シャーロック・ホームズの世界をお転婆な妹の視点で描くミステリー・アドベンチャー。失踪した母や女性運動などをめぐるエノーラの冒険は兄の死角から世界観を補完するよう。
「ガンバレ!オンナノコ!」選ばれた特別な女の子だけではない、守る方も守られる方もない、抗うことを決意したあらゆる女の子がエンジェルだと再定義するようだった。
女性が活躍するアクションは昨今数ある中、>>続きを読む
登場人物紹介と今回の特殊舞台設定(今作においてはパシフィク・ブイ)をお決まりの流れで説明消化した後は、非常にいいテンポ感で事件やトラブル、アクションが進行し2時間未満の上映時間でライトに収まったのは過>>続きを読む
モンゴルという国の雰囲気も新鮮で、フランス映画の倦怠な間と韓国映画の会話の語感が混ざったような不思議な感覚。猥褻物を取り扱う職場であどけない主人公(※成人/喫煙者)が様々な経験を経て人生を考える(途中>>続きを読む
毎回良くも悪くも個性が強い劇場版シリーズ、今回は構図や細かい演出も凝った印象で好きなやつ(ダメな回は5分でギブアップした)。高木×佐藤刑事カップルに加えて(案の定というか)ダメ押しの安室+警察学校同期>>続きを読む
黄色くてかわいいミニオンたちに怪しい影が迫る本作、裏テーマは「恋のときめき」かな。淡い芽生えを自覚した途端に世界が輝きだすシーン、まさか怪盗グルーで見ると思わず、また直後気持ちが暗転する場面も含め、分>>続きを読む
幻のコンサートをバックヤードから、社会見学に来たような感覚。本当に、このステージが実現していたら見てみたかった。「怒ってるんじゃないよ、エル、オー、ヴィー、イー」が印象的。
男性への復讐に身一つで人生を捧げる。昼間の無気力なコーヒーショップ店員の顔と、夜は厚化粧でクラブに繰り出し「エサ」を撒く狩人の顔、色彩の対照も印象的。
復讐対象の男性達は一見普通の、良識人にさえ見える>>続きを読む
歌舞伎町に宇宙人が逃げ込む事件が発生するも、人間の業が深く渦巻くこの町ではそんなどころじゃあない。
このタイトルに主演が伊藤沙莉ときたので見たが、タイトルを「何でもアリ屋!カブキチョー!」にして映倫レ>>続きを読む
次々と展開し惜しげも無くステージが移り変わって興奮が止まらない!特にコング同盟は胸アツ!往年の洋楽ヒット曲で盛り上げる演出もクッパの「Peaches」もツボ(^0^)
うわぁめっっっちゃすき~~~~♡♡♡
フツーの女子高校生の日常。チョっと殺人するだけー。
HUNTER×HUNTERのコミックス雑な集め方してんじゃねえ笑
だいすきー♡
超ポジティブ・ストーカーと鬼ツンデレ美女の仲を横恋慕した極悪社長、どの立場から見てもサイコスリラーな前半(※この映画はラブコメです)から、怒濤の復讐劇の後半になだれ込む。蝿の体で化学知識を駆使し肉体を>>続きを読む
言語や地域差、学歴重視・貧富差などの社会問題を取り上げつつ、「Aal izz well(うまくいく)」と歌い踊って困難を乗り越える若者達。
大学生特有の馬鹿騒ぎやヤンチャもしながら友情の深まりと「ラン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウルトラドライブテクの運び屋女性が子ども(特技:ゲップ)を預かり走る・逃げる・大立ち回る!のっけから緩急凄まじい安定感の運転技術だけでなく、『イコライザー』ばりに身近なモノを駆使しながら機転を利かせて>>続きを読む
押井作品は大好物ながら、会話が非常に少ないために丁々発止の哲学論でリズムや緊張感を生むこともなく、世界観だけで解釈を深めなくてはいけない難解な作品でさすがに眠たい。ネット上の考察はたいへん有益で、流し>>続きを読む
ストーリーは安定のものとして、やはり異国の地パリ×露伴先生のビジュアルが拝めることが最大の魅力。白石加代子のサングラスが怖すぎ~~~とおののいていたら露伴先生も同じ眼鏡でパリを逍遙してて見とれる。想定>>続きを読む
知人家族同士の恒例旅行に、一人はじめて加わった女性が失踪した。どこにでもある、些細な人間関係の捻れが、非日常に行き当たったとき大きな疑心となって混乱を深めていく。悪気のない口の軽さ、人になんでも体よく>>続きを読む
多元宇宙で繰り広げる親子ゲンカは、家族愛や人生の選択という王道テーマが陳腐な言葉に思えるほどの映像の激流。英語と中国語がシームレスにチャンポンされた会話はアルファ・バースの存在を際立たせて、各宇宙での>>続きを読む
