特別試写会で鑑賞。
個人的には、現代の感覚では指して新しさを感じず、ナタリーポートマンは相変わらず美しいということを感じただけだった。
子供の純粋さは美しいので、やはりそうした部分は堪らないのだけ>>続きを読む
ああこうやって、したくなっちゃったんだよな、僕たちも。
ヤンキーが、出来心で音楽を始め、地元のロックフェスに出る、そんな映画。
予告編どおりのプロットはネタバレを恐れる必要がないから、鑑賞後に綴り>>続きを読む
二ヶ月も前の鑑賞で、書きかけでしたが、放置するのが気持ち悪いのでアップします。
回しても回してもどこにも辿り着かない。
善と悪の昼夜は、風車や車を回すが、幸不幸の繰り返しが続くだけだった。
シ>>続きを読む
残り物には訳がある。
表題の通り、30未婚の美人が婚活をする物語。
付き合う相手はいつも既婚者の美人が、ある日「死にