へいけさんの映画レビュー・感想・評価

へいけ

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北京ヴァイオリン(2002年製作の映画)

4.3

北京行きに備えて、形から入ろうと観る。中国の田舎の方の人のうるささとか、野暮ったさも好きになれる。最初の師匠が好き。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

登場人物いちいち人間らしい。アコーディオンが良い仕事をしていた。フランスってこんなノリだよなあと思う。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.6

特に前半間延びしてるなあとは思ったが、広瀬すずがかわいかった。瑠璃色の地球は良かったけれど、2回目にくすっときた。予想の斜め後方な感じ。菅田将暉はちときつい。

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

仮面ライダーばりにストーリーパターンが確立してる気がするが、お約束の面白さがある。バルボッサの唐突な良い人感はさながら映画版ジャイアン。一番笑ったのはギロチン。皆老けたけどカッコいい。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

深めに眠ったときの夢みたいな、掴みどころがないようなふわふわとした、所々綺麗な映画。深夜眠れないときにに観たい感じ。やっぱり最後のキャッチボールのシーンが良い。

世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

4.7

監督が写真家は、顔じゃなくて手を写してその人となりを想像してもらうと説うたが、やっぱり魅せ方が良いなぁとおもう。ちびっ子たちは可愛くて悶絶するし、大人たちの渋さと時折の優しさも良い。ネパールの山岳地方>>続きを読む

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

登場人物皆頭弱そうで、終始ほのぼのしている。拉致られた友達がオレンジ軍団に彼女の作り方を説かれる所がツボだった。アンバークオがかわいすぎるので画像検索したら別人かと思った。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おどろおどろしく始まりおどろおどろしく終わっていく、白黒映画の中の白黒映画。荘厳な宮殿住まいのお金持ちながら、強過ぎる自己愛のために愛してもらえなかった寂しさ虚しさが、グレートギャツビーのよう。ローズ>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウディアレンの一歩引いたところから見ている感じ。ヴォニーとのお別れも、ヴェロニカとの出会いもお兄さんの電気椅子も至極あっさり。バブリーで頭をからっぽにして観れる。ジャズがいい。

延安の娘(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーならではの切実感があった。農村のお母さんの皺も、再開時に上裸のお父さんも、下放政策のかさぶた化もリアリティ。中国BGMの壮大で寂しい感じも好き。

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.4

タイトルにそぐわず、ほのぼのした感じ。邦画っぽい。蒼井優いいね!

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

導入がとにかくオサレ。ルートヴィヒが耳に残る。歪んだ青少年と歪んだ大人たち。救いがなかった、

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.7

指パッチンミュージカル。ロミオとジュリエット観た後だとストーリーがなぞられるだけでやや退屈。

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

何で英語そのまま残ってんの、とか発声器官どうなってるのとかツッコミ所は多い。ニンゲンが網で集められて吊るされるシーンは記憶に残った。自由の女神はネタバレ見てたせいで衝撃薄し、、

ラストエンペラー/オリジナル全長版(1987年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

3時間半以上と未だ嘗て経験したことのない長さの映画だったが退屈しなかったし、後半ほど引き込まれた。生まれてから死ぬまで、自分以外の何者かに踊らされ、翻弄され続けてきた溥儀の一生、ずっしりとしている。時>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

あまりイメージのなかったイギリスの相対的貧困。ほのぼの家族パートがある分、お金がないことの辛さがじわじわとくる。消えてしまいそうな個人的な話であって、色んな人に響く大事な話である。格好良いおじさんだっ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

すごく繊細な映画。マッチョ化しすぎたパート3には驚愕するも、段々面影を味わえる。最後の微妙な距離感が良かった気がする。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

音楽が良くて、しばらくBGMで聴き続けている。格好つけても格好つく格好良さ。この監督の映画はずっと観たい。

真夏の夜のジャズ(1959年製作の映画)

4.6

ひたすらジャズを聴く。監督が写真家らしく、映像の撮り方がいちいちオサレ。ルイアームストロングが大好き。
真夏の夜ではない。

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

4.1

ジャーナリズムの何たるかを大御所たちが語っていく。あまり映画っぽくはない。ジャーナリズム精神の盛んな美国でも政府が、大手メディアは腐敗するというのだから、況んやる。ウォーターゲート事件があって、イラク>>続きを読む

僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.(2011年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

海外ボランティアあるあるがいっぱい。ストーリーやキャラクターがテンプレートで、ちとクサい。身をつまされる。ブルーハーツのクサさは合っていたかもしれない。ガイドのおじさんが愛嬌たっぷり。阿部寛とリリーフ>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.6

いちいち洒落ている。夜のアジアの毒々しい感じとかが良い。キャラクターはやばいやつばかりだが、特に前半のヤレヤレ系警官が小憎たらしい。こっぴどく振られてしまえ!

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

泣きながら、無理に笑おうとするお芝居が印象。魔法使いの弟子にはちょっと見えない。LGBTIを科学的に正当風に否定されるのは理不尽さがあってやるせない。

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

4.3

ツッコミ所は多いけれど、楽しく見れる。この勢いだけで乗り切る感じは好き。漫画チックにルイアームストロング流れてくる所が一番ツボ。最後はなかなかどうしてかっこよかった。マスコットキャラは女子高生じゃなく>>続きを読む

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.0

設定のアラはあまり気にしないタイプだけど、これはアラアラした。タイムスリップ、藤原竜也、漫画原作、という所でガバガバ感はあるが、ほんとに雰囲気だけでツッコミ所満載。仮面ライダーのくだりは良かった。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

所々にシュールな笑い。お父さんの葬式真似したい。映画というよりお芝居っぽい。堺雅人演技下手設定には見えないや。

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

4.2

南米の映画新鮮だった。ゲバラが好青年だった。南米の陽気な感じ、陰鬱な感じ、放牧感、全部詰まってずっしり。ゲバラの革命には触れず、その芽吹きの部分っていうのも面白い。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.4

80人の命vs女の子1人の命。作戦の成功確率は、順繰りに出てくるのでなく、意思決定した後付けで出てくるものだったり。安全な会議室からなら決定を下されるのかというと、かなりの葛藤がある。ボタンを押せるの>>続きを読む

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