜景のキラキラした粒子と、ジェイクギレンホールの目つきと、狂ったように踊るバルーンと、音楽が記憶に残ってる。
知性というか論理だけを積み重ね続けた人間はどこか破綻している。
目に力がある役者を>>続きを読む
2009年にソマリアで実際におきた海賊事件を描いた映画。
トムハンクスの演技と、海賊リーダーのギラギラとした目が、映画へと引き込んでいく。
極限状態でのキャプテンの仕事ぶりに痺れる。責任感。
終始ラリってる私立探偵が元カノのために奮闘する。
意味がわからないストーリーだけど、70年代のLAヒッピーカルチャーと肌が合う人は是非。
服装、セリフ、音楽、ドラッグ。どれも小気味がいい。
豪雨のシー>>続きを読む
大学受験に失敗し、偶然すすんだ先が一年間の林業研修。
ケータイの電波が通じない山奥で、山の男として成長していく姿を描いている。
自分の身体をつかって働くことの気持ちよさ。そしてその仕事を通じて、五感>>続きを読む
"ごえん"を拾うか拾わないか。
柳楽優弥の演技と最後の輪ゴムがこえー。
ちょうど浪人中のときだっけ、無気力で街をさまよってるときに、ポスターの雰囲気に惹かれて映画館に入った。
タイのゆるく流れる時間を丁寧に切り取っていたり、ハンバートハンバートの主題歌が響いて、三回映画館>>続きを読む
中学のときの交換留学、アメリカの保健体育の授業でみた。映画の内容も衝撃的だったけど、この映画を中学生の保健体育でみせるアメリカの教育に度肝ぬかれた。
アメリカのアッパーミドルのティーンは、この映画の吸>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
薄っぺらい人間たちの薄っぺらい関係のなかで、ラストの市原隼人と大島優子の二人乗りにキュンキュン。
山田孝之と新井浩文はいい役者。
クライマックスにむけて昇華されていくドラムの轟音。
鳥肌が立たないわけがない。
映画の内容は、ジャズ音楽家の菊地成孔と映画評論家の町山智浩の喧嘩をみるといい。二人のやりとりがセッション。笑
おおかみこどもみたいな号泣を想像してたらちょっとちがった。
映像は綺麗で引き込まれる。
もうすこし泣かしてもらいたかった。
"人と人は触れ合いたいんだよ"
まさにこの一言を表した映画。
近しい人がもっとも遠く感じられたり、憎しい相手の優しさにふれたり、無関心だからこそある人を助けられたりする。
人種差別の映画としてではなく>>続きを読む
見終わったあと興奮してチャリンコずっとこいでた。
内容は覚えてない。
お父さんの頭のなかで指揮をとるのはイカリ。お母さんの頭のなかで指揮をとるのはカナシミ。
ライリーではヨロコビとカナシミが奮闘してた。
自分の頭のなかはどうだろう?そんなことを考えた。
人の内面の機微を少ないセリフと間で表現しようとする邦画にはもうお腹いっぱい。眠たくなっちまうぜ。
美大卒の伊勢谷友介はオシャレ。