Naoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛(1973年製作の映画)

3.5

一時的な休暇をもらった水兵バッグスと、黒人との間にできた息子を持つ売春婦のマギーとのふれ合いを描く。
タイトルのシンデレラ・リバティとはアメリカ海軍の俗語で、深夜12時までの外出許可という意味。

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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

何か色々と勘違いしてるような自信満々な傲慢男パプキンの一獲千金を夢見た物語。
全て自分の都合の良いように解釈してしまい、手段を選ばず突っ走る。
TVショーに出演したいだけか、ジェリーに認められたいだけ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

個人的には最近の過去2作品よりかは分かりやすい内容だったかなという印象。
音楽がRADWIMPSで埋め尽くされていなかったのも良かった。
RADWIMPSが嫌いとかではないが、懐メロが使用されていたの
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.2

かなり前に観て再鑑賞したけれど、こんなに良い作品だったなんて…。
ジーン・ハックマンとアル・パチーノのコンビが素晴らしく良い。
何をするにも迷いが無いし、お互いに共感し合えることが多い。
喧嘩してもど
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

百万円を貯めるのを目標に色々なところを転々として、自分の弱さを知る。
自分探しではないというが、物語の始まりと終わりで、鈴子の心境の変化に明らかに違いがあり、結果的にはそんなようなところだったのではな
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.7

公開当時劇場で鑑賞。
サブスクで再鑑賞。
世之介の生き方が良いなあって思った。
自分のやりたいことをやりつつも人の為に尽くすところ。
素直で正直者で段々と凛々しくなる。
こんな人って自然と人から好かれ
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

人間の弱みを握られてる感が否めない。
なかなか現れないのも試されているようで、ずっと様子を窺っている気がする。
また移せばいいやと思いきや、そんなに気軽に出来ないのはジェイの性格良すぎるからか?
早く
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17 セブンティーン(1997年製作の映画)

3.0

1961年。7年前に両親と共にハンガリーからやって来た17歳のカーチィーは、母が難民キャンプで亡くなったあと、オハイオ州クリーブランドで父と共に暮らしていた。
父の願いは、市民権を取ること。
だが彼の
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テリファー(2016年製作の映画)

3.3

ハロウィンの夜にピエロに扮装した連続殺人犯が起こす大虐殺。

よくあるスプラッター映画ではあるかなという印象。
この類に慣れてる人は然程恐くもないかもしれない。
ただ、ピエロのあの表情がずっと頭に残る
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.4

10年以上ぶりに観た。
T.Rex、The Jam、The Clashの曲等が印象的で流れる曲がどれもノリに乗れたのを鮮明に覚えてた。
特にThe JamのTown Called Maliceに乗せた
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地獄のデビル・トラック(1986年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

地球付近を通過した彗星の影響で、地球上にある機械が暴走し始め、自動車やコンピューターが制御不能となる。

数々のホラー作品の巨匠スティーブン・キングが自ら監督した伝説的作品。
本来の設定であればあらゆ
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ギフト(2000年製作の映画)

3.2

人の運命を見抜く能力(ギフト)を持った占い師のアニーの元へ失踪した娘の父親が不思議な霊感を持つアニーに協力を依頼して来る。

サム・ライミ監督ならではのホラー感は少なめ。
でもきっちりとらしさはある。
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

1度途中で断念していたので、ようやく全編を通しで鑑賞。
人との出会いや人生の選択は未知数だし、どう人生が転ぶかは分からない。
ただ、考え方次第で人生はどうにでも出来る。
角度を変えて見れば無限の面白さ
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ショッカー(1989年製作の映画)

3.5

大学生のジョナサンの予知夢によって連続殺人犯のTV修理屋ピンカーを捉え、処刑となるが、電波と一体化して跡形も無く消える。
ピンカーは電波に乗り移り、自由自在に移動出来るようになる。

ピンキーの豪快さ
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ゾンビコップ(1988年製作の映画)

3.8

強盗事件が多発するロスで、刑事のロジャーとダグたちは強盗団に襲われた宝石店で2人組の犯人を相手に銃撃戦を繰り広げる。
しかし、撃たれてもひるむ様子もなく、息の根を止められるまで抵抗を続ける犯人は、検死
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エクストロ(1983年製作の映画)

3.3

ある日突然謎の光が現れ、サムは姿を消す。
3年後、地球に舞い戻り次々と異形の生命体を産み出していく。

全体的に少し雑な構成ではあるけれど、独特なシュールさと恐さがある。
玩具や動物、ピエロが襲って来
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老人ファーム(2019年製作の映画)

3.5

和彦の介護という仕事に対する現実への憤りや矛盾、そして理想が渦巻く。
しかしながら和彦から理想というものを感じられなかった。
それよりも、何でこんなことをしなくてはいけないんだろう、何でこんなことをし
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

