JOEJOEさんの映画レビュー・感想・評価

JOEJOE

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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作と豪語したい‼︎


はじめ、若い頃何か問題が起きて家を出た、家族と似たような性質を持たない繊細な芸術肌の次兄が、死ぬ間際に家族に伝えに行く物語、イージーな映画かと思った。

何がすごいって台詞の
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

ウェスアンダーソンの映画は、どんどん画面の芸術性と異世界感と舞台性が濃くなってきてる。
ギリギリ絶妙なバランスなのは名優が多々出演しているのと、画面に見合わない圧倒的なストーリー運びが平坦だから。気を
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.0

優しい世界に萌えた
血生臭くはないけど考えさせられるいいアニメ映画。圧倒的な悪はなく、みんな愛すべきキャラクターだった。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.5

贅沢だよキャストが〜〜〜‼︎
目的は税金滞納で無くなってしまいそうな孤児院を救うという素晴らしい大義名分にも関わらず息をするように小さな犯罪を犯していく…笑
雪だるま式に罪が増えていき、序盤から終盤ま
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

けっこー序盤のテルマ嫌いだけど、中盤から2人とも好きになった。
ブルースブラザーズみたいな感じで雪だるま式に不運が募る話の運びだけど、結末それなんだ〜って感じ。色々ぶっ飛んでた。
女性の立場としては、
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

みんな大好き配管工モーリオ◎
現代との繋げ方とか音楽とかアクション、各キャラクターなんかもかわいく特徴的に描かれていた。
世代を超えて楽しめる映画。

フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.9

飛行機のシーンで「相手役この人か〜」と思ったけど、見ていくうちにどんどんカッコよく可愛く見える。好きな人を見るまなざしみたいなのがとても良かった。
そしてメグライアンのファッションが可愛い。
90年代
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.3

こういうもんだ、と思って見ると映像に集中できていいかも。画面上のホドロフスキーの芸術を観させられているんだと思う。
私の頭では理解まではいかなかったので、皆さんの意見を読ませていただき理解を深めようと
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夕方のおともだち(2022年製作の映画)

3.7

真っ直ぐになれるものならなりたいけど、結局なれなよね。
と思いながら切ない気持ちで見てた。
性癖からは逃げられない。
と同時に、どうしようもなく走り出しちゃう片想いの時の脳汁出る狂った感覚も思い出した
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

1.8

世界のジャッキー相手に…
人種差別酷すぎて40分で観るのやめた。
humorではない。不愉快。
何も面白くない。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

作品のジャケットと内容の雰囲気が全然違うから、先入観を持たずに見て欲しい映画。

大事な人をもっと毎日、日々感謝して大事にしなきゃいけないと思える映画。
忘れることは、相手が死んだのとほぼ同義だと思う
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.9

原作のイメージとキャストがちょっと違うかもと思ったけど、有村架純はとっても上手。バジルが想像以上に綺麗で女。
みんないい、ちひろさんの周りにいる人たちは空気がみんないいぞー。なぜなら、ちひろさんは誰に
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犬王(2021年製作の映画)

3.1

アヴちゃん上手だったー
人々と平家の死者に感動を与えて一つ一つ取り戻していく様子と、全て取り戻した時に得た最後の犬王の悲しさが良かった。
森山未來の歌が長くて超だるかったのと、要らなかろう…と思うシー
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.4

おお、ここでの優しさがあそこで効いてくるんだ!と纏まりがうまく繋がりも楽しい映画。
スーパーでの初手万引き可愛かった…。
いいカートの使い方!ザ☆アメリカ

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

90分でうまくまとまっていた
コリンファースがシュッとした見た目のせいで気付けなかった
最後、元夫と精神科医がセクシーイケオジすぎて物語がどうでも良くなった
母親としてはどうなんだろう…最後に丸く収ま
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.6

太田静子と山崎富江のキャストは、見目形雰囲気共に、逆が良かったんじゃないか…??
「君は僕のことが好きだよ」

盲目的になっていると刺さるよね、この言葉〜と思いながら戦慄してた。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.8

永作博美の自己愛と自己満足に満ちたママベアーっぷりは怖かった。
根底が見捨てられたくないので最後は子どもの言う通りにするあたり、尊敬はされないだろうなと思いつつも暴力よりはマシかなと。内容は想定内、人
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.8

