sachikohanさんの映画レビュー・感想・評価

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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。原作を読んでないから純粋に映画作品として見たけど、おそらく軽度の認知症ってことなのかな、と思い、母の認知症の初期の頃やちょっと前を想像したりしながら見てたら涙がちょこちょこ出てきたけど、何>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

[メモ書き]ずっと観たかったけど、なかなか時間と感情のタイミングが合わず、ようやく観れた。今、自宅で認知症の母を介護している身として、さらにまさにもうすぐのタイミングでグループホームに移行しようとして>>続きを読む

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

4.2

面白かった!
コメディ、サスペンス、ラブロマンスの要素がうまく混ざってて、しかもクルーズ船という舞台設定もよくて(一度出航したら簡単には引き返せないのが人生と似てる)、心があんまり落ち着かない状況でも
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Allelujah(原題)(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに飛行機の中で見て、音声が小さかったのとイギリス英語はやっぱり字幕をつけても慣れない言い回しがあったりで、正確に把握はできなかった上、飛行機の特性上、集中して見れなかったり途中で猛烈に眠気が襲>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

『君たちはどう生きるか』というタイトルと、宮崎駿監督の今度こそ最後かもしれない作品(最後じゃないとしても、一回辞めると言ってやっぱりやるとなった限りは)、という背景があって、どんなメッセージを提示する>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.3

感想も思うこともたくさんあるけれど、今書けることは、観ている最中、観終わった直後、帰り道、数時間後でどんどん感想が変わるということ。感想というか感想のポイントが。

今日はいろいろあり過ぎて、突如思い
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

4.0

レビューを書こうにも、頭が整理できないので、このままで。どちらにしても記録でしかないのだけれど、何とも私の頭では消化しきれず。(評判がいいみたいなだけに、なおさら)

ただ、監督の一人が、昔々にちょっ
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チェコ・スワン(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!チェコ人のおばさま達があんなに大勢で楽しそうにしてるの初めて見た気がする。なんか幸せな気持ちになれる映画だった。

ただバレエの出来上がりはアレで良かったの?笑 鑑賞してたおじいさんたちが
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

所用で鑑賞。アメリカのティーン映画・ドラマのテンプレートという感じなのかなーと。ケイディが両親と何でも話すタイプじゃないことに少し違和感があったけど。

この手のタイプの映画のこの手のタイプの主人公は
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

阿部寛ももちろん良いけど、倍賞美津子がさすがの演技力ですごく良かった。ストーリーとしては、大衆向けのエンタメで、『ミッドナイトスワン』の監督だからと多少期待した(本当は『プラン75』が観たかったけど、>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.3

さすが是枝監督。
家族とは何か、妊娠出産にまつわる産む産まない産めない望まない妊娠などなど、人間と生命をめぐる社会性、いろいろぐるぐる考えさせられた。

是枝監督の前作もまだ見れてないから、こういう国
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大河への道(2022年製作の映画)

3.9

面白かった!
立川志の輔の落語が原作とは知らず、見るのを迷っていたら、志の輔の落語会の最後の宣伝話で知り(俄かゆえ)、それならぜひ観なきゃってことで日曜日に早起きして朝の回で観て、爽快な朝を過ごせた。
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ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

4.2

必見の作品。
いろんな差別について考えさせられる。異文化理解、異文化コミュニケーションを理解する上でも重要な史実。

人はいかに愚かなのか。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

メモ
村上春樹の小説が得意じゃないので、最初の方は、なんだかセリフがいかにもで、ちょっと我慢の時間だった。でも、広島に移ってからはどんどん面白くなっていって、多言語の芝居に興味が湧いた(本筋とズレるけ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったけど、なかなか観れず、ちょっとでもいいから観ようと、途中までのつもりで観始めたけど、面白くて一気に最後まで観た。

エンドロールも最後まで観ることお忘れなく。内容の良し悪しは置いておい
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

