描写の意味がとても面白い。七人がサイクルで出るものだと思っていたが、そうでなくとも楽しめた。
全体的に表現が素晴らしい作品だった。
郷に入っては郷に従えの言葉を知ったまま観られない作品だと感じた。怖い。
観た後の身体の一部を抉り取られた感が凄い。
サスペンスの巨匠と聞いて初めてヒッチコックの作品を観た。
友人にも勧めるほど展開が面白く、サスペンスのなかでも過去一番に感じた。
鑑賞中理解し難い時もあったが、それを巻き戻して考える、原作の解釈・他の人の意見などを並べて観ると楽しめた。
描写の意味や言葉一つを考えて観た時に、純文学は難しくも空気感が心地よくて好きになる。
役者選びから演技からリアル。
映画というより、友達から聞いた話や居合わせたような感覚になる作品で面白い。
人生すべてを音楽に注いでいる感じが堪らない。音楽に対する熱意に自分と重なる部分はあれど、その上をいく想いに圧倒される。
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その時の気分で字幕か吹替を選ぶのだが、字幕で観るべき作品だと感じた。