このレビューはネタバレを含みます
物語として画面中に入り込むように見入っていたのに、ラストで突然こちらに向けられた言葉に一瞬で劇場の風景に戻されてしまったのが衝撃でした。
ラストの独白がないときっとこの物語は完成しなかったのはわかる。>>続きを読む
正しい世界のあり方とか、それが間違ってるわけじゃないのに世の中はそうではない苦しさとか、真っ当に生きれない情熱に何度も殺される。
余計なものはいらないけど、それがないと世の中は回らない矛盾が苦しい。>>続きを読む
ます冒頭から生活音が丁寧で、そこからすでに心を持っていかれていた。
何気やなく鳴る音が本当に美しく、それだけで映画館で見た甲斐があるなと思った。
人がいる日常的なよく聞くような暮らしの音、それに沿う>>続きを読む
主人公の女の子二人のキャラや距離感がすごくいい。生活感もテンポも。
アクションもかっこよく飽きることなくとても面白かった。
問い詰められる問いがずっと苦しい。
命とは、生きているとは、なんなのかをずっと考えている。
実事件を題材にし乗せたストーリーの重さも相まって、自分自身が当事者というわけではないが、ずっと何かに責められ>>続きを読む
ストーリーが面白いのはもちろん、この作品オリジナルのキャラクターも立ち位置が見た目だけでもとてもわかりやすく最高だった。
アクションの線画が最高。
全てが良かった。
61分、多くを語らず作品としてスッキリと観やすいが、思考が好きな人は映されない余白にいろんなことを考えて楽しめる作品。
義足のモデルの少女が何を感じ、周囲の反応と共にどう暮らしているか。心境の変化もあ>>続きを読む