4.0

特撮ファンでもなく、主役2人のファンでもなく、三木聡および時効警察ファンとして観に行ったので楽しめた。

いや、確かに設定、小ネタ、すべて馬鹿馬鹿しいけど、その馬鹿馬鹿しさを観に行ってるわけで、私は大
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エール!(2014年製作の映画)

4.0

『コーダ 愛のうた』を観て、興奮冷めやらずで、家に帰って動画配信で見始めた。大まかなストーリーが同じで、設定をところどころ変えてるから、直後に見てしまったせいで比較ばかりしてしまったのと、ストーリーの>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

すごく良かった。後半から終盤、嗚咽なのか身体の芯が震える感じになってた。魂が揺さぶられたということか。

必見の映画。多くの人に見て体験してほしい作品。

次はオリジナルの『エール!』を観たい。

名もなきアフリカの地で(2001年製作の映画)

4.0

異文化理解、異文化コミュニケーションの観点から見た映画だったけど、そういうのを抜きに面白かった。ナチス統治下のヨーロッパにおけるユダヤ人っていうのはよく見る題材だけど、同じ時代にアフリカに渡って別の苦>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

観てから少し時間が経ってしまったが故、多少記憶が薄れているけど、なんか好きな映画だった気がする。

そう、後から何かで見たけど、どこかアキ・カウリスマス的な世界観というか、終始、静かな陰鬱なトーンが漂
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前にドキュメンタリーを観て、心が震えるっていう体験をし、彼女の伝記映画となれば観なきゃと思い観たところ、こんな壮絶な幼少期を送っていたのかと、だからどこか悲しげな物憂げな、言葉少なく表情が暗かった理由>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.9

劇場公開されたとき、柄本佑ってだけで期待値高く、すぐ観たかったけど、なかなか観れず動画配信でようやく観た。

うーん🧐、なかなか描写がすごくて(特に前半)、どうしたもんかと途中一度やめたけど、最後まで
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.3

素晴らしかった。魂が揺さぶられるっていう感覚。すごかった。

とにかく観れてよかった。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

すぐに記録とるにを忘れ、観た日付は忘れた。2021年の6月か7月。

シャラメ出演作ということで。それほど好きではないかな。まあよくある映画という感じだったような。すでにうろ覚えだけど。実話ベースって
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初の方は、過去パートの菅田将暉がいかにも昭和な台詞回しや間合いに、まどろっこしさを感じたけど、徐々に引き込まれていって、そんなのがあまり関係なくなって、むしろ昭和を体感しているような気分にもなって、>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.0

ようやく観れた。映像美や都会的というかファッション業界のような電子音楽が、おしゃれだったけど、思った感じとはちょっと違った感じ。

エルファニングはかわいくて、ほんとキュートでおしゃれで素敵だけど、誰
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

シアーシャ・ローナンとティモテ・シャラメ見たさに観て、女性の生き方について改めて考えさせられた。この映画だったか、このテーマで取り上げるなら。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.2

ウディ・アレン映画は悔しいかな、やっぱりいい。でも少し、ながら見してしまったから、もう一度見たい。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

前から気になっていたけど、シャラメづいた流れで観た。

いい!思春期、大学生にオススメ!

もうそういう時代はとっくに過ぎてるけど、懐かしく思いながらレディーバードの普通の可愛さと色使い、ジュリーとの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

ずっと気にはなっていたけど、なぜかクザヴィエ・ドランの映画と勘違いしていて、食指が動かなかった。

もっと早く観ていれば良かった。『ロリータ』と『ベニスに死す』を足して2で割って現代版にアップデートし
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

やることが多いなか諸事情で見ることになり、少しずつ見ようなんて思ってたのがとにかく引き込まれ、止める隙がなくて、一気に見終わった。

エディ・レッドメインの演技がすごく、本当にトランスジェンダーを抱え
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

もっと早く見ておけば良かった。すごく良かった。実話というところも良い。

トニーの冒頭の差別主義は根っからのものではなく、環境のものであり、無知ゆえのものであることも分かり、だからこそ、奥さんもトニー
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