白血病を患うタイの青年がNY在住の友人を呼び戻し、元カノを訪ねるためタイ国内を巡るロードムービー的「A」面、二人の関係に隠された秘密を巡る「B」面と、2部構成で展開する物語。回想と現在で役者の印象がガ>>続きを読む
憂鬱な雨の日を表現豊かな詩情で綴る、雨粒降り注ぐ水面が鬼きれい。つかの間過ごす静かな庭の時間はともに俗世から離れ、やがて社会の中で再び相まみえる時に互いの時間は大きく動くよう。小品ながら余韻を残す、さ>>続きを読む
テレビシリーズは見てないが、主要な登場人物の配役バランスが良いと思う。女性記者を中心に謗法師の少女・元刑事の上司・現役刑事の夫・若手イケメン刑事ふたり・呪術専門教授・冴えない後輩、対して相手方は製薬>>続きを読む
亡き父が遺したオンボロ車に乗り込み、悪徳車業者が会社のトラブルに追われ追いかけ走り回る。カーチェイスのドタバタと平行しながら車を通して父親との関係を振り返り、或いは紡ぎ直していく展開は下車する間もない>>続きを読む
『地獄へようこそ』キツすぎる辛すぎる青春バイオレンス任侠コメディ野球映画(なんじゃそりゃ)。高校球児達の極限に挑む日々に一片の青春のプリズムと、不条理な従属の虚しさを感じ取る。その両極にすっかり麻痺し>>続きを読む
締切迫る職場の1週間が延々と繰り返される中、トライ&エラーを繰り返しながら脱出を試みる。1日1日がうまくいかなかったり、こなれてうまくできたりする一進一退、タイムリープからの脱出と仕事のタスクを平行し>>続きを読む
たまたま読んでいた本で当事件を知り、そこにWOWOW放映の知らせと重なって鑑賞。ラップ文化と分かちがたく組み込まれた人種差別闘争の歴史、それらの混乱をきれいに写し取ったような大事件が、業界や組織の大い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
鳥・火・石・母、そしてお馴染みのオババキャラがそれも複数!!
さまざま考察を呼ぶモチーフが組みあいながら、真っすぐすぎるメッセージのタイトルの裏でなにかを語っている。
不条理・悪意・ままならぬ世の中で>>続きを読む
作品に入り込めなかった公開当時から時を経て、原作1巻を読んでから再鑑賞。キャラデザの違和感は話が進むにつれ水素がどんどん某義体を彷彿させる表情シーンが多くなっていたことで克服か。森氏の詩的哲学的語り口>>続きを読む
多くの客で賑わう大人気レストランのホールと厨房(そしてあるいはトイレ)で経営者・従業員・客と招かれざる客が入り乱れるドラマ。レストランという小さな空間の中で各テーブルのトラブルと「戦争状態」の厨房を行>>続きを読む
30年以上経っても無茶ばっかりやりすぎマーヴェリック、空中戦も緊張感もスピード感も年月分パワーアップ!!!冒頭のマッハ10テスト用機体は最新すぎて宇宙船感がなんだかなぁという感想を見越してか、懐かしの>>続きを読む
冒頭ミグ会敵シーンは、この時代の映画はこんなものかーと冷めてしまったが、いやはや、空中シーンとドラマの往復で進むストーリーに緊張感を持ってぐんぐん引き込まれ、その過程で目まぐるしく変わるトムの表情に驚>>続きを読む
得体の知れない未知との遭遇が描かれるこの作品を、ホラーに分類しきれない特徴の一つとして主人公の職業が挙げられる。調教師として馬との非言語コミュニケーションに長けた彼ならではの視点で攻勢に転じる後半がな>>続きを読む
敵が味方に、味方が敵に、スパイの無情で悲しい性を各国の女スパイたちが命懸けで生き抜いていく。スリリングながら華麗にスタイリッシュ。ペネロペ・クルスはやっぱり可愛い!
イケオジ紳士探偵の、気孔を閉じたようなちょうど良いすっとぼけ感、予備動作少なくズパッと切る推理、なにより事件や依頼人との絶妙な距離感がたまらん第2作。特殊な舞台設定やガジェットはミステリーに欠かせない>>続きを読む
半世紀近くかけて国内外で築き上げてきた「エセ・ニッポン」をこれでもかと完全再現した上にクセつよ殺し屋たちが大暴れの弾丸列車!原作からこんなことになるなんて思わなかっただろうけど、ニッポンを愛してくれて>>続きを読む
奇妙な家政学調査を通して、ノルウェー人の老人とスウェーデン人の中年男性との緊張と融和を描く。大戦直後の二国間の暮らしの温度差(地方差にもよる?)がうかがえ、反発と信頼、妬みと親愛、おじさんしか出てこな>>続きを読む
過去のVSモノがとても良かった期待値で見てしまったので、ちょっとがっかり。ルパン一味と並ぶとキャッツ・アイのやりすぎアクションやウザみにひっくり返ってしまったが、CGアニメの違和感の中では唯一、峰不二>>続きを読む