不良少年はほぼ100%と言って良いほど片親だったり家庭内に決定的な不和が生じているらしいが、そんなこと理由にならん。
自分の心の虚しさを他人で埋めるな!
中にはなんの問題もないように見えて思春期故の感
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

あの派手さはないがしっとり上品で激しい感じが良かった。
「戦争を止める」というところが時代に合っていてリアルにそんな組織があるんじゃないかと思えてきた。
使用人たちで結成されていたところが上手いなぁと
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

短編集なので集中力が続かなかったり、家で見るにはおすすめの映画。
相変わらずお洒落でほんのりダークでアングラ的なのに王道。シーンひとつ一つを静止させてどの部分を切り取ってもポストカードになりそう。
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.2

少しインターステラー味あり。
若干大人向き。LGBTもさらり。
子どもが大人になって見た時にまた違う解釈になる感じがした。
面白かった。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.2

原作に本当に忠実‼︎
原作ファンとしては嬉しい。
みんな演技巧者。よかった。
すごく良かった。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

前置きなしに見て予測はついたけど、こういう結果になるとは思わなかった。
色々と要素が多いのに簡潔。
ゲームをしたことのない私でも比較的わかりやすく、単純に面白かった。
ガイがどんどん個と選択肢を得てカ
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

弟が特殊メイクのお仕事をしていたり、社長との出会い方など、中々にいい布石が散りばめられていて上手な作品。
アメリカというお国柄、妙なリアリティがある。

この人と一緒にいると嫌いな自分になってしまう…
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(1985年製作の映画)

4.3

因果応報。
寝ぼけて一瞬気が緩み、らしくないことをしたばかりに全てを失う元猛将とその一族のお話。
話がわかりやすい。人物で色分けされているため、名前や顔を覚えなくてもストーリーとして理解できる。
時間
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.8

ある種天才マックス。憎めない。
自己肯定感の高さとか、可能性に満ちていて中途半端だけど好奇心旺盛。
そこは子どもの発想で馬鹿馬鹿しく時々変な方向に走る。
中国人の女の子が日本人名だったり、アジア人に対
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

氷室ローランド以外のキャスティングが抜群。演技上手い。
でも原作の異様な雰囲気、独特なエロスが表現されておらず、最後の締めくくりの違いが少し残念。

まあだだよ(1993年製作の映画)

3.8

古き良き時代の、悪戯っぽい人格者の話が淡々と進んでいく…と思って見ていたら内田百閒の話だった。猫失踪シーンにて気付く。
嫌な悪役もおらず淡々とほんわか進んでいく物語。父親世代の飲み会感、懐かしい気持ち
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

呼吸が苦しくなる映画。
貴族と田舎者の定住者は案外似ているね、と言っていたけれど、選択肢が無い田舎、数多あらゆる選択肢のある殿上人の幸一郎とは根本が違うだろ〜と思った。
これからどんどん新しい価値観を
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.7

映像は綺麗だけど時系列がグチャッとしていた。
可哀想で悲惨な部分を際立たせたくて、史実を誇張してcloseなわけではないのかなと思った。
散々バラバラとした印象。
こんなに弱い人なの?もっと頭のいい人
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっとみた。
1の方がやや好きだったけどアクションの面白さは健在。マーリンが木っ端微塵になってショックだった。
歌上手い。
コリンファースが元気なうちに、3を宜しくお願いしたい。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.9

パリジャンってこんな感じなのかな?
と思いながら鑑賞。
登場人物、みんながみんな個性的で魅力的。言ってる意味もしたいこともわかる。
特にパリのベンチの彼女の言いたいこと、すごくわかる。
駆け引きって楽
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アスファルト(2015年製作の映画)

4.0

上品で静かな面白さ。
あり得ない設定をリアルにうまく繋いで、少し切なくさせてくるのが上手。
汲み取っても汲み取らなくてもいい心象風景みたいなものを柔らかく見せてもらった感じ。
ストレスフリーのいい映画
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HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

3.9

個人的にパーリタイムがツボ。しかもボロボロに…
今回もみんな元気に激しく暴れサクっていて、格闘シーンが熱い。
何も考えずに見れるのでよし◎

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

4.3

最初びっくりする家庭内容だけれど、フィンランドではこれが一般的にすんなり受け入れられるものなのかな?
と思いながら視聴。ならではの色使い、魔法、素敵な人達、可愛くて心が解ける良い映画。

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