SPNminacoさんの映画レビュー・感想・評価 - 56ページ目

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ザ・ワン・アイ・ラブ(2014年製作の映画)

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夫婦仲を修復しに訪れた別荘の別宅に…何故かそれぞれがもう一人いる!いわゆる設定ありきのSFでなく、普通に始まって気付くと本題に入ってる、という展開が好き。もう一人の夫と妻は本人と少しだけ違ってて、夫’>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

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マッチョ盲人ジジイVS強盗のバトルにおいて、最初から強盗側に感情移入させる作りなので、『暗くなるまで待って』的なサスペンスにはならず、ジジイというモンスターからのサヴァイバル劇に。狭い一軒家の中で盛り>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

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日本文学を愛する看護師リザが人生の伴侶を探し求めていると、何故か次々死体が増えていく。とにかくシュールでナンセンスなギャグに笑った笑った。背後霊トミー谷が最初っから大活躍だし、昭和歌謡、劇中の小説やキ>>続きを読む

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

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イーストウッド監督デビュウ作。まあ最初からモロにどMなイーストウッドである…ブレねえ。単純な女性ストーカーものサスペンスだし、演出に緊張感もなく、途中で挟まれる長いラブシーンとセッション・シーンはシュ>>続きを読む

サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)

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『最強のふたり』ハリウッド女性版リメイク?ALSに冒された裕福な女性をヒラリー・スワンク、ハスッパな介護士をエイミー・ロッサム。キャラクターが説明的で、絆が生まれる過程に意外性がない。夫も中途半端な扱>>続きを読む

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

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良い話には泣き惜しみしないことにしてるので、もちろんボロ泣き。難病に女友達の長年の友情という定番でも、良く出来た脚本のおかげであざとくはない。トニ・コレットとドリュー・バリモアはそのイメージがそのまま>>続きを読む

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

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作家メルヴィルが聞き書きする形で、元となった実話を辿る。白鯨は畏敬の象徴的モチーフであって、闘いがメインではなく、後半は殆どサヴァイバル。当時の鯨油の獲り方だけでもなかなか過酷だが、乗組員の人間模様や>>続きを読む

卒業(1967年製作の映画)

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今観ると、ミセス・ロビンソン目線になってかなりつらい。ダスティン・ホフマンが持て余す若さでやっぱエレーン!!と突っ走った後、ふと我に返る残酷なエンディングは勿論素晴らしいのだが、彼を誘惑する美しきアン>>続きを読む

マスコット(2016年製作の映画)

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世界マスコット大会に集まった着ぐるみマスコットたちを追う、ドキュメンタリー風コメディ。ゆるーくシュールな光景が続くが、これが実は豪華キャストで、個性と悲哀あふれるマスコット人生に迫る。まあ一番の見もの>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

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長回しのロングショット、短いダイアローグ、だだっ広く何もない風景に子供2人。冒頭1分でもう「これは!」と鷲掴み。ルイ・マルmeetsスティーヴン・キングみたいな…。シンプルに説明なく笑いとスリルとサス>>続きを読む

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

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『ミラノ、愛に生きる』で衝撃を受けたルカ・グァダニーノ監督。一見他愛ない四角関係と思いきや、やっぱり何もかも過剰で大仰で濃厚なオペラ!ボウイ風ティルダ・スウィントン、全裸でハイテンションなレイフ・ファ>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

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ジャンキー&ナードな彼氏が、実はジェイソン・ボーンでした。って、このツカミだけの一発ギャグみたいな映画だった。そこから組織と逃げつ追いつつの展開がまどろっこしく、結局何と戦ってるのかピンと来ないまま終>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

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特捜部Qチーム結成、からの新メンバーを加えた第2作。事件はまた北欧らしいどんよりした悲劇で、相変わらず、いやますます主人公の使えなさが際立って、とにかくアサドさんご苦労様です!この2人の関係が一番の魅>>続きを読む

カイロ・タイム 異邦人(2009年製作の映画)

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エジプトを訪れたアメリカ人の人妻と、現地のアラブ人男性が過ごす束の間の日々。待てども一向に現れない夫が、まるで「ゴドーを待ちながら」的に重要な存在になっている。そぞろ歩く街頭、ピラミッド、ホテル、カフ>>続きを読む

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