ホテルが超常現象だらけの幽霊屋敷なのかと思いきや実は違う。
幻聴や幻覚を始め、ストレスの限界や精神面での崩壊から来る描写がメイン。
タイプライターの無限の同文の言葉からそう感じられた。
それをあたかも
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ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラッセルの弟ロドニーに対する愛情が強かった。
とはいえ事故を起こして収監されたことで明らかに人生の歯車が狂ってしまった。
恋人を失った上に、担当の警官が今の恋人だなんてやるせな過ぎる。
そんな思いもあ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づく内容とあってとてもリアルな感じはした。
終始そわそわして落ち着きが無いし、犯行も全然スムーズじゃない。
ただただ快感を得る為だけの犯行をダラダラと見せられて段々と退屈して来たけれど、不思議
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フリー・ウィリー(1993年製作の映画)

3.3

シャチはとても賢く、イルカ並の速さで泳ぎ、人喰鮫を凌ぐ大きさと力があり、海の食物連鎖の頂点に立つとも言われる生き物。
日本では千葉県や愛知県にある某水族館でショーを堪能出来る。
そんな印象を引っ提げて
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.3

不動産会社に勤めるスティーブンは、新しくアパート暮らしを始めるにあたり、軽い気持ちでケーブルTVを申し込む。
4時間後、けたたましいノックの音と共にやってきたケーブルガイは、妙に馴れ馴れしい態度の変わ
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パピヨン(1973年製作の映画)

4.4

胸に蝶の刺青があることから「パピヨン」と呼ばれる男が無実の罪で投獄され終身刑を言い渡される。
13年にも及ぶ刑務所での生活を強いられながらも、自由を求めて脱獄を繰り返した末、親友のドガと共に脱獄不可能
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1408号室(2007年製作の映画)

3.2

アメリカ各地の超常現象を日々追いかける作家のマイクは、宿泊した客が謎の死を遂げるというドルフィンホテルの1408号室に自らも宿泊し、真相を探る。

怪奇現象なのか幽霊なのか一貫性が無いにも関わらず、起
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恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

3.5

弁護士のサム・ボーデンの証言により長い間刑務所に服役していたマックス・キャディが現れ、復讐をする。

ロバート・ミッチャムの執念深い演技と、ただじっと見ているだけの圧力感は彼にしか演じることの出来ない
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

3.6

統合失調症の症状は計り知れなくて痛々しいものだった。
他の作品でも同じ病気を題材として取り扱ってるものがあるけれど、本作は自傷行為が際立っている。
ただ、普通に生きたいのに病気が家庭環境の悪化や周りの
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.6

ただ黙々と仕事をこなしていくニコラス・ケイジの姿がもはやコメディ。
掃除するんじゃなかったの?と言わんばかりに次々と襲ってくるロボットに対抗しまくり、滅茶苦茶汚す。
そこは喋ろうよ!と言いたくなるシー
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

4.0

アメリカ南部の田舎町に暮らす少年エリスと親友のネックボーンは、ミシシッピ川に浮かぶ島で、木の上に乗ったボートを発見する。
そこで2人はマッドという怪しげな男と出会い、所有権は自分にあると言う。
ただし
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.7

南米の駐仏大使ラファエルと友人のデブノ夫妻は家やレストランで食事をしようとする度にトラブルが起こり食事が出来ない。

話に一貫性が無い上に内容もシュールで二転三転とする展開。
それこそが、ルイス・ブニ
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ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)

3.7

小学6年生ながらにして映画を撮りたいと思うこと。
もうそれだけで凄いというか時代の変化って凄まじい。
名だたる名作を手軽に見やすい環境になり、それらの影響を受けて真似したくなる。
一昔前なら完全に大人
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隣の影(2017年製作の映画)

3.5

隣人トラブルの恐怖を描く。
思ってた以上に残酷な展開と結末。
どっちが悪いとか、仕返ししてやろうとか、両家とも譲らず、いがみ合う。
隣のお宅とは仲が良いに越したことはないけれど、必要以上に仲良くなる必
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

森田正一を森田剛が演じる。
その同じ苗字の縁を感じる程に、彼しかいないような役が相応しく、怪演が素晴らしい。
「森田くん」と岡田が呼び掛ける度に森田剛本人に呼び掛けているようだ。
突然豹変していく様は
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.4

ずっと重苦しくて、痛々しい。
観たことを後悔したくなる作品だった。
実話を元にしてるからか、こんなにも破滅的な大人がいたことがリアルに感じて恐ろしかった。
周平は母親の言いなりの生活で、精神は崩壊…し
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学校の怪談3(1997年製作の映画)

3.3

20年前に亡くなった生徒のタイチが棲んでいるという鏡を八橋先生が図工室で発見する。
これを聞きつけた4人の生徒が鏡を見ようと放課後の学校へ忍び込む。

唐突なシチュエーションが多くて、子供向け感は否め
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高崎グラフィティ。(2018年製作の映画)

3.7

色んな葛藤があり、思うようにいかず散々ぶつかり合う5人だけど、皆それぞれが仲間の為に熱くなる。
自分の進路が1番大事なんだけど、意外とそっちのけで、逆境があっても仲間がいれば乗り越えられる気がする。
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ナック(1965年製作の映画)

3.0

真面目な教師コリンはアパートの同居人でドラマーのトーレンの元を次々と美女が訪れるのを見て、何故彼がそんなにモテるのか気になってしょうがない。
コリンはそのコツを躍起になり習得しようとする。

まずはモ
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