塩けんぴさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

ペンタゴンペーパーズを鑑賞後、ウォーターゲート事件について少し調べてから鑑賞。
情報を流していたのが、まさかの副長官。こんなに強力な内部告発者はいないだろうな。
あくまでFBIを守り、国を守るための行
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.7

おそらく公開当時は、時系列の入れ替えや画面から伝わる洒落た雰囲気が斬新だったんだろうと思った。オープニングの曲の入り方はテンションが上がった。見終わった印象は「これぞ洋画だなぁ」だった。
ファミレスを
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

因縁の対決クリードvsドラゴ。
リングに立つ理由を自分で見つけたクリード。親の思いを背負い、憎しみと戦ってきたドラゴ。自分の人生を動かそうとするロッキー。
登場人物全員の人生ドラマが詰め込まれていた。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

ベトナム戦争における機密文書を報道することについて、ワシントンポスト側からみたストーリー。
報道することで逮捕されてしまう可能性もあるなか、“報道の自由”のために奔走する記者たち。
タイムズと競い合う
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

1961年のウエストサイド物語の印象が強すぎて、ラストのシーンが淡白に感じてしまった。思い出補正かな。
映像は綺麗だし、ダンスパートは迫力があった。
大幅な新しい解釈はなく、ストーリーそのものは一緒な
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.5

全てが薄味だった。
電車がトランスフォームしたり、車からどんどん武器が出てきたり、ポーニィが可愛かったり…という良いところはあったけれど、もう少しHの言動の理由とかが詳しく知りたかったなぁ。
対象年齢
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.5

歴史的な悲劇について、こんなアプローチの方法があったのか!という映画。
前半1時間は2人の出会いについて(現実だったら恐怖だと思うけれど)楽しく描かれている。グイドが底抜けに明るくて弁が立つ。機転も利
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映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

-

鑑賞後に「私が見たものは何だったんだろう?」と思ったが、これは“アニメおそ松さん”を見ていた時にも度々抱いた感情だったことを思い出した。
感動も伏線回収も壮大なCGも心を揺さぶられることもない!そこに
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

まさかKKKに潜入捜査するなんて。しかも黒人とユダヤ人が。
差別問題を取り扱っているけれど、割りとポップにストーリーが進んでいくので見やすかった。
これが昔話ではなく、いまだに続いている差別の歴史の1
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.9

音楽も映像も良かった。“家族万歳物語”という噂を聞いて観るのを躊躇っていたけれど、ミラベルが良い子で心の強い子だったから楽しんで観ることができた。
ギフトがあるから悩むこともある。ギフトがなくても出来
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.3

オシャレ。画面の作り方、魅せ方、表現の仕方、全てがオシャレ。だけど私好みではなかった。
ベニチオデルトロは流石の貫禄。それに負けないレアセドゥ。
最後に全員で記事にしている姿が好き。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.5

これをほぼ1人で作ったなんて。すごい熱量。
キャラクターのデザインがグロいし可愛らしい。性格はずる賢かったり素直だったり様々。アクションもあればダンスもある。
“神様”という概念はどこにでもあるんだな
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

赤いレッサーパンダはとにかく可愛い。モフモフで踊っている姿は可愛いし、撮影会は面白いし、ラストのモフモフ増量シーンは最高にかっこよかった。
ただ、過干渉の親は“自分もそうやって育てられてきた”というオ
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.6

姿が見えないときの死神は知的に感じられたのに、肉体を手に入れてからは中学生みたい。
初恋や忘れられない人、築き上げてきた会社、家族、生きていくこと。いろんなものへの愛を描いた作品だった。
最後の展開は
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.7

こんなに教育が軽んじられてたなんて。親も地域の人たちも、教育よりバスケだったことに驚き。目先の事だけでなく、ちゃんと将来を考えてくれるコーチに巡り会えて本当に良かった。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

3時間あるので、「ここで終わりか?」→「大きな展開きた!」が2、3回あった印象。必要な情報だけを丁寧に伝えてくれるので、ストーリーはとてもわかりやすかった。
ブルースが子ども。女の人に自分からアプロー
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.4

至るところに差別はあったんだなぁ。黒人差別の問題はよく耳にするけれど、それ以外がない訳がないよな。
音楽に影響され、勇気づけられ、世界の見方を変化させた話。親友や彼女、先生たちが皆んな協力的。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

-

リアルな戦争を伝えるドキュメンタリー。
“国を守るため”“臆病者と思われないため”“国全体が高揚感に包まれていたから”。様々な理由で入隊を志願した若き青年たち。
必死に生き延びて戻ってきたのに、国民は
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.1

