Sadasanさんの映画レビュー・感想・評価

Sadasan

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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

クリント イーストウッド監督作品に期待外れはない。常に観客を楽しませてくれる。本来麻薬取り取引にあって、麻薬組織と取り締まる側とには、血生臭い関係にあるものだ。この両者の間に、家族に見捨てられた90歳>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.5

前半は女子プロボクサー志願の31歳マギーが、自分のうだつが上がらない人生から、チャンピオン目前まで這い上がっていく小気味のいいテンポストーリー。同監督の「許さざる者」を思わせる。しかし、後半に入り緩や>>続きを読む

約束のハドソン川(2009年製作の映画)

4.1

クリントイーストウッド監督作品にはいつも感動させられるし、考えさせられる。極限状態での人間の判断、特に生と死の狭間に在って、如何なる判断と行動をするか?本作においては、コンピューターのシミレイションが>>続きを読む

ガンジー(1982年製作の映画)

1.0

今回のレビューのスコアは1である。本来、観客が作品に対して評価を下すものであろうが、今回のスコアは、作品から私個人に対しての評価であるからである。スコアの1は、固定的なモノでなく可変的な数字である。私>>続きを読む

レインメーカー(1997年製作の映画)

4.2

歳いくと古き良きものが懐かしい😘。
黒澤監督がよく原作とした作家、山本周五郎のは、貧しき者をトコトン食い物にする、富める者をあぶり出す物語をよく描いたが、共通するモチーフがこの法廷劇にも読み取れる。
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リプリー(1999年製作の映画)

4.2

映画を観るとき、種々な要素を我々は要求する。映像、音楽、ストーリー、俳優、時代考察、原題、作品の監督等。
わたしは、監督が誰であるか❗️で沢山ある作品の中より選ぶタイプ。本作は「 コールド・マウンテン
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.2

コロナこの時は、笑いで跳ばそう🎵
風刺効きすぎ!今日U-Next 無料視聴申し込み、直ぐ観ました。最高のエンターテイメント!

その夜の侍(2012年製作の映画)

3.0

役者さん達の演技は抜群!一つ一つの場面は可笑しい?最後の雨と泥だらけの中で繰り替えされる争い。七人の侍あるいは宮本武蔵=般若坂の決闘を思わせるものあり?

ハイエナ・ロード(2015年製作の映画)

2.8

アフガニスタンという、アレキサンダー大王でさえ征服し得なかった国。美しい自然とその中で繰り返される殺戮。見知らぬ実体験を出来るということでは良だが、心に残る物がない!

ブロークン・トレイル 遥かなる旅路(2006年製作の映画)

4.5

骨太な男の映画はウォーター・ヒル監督!大袈裟な音響効果無しでの自然の中で静かに、そして、突然にやって来る死!それも大自然の中のただあるがままの出来事!旅人の帰着点あるいは通過点。
彼のリアリティーある
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キネマの天地(1986年製作の映画)

4.0

昨夜、NHK の番組で蒼井優と山田洋次監督の対談を見て、今日改めて観ました。山田洋次監督の映画に対する姿勢30年経っても変わってない!映画の持つ力に対する信頼?凄い!渥美清=寅さん・の名口調、笹野高史>>続きを読む

告発のとき(2007年製作の映画)

4.0

戦争の残虐さ、ディア.ハンターでも提示された問題、人間が人間で無くなる、戦友さえも平気で残虐に殺戮する。
戦争という国家のエゴの為に、ただ単の人殺しが英雄視され、戦争の暗部を国家は国民の目から隠してし
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新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争(1995年製作の映画)

4.2

三池崇史監督の初劇場作品とは知りませんでしたが、素晴らしい作品だと思います。画面から吹き出るパワー感じます。椎名桔平と田口トモロヲの体当たりの演技、新宿の裏通りと画面全体の暗黒、人間の動物的生きざま、>>続きを読む

GONIN サーガ(2015年製作の映画)

2.9

最初の作品が衝撃的であった為か、同じ監督でありながらエネルギッシュに欠ける面があり残念です。ただ、20年の時を越えて ちあきなおみ の「赤い花」が使用された事と、根津甚八の最後の作品であった事に感謝し>>続きを読む

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.0

物語は出だしが大事。聴覚障害の子供が聞くのはあの「Sound of silence」" hello darkness my old friend "騒がしい外の風景とは別。ここでガッツリ心を掴まれたオ>>続きを読む

あやしい彼女(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます



映画がエンターテイメントであるなら、文句無し。映画に芸術性とか付くと何だか肩こるんですが?