サイカツさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

サイカツ

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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

名画を取り戻すため国を訴えるという、とても実話とは思えないスケールの大きい話。

結末は想像できるが、分かっていてもちょっと泣けた。

しかし、これが実話とは本当に衝撃的。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

題材は面白いと思うのだが、劇的な展開がなく、盛り上がらないままあっさりと終わった印象。

実話だからしょうがない部分はあるが、もう少し何とかならなかったものか。

シャーリーズ・セロンのメイクがすごく
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

地味だが心に染みる良作。

主人公を最後までヒーローにしないところが良い。

ラスト、「3年後に撃たれて死にました」という後日談要る?ハッピーエンドにしとけよと一瞬思ったが、続く「でも父は幸せだったと
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

「今度は戦争だ‼︎」というキャッチフレーズの通り、アクション映画と化した続編。

確かに前作と同じ事をしても面白くないので、この方向転換は正解だと思う。

少々、子供向けな展開ではあるが、ハラハラ感や
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

どちらかと言うと、事件が起きる後半よりも、前半のいろいろな客とのエピソードの方が面白いかも。

キムタク・長澤まさみが出ていることや結構な豪華キャストのお陰で楽しめたという面もある。

しかし、最後の
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.5

20年ぶりの続編で、「あぁこんなシーンあったな」という楽しみ方ができるのだが、前作同様、基本クズなので、感情移入しにくい、

ちょっとハラハラする場面もあるし、面白くないわけではないのだが。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

3時間という長さを感じないくらい集中させられたし、いろいろ考えさせられたし、心に染みるシーンもあったが、全部理解している自信はないし、面白いのかと言われるとよく分からない。

原作は読んでいないが、よ
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龍拳(1978年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ローウェイが監督したジャッキー作品はおかしなものばかりだが、今作は唯一まともと言える。

復讐に行ったら憎い相手が改心しているのが何とも肩すかしだが、その後の葛藤に苦しむジャッキーもなかなか良い。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

地味な話だが結構良かった。

所々、ちょっと感動した。

小松菜奈がとても良い演技をしている。

蛇鶴八拳(1977年製作の映画)

3.3

この頃のカンフー映画にしてはストーリーがまともだが、特に面白い話ではない。

それでもアクションは結構良くて、日用品を使って相手を倒すジャッキースタイルが初めて使われた作品ではなかろうか。

クライマ
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ブルース・リー/死亡の塔(1980年製作の映画)

1.5

「死亡遊戯」のように、撮影途中でブルース・リーが死んでしまったために過去の作品や替玉を使って作品を完成させるのは理解できるが、ブルース・リーの素材が何にもないのに、それをやろうとした今作は単なる詐欺。>>続きを読む

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実は裏側でこんな事が行われていましたというコメディ。
とても良く練ってあってお見事。

徐々に種明かしされていく展開が実に面白く、観ていてニヤニヤしてしまう。

終わったかと思いきや巻き戻しというのも
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

さすがSFホラーの金字塔。
最初の30分は退屈だが、そこからどんどん盛り上がり、途中からはハラハラしっぱなし。

79年の作品なのに、今観てもそれほど違和感がないクオリティの高さ。

エイリアンに殺さ
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成龍拳(1977年製作の映画)

2.5

公開当時に観た時はトンデモ映画だと思ったが、今改めて観ると、実はプロットは悪くないのではないかと思う。

わざとらしい演技やおかしな演出のせいで苦笑するしかない駄作になっているが、もっと上手く作れば切
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

特に何が起きる話でもないが、思春期の友情、恋愛、家族事情を上手く描いており、まんまともどかしい気持ちにさせられた。

ジャッキー・チェンの醒拳(1983年製作の映画)

1.5

撮影途中でジャッキーが失踪したため、過去の映像やソックリさんを使って完成した作品。

ブルース・リーの「死亡遊戯」もそういう作品だが、大きく違うのは「死亡遊戯」はクライマックスの撮影を終えていたのに対
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.8

結構な豪華キャストで、それだけで観る価値あり。

話はかなりバカバカしいが結構笑える。
それでいて所々泣かせる。
浜辺美波親子のシーンや老夫婦のシーンはとても良い。

多くの登場人物が終盤に繋がってい
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ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ミュージックビデオと言われようがゴールデンラズベリー賞を受賞しようが、ロッキー4は大好きな作品なので、別に再編集してくれなくても良いのだが、家政婦ロボットのシーンは要らないと思っていたのでちょうど良か>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