クリーシーとピタの友達のような親子のような関係性が素敵。ピタのためなら何でもやるクリーシー。爆弾をあんな場所に入れるなんて斬新。
終わり方が好き。こんなに余韻が残る映画は久しぶりに観た。ピタはきっと…
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ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)

3.6

最初から最後まで火山が爆発している。
謎プロポーズやモノレールジャンプ、まるで仮面ライダー等、ツッコミどころ満載。それをツッコミつつダラダラ観るのが楽しかった。

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.7

ポスターのド真ん中にドウェイン・ジョンソンがいるけれど、出演時間はちょっとだけ。
フローレンス・ピューが戦う。がっちりした下半身が信頼できる。プロレスは面白い。
家族の雰囲気がとっても良いし、町のプロ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.7

辞書編纂にこんなに時間がかかるなんて。気の遠くなる作業。妥協を許さず情熱を注ぐ。
マイナーが狂ってしまったことも、人を殺してしまったことも、自分を責め続けていることも、結果的に全てが辞書編纂に必要な力
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.6

6分間でこんなに面白いとは。
“1分前に戻れるタイムマシン”の発想自体は普通だけど、展開のさせ方が面白い。
6分で2人のキャラクターが伝わってくる。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

CGが美しすぎて、本当に生きているようだった。毛の1本1本が“本物”だった。
だからこそ表情豊かなアニメと比較して、無表情に見えてしまったのが残念。感情が伝わりにくい。
ハクナマタタはいつ聴いても楽し
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

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スティーヴィー・ワンダーくらいしか知らない私が見ても、良い曲の数々を通じて、当時の黒人たちがどう生きていたのかを感じとることができる映画だった。
ソウルミュージックってかっこいい。何も知らなくてもノれ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

導入から面白いループ映画。
なんでループする?なんて理屈も、ループ初回の感想も、ループ脱出の企ても、全部経験済み。
サラの秘密が少しずつ匂わされて回収されるのが見事。
自分だったらどうするだろうという
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.6

アジア系のみで作られた画期的な映画ということを除くと、よくあるラブストーリー。
貧しい家庭ながら勉学に励んで地位のある職につき、大金持ちの人に求婚されるも姑に嫌われる…。ありがちなストーリーに、財を築
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.9

東南アジアの雰囲気がとても良かった。
シスーがめちゃくちゃ喋る。フレンドリーで何度騙されても信じ続けるキャラ。
川に入って濡れたシスーが実写のよう。水が綺麗。
そして!兎にも角にも赤ちゃん詐欺師が可愛
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

3.6

短い時間の中に詰め込めるだけ詰め込んだ感じ。
ロビンがイギリス版鼠小僧になって悪い奴を懲らしめる話。
高速で矢を飛ばしたり、馬で階段を登っていくアクションは楽しかった。ジョンとの弓矢練習はワクワクした
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

とにかくスタイルがいい!映るたびに「スタイル良すぎ…」と思った。
単にスタイル抜群のスパイが活躍する話かと思いきや、時間が遡る度に新たな事実が明かされるストーリー展開。
めちゃくちゃ殺すとともに、めち
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.6

グレースが徐々に覚悟を決めていく過程がみえたのが良かった。欲を言えば、ポスターのような格好をもっと見たかったかな。
とんでもない殺人事件なのに、当事者たちが飄々としているから重い雰囲気にならない。グレ
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コン・エアー(1997年製作の映画)

3.8

ニコラス・ケイジが落ち着いた役をやっている笑
家族と仲間を大切にし過ぎるが故に人を殺してしまう。運も悪い。それでも冷静に戦うキャメロン。空から外部への連絡方法には笑った。
最後のラスベガスはやり過ぎ笑
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

4.0

全ての動きが可愛い!
特に3姉妹の動き。懐中電灯を盗んだり隠したりする一連の行動が微笑ましい。そしてイギリス英語のくだりで声をあげて笑った。
ピーターがひとりでとぼとぼ歩いている姿も、ベンジャミンと即
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

数学が好きなので、数学を利用して偉い人たちを黙らせる展開がとても好き。だけどこの作品については、黙らせた後の展開も好き。
史実として戦争がおこることも、大和がつくられることも知っている。その裏に、天才
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

車もレースも詳しく知らないけれど、2時間半があっという間に感じた。
信念をもった熱い男たちと、企業人としての男たちの戦い。
フェラーリとバチバチのレースバトルをしたり、ちょっとしたイタズラを仕掛けてみ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.3

音楽が有名だし、いろいろな媒体で名前を出される映画なので、古典を学ぶ感覚で鑑賞した。
CGが可愛らしい。ルイージマンションを思い出した笑
マシュマロマンが出現した理由と謎の倒され方がわかって良かった。
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