ひらり前歯さんの映画レビュー・感想・評価

ひらり前歯

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MAMA(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

過去の因縁や謎解きパート、指差し男はリングを、MAMAの造形は伊藤潤二先生を彷彿とさせて、日本人には馴染みやすい感じがした。
思っていたよりファンタジー色が濃かったけれど良かった。子どもたちにさくらん
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

悪魔は、耳や手を噛んでも首は噛まないし、目をえぐってきたりはらわたを食いちぎったりもしないし、みんな死ぬのだという割には節度を守ってくれるのでどこか安心できた。それでもあんなに可愛かった少年の相貌を見>>続きを読む

西遊記 孫悟空 VS 白骨夫人(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悟空がとっても可愛かった。猿っぽい動きとか、動く時の掛け声とか、目の表情とか。それに加えて三蔵のあたりがきついので、応援したくなる。
白骨夫人の煙や墨のような動きや布の流れ方も美しかったが、なんだかん
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2回目の鑑賞だが、今回もホグワーツ以外のカタカナが覚えられなかったし、心を読むひとがとびきり愛らしいし、あのグなんとかという男の子にみんな本当優しくしてやってよあの子いっこも良いことなかったやんと悲し>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

脳が侵食されていくときの演出が良い。うわあきたきたきたという恐ろしさと同時に幻想的で見入ってしまう。サイレントヒルを思い出した。
なんとなく先は読めるものの、後ろ向きの身体で動き回るガブリエルは強烈だ
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

奪う側にも奪われる側にも、諦念がつきまとう。人をこんなにしてしまう程に倦み疲れた世がかなしいのだが、だからといってどうすれば良いのかわからない。

大切な人が幸せであることと、自分がその人と幸せになる
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.0

ザコシによる誇張しすぎた一般家庭、のような世界観。
誇張されてはいるが、大抵誰もが身に覚えのありそうな、親子がそれぞれに抱える問題とか感情を割ときれいに掬いあげていたと思う。

何にしても、原題はMo
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

世界と戦っても勝てないから、感情と戦うほうを選んだという主人公のことばの余韻が残る。

様々な人がそれぞれの立場と環境とで苦しんでいる。敵を見誤れば、時には他の人も巻き込んで身を滅ぼす。
憎んでいるそ
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N号棟(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

理解及ばず。
主人公の見目は可愛らしく、それでいて演技には凄みがあったのだが、なんせ態度がすこぶる悪い役なので、兎に角この子嫌やなあ、背景に何があったとてその感じの悪さはよろしくないでとそればっかり気
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

とにかく俳優のビジュアルが麗しい。制服を含め色んなお召し物が見られたのも嬉しい。
ストーリーもアクションも良かった。
けれど、鳥肌が立つとか、美しさや激しさに息を呑むとか、そういう強烈さがなかった。
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

2.5

やさしいところもあるからとか、楽しい思い出もたくさんあるからとかでほだされず、やめてって言うてるのにやめてくれへんような人、真剣に怖がっているのにそれをみて面白がるような人とは、やっぱり付き合ってはい>>続きを読む

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作小説の、得体の知れない恐怖や気味の悪さをうまく抽出して現代に落とし込んだと思う。
母親と末っ子が融合して絶えず呻くところなんかは、映像ならではの気持ち悪さ、悲惨さだった。

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全編通してわけわからん言動、武器の形状で理解が追いつかんのだけれど、マンディの首にやたらと大きい蜂のようなものの針を刺したカルトの女性が「仕上げに飾るさくらんぼみたいなものよ」とか言うたときだけは即座>>続きを読む

ペット2(2019年製作の映画)

3.0

うちの猫が画面に釘付けだった。こどもも大人も猫も楽しめる作品。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スイスアーミーマンと同じく、涙が溢れて仕方なかったが、まわりのひとにこんなちんことアライグマが大好きな監督の作品で涙を枯らしているのを知られたくなくて、口をきつく閉じて決して鼻をすすらぬよう努力した。>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

興奮して今夜は眠れそうにない。
はらはらして、熱くなって、笑って、泣いて、ものすごい体験だった。インドの神々の息吹を確かに感じた。あと、今までで一等おもしろい伏線の回収があった。最高であった。

ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャーギスが不憫すぎる。わざわざあそこで闘ったりなや。合掌。

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.5

とにかく明るい。
運動しながら勉強するなんて努力の鬼やな。根性ある。

ファイナル・デッド・ツアー(2020年製作の映画)

3.5

得体が知れなくてずっと油断ならん。おじさんもダーの曲の良さも作品の行方も。

ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.0

気分の晴れない作品。それにしてもなんぼほどお金持ってんねん。

ウェア 破滅(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

彼女いないのに、いるもん!って言い張るところが恥ずかしくてその後あんまり集中できなかった。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何度目かの鑑賞。終盤のチェーンソーのくだりが好きでついつい見てしまうのだが、ゾンビ関係ないな。
この作品では、ゾンビが犬に興味を示さないのが良い。ゾンビものを観るときは、自分がこの世界にいたら、を考え
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

短い間ではあったが、エメットとの生活が楽しくて、終盤、突然の喪失に呆然となっているうちに話が終わってしまった。エメットを返してくれ……

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.5

楽しかった。もっとホラーマニアの特性を活かした展開があっても良かったけれど、80年代を彷彿とさせる音楽にわくわくしたし、髭へのこだわりも良い具合に回収されたし、バディものとしても楽しめて満足。続きがあ>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.0

まあそらトリニティも惚れるわという説得力がありすぎるキアヌリーブスのお目目のきらっきら具合。可愛すぎる。

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