何なんだ、この話は…と思いながら観ていたが、オチで納得。

振り返るといろいろ疑問はあるが、まずまずの面白さ。

ファイナルドラゴン(1976年製作の映画)

2.0

どうしてこんな話にしたんだろうと不思議に思えるほど奇想天外なストーリー。
わけがわからず全く面白くない。

演技も雑で学芸会レベル。

ジャッキー対ジミーのアクションも悪くはないものの特筆するところな
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作と違い、今作は老人の視点。
前作では不気味でしかなかった老人がヒーロー化する。

侵入者は誘拐ではなく娘を取り戻しただけなので、悪いのは老人の方では…と思わせといて、取り戻したのは娘の心臓が欲しか
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかの歴代スパイダーマン共演。
こんなのアリなのか、と思いながらもテンションが上がる。

メイが死んでしまったり、ピーターが忘れ去られたり、なかなか切ない展開だが、それだけに印象に残る。

二代目ス
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

安藤サクラがすごい。

一つは体型の変化。
撮影期間が2週間と聞いて二度驚き。

もう一つがボクサーとしての動き。
過去に経験があったとしても相当練習したんだろう。

ど素人が徐々に成長していく過程は
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燃えよドラゴン ディレクターズ・カット版(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ディレクターズ・カット版ということで、リーと高僧との会話シーンが追加されているが、会話の内容が高尚過ぎて意味不明。

ラストバトルでこの時のアドバイスを思い出してリーは鏡を割るのだが、「幻想を打ち砕け
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

武道家が怪しげな島に集められて試合をするという設定が面白い。

終盤、麻薬工場を暴き通報したリーを捕らえたのにその場で殺さず、翌日まで待って試合で倒そうとしたり、手下に「殺せ!」と指図しながらも一切武
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.5

冒頭、ちょっとコミカルなブルース・リーが良い。(それが20分もダラダラと続くのはどうかと思うが)

ブルース・リーは本当に強いんだろうなと思わせるアクションの数々で見応えがある。

ただ、一方的にやら
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レッド・ドラゴン(1976年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

まさかの結末に唖然。

ありきたりなストーリーも、さほどキレのないジャッキーアクションもまぁ良いとして、あのラストはない。

主人公が死んでしまうという結末は前作と一緒だが、ブルース・リーの死に方はも
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実はサマリタンではなかったというオチはあるものの、それ以外はひねりも何もないストレートな話で、暴れるスタローンを楽しむだけのような作品。

しかし、話を複雑にして誰が悪いのか分からなくなってしまうより
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今度はジェイク・ギレンホールがアベンジャーズに参加か…と思ったらなるほどと思える展開。
何度もフェイクに騙されてしまって面白い。

エンドゲーム でアイアンマンがいなくなってから、もうMCUは観る気が
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.8

最初、つまらないのでどうしようかと思ったが、多部未華子が登場した途端に面白くなる。

笑えるし、泣けるし、歌も良い。
特に最後の小林聡美とのシーンは泣ける。

それほど可愛いわけでもない多部未華子の人
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

普通に考えれば強盗に入った3人組が悪く、それを退治する老人を応援すべきなのだが、3人組の視点で見てしまうため、上手く逃げられるかハラハラする。

88分という短い作品にもかかわらず、ハラハラの連続なの
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.5

他のレビューを見ると、漫画ファンほど評価が低い感じ。

漫画が素晴らしい分、どうしても見劣りしてしまうが、映画そのものとしては悪くない。

小栗旬も漫画のムッタと比べるとカッコ良すぎで、再現度という点
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

15年間も軟禁された理由を探るという設定が面白いので引き込まれるが、何とも後味の悪い結末で、結局作品として面白いのかと言うと疑問。

ただ、黒幕の動機については、漫画よりも説得力があるし、ラストの衝撃
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

正直、前作はカッコいいだけでそれほど面白いと思わなかったが、今作はかなり良い。前作を上手く活かした続編となっている。
トムが教える側になり、亡き親友の息子との関係に悩むという設定は続編ならでは。

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燃えよデブゴン7(1979年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

サモハンの動きは素晴らしい。

ただ、アクションを楽しむ作品だからストーリーに文句を言ってはいけないことは分かっているが、それでも今作はイマイチ。

敵のお父さんは多分悪い人ではないのに、最初から最後
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いろいろ突っ込みたくなる所はあるが、そもそも30分で一年の時間が進むという設定自体がぶっ飛んでいるので、細かい事を言うのは野暮かも。

深く考えなければとても楽しめる作品。

特に骨が折れて変な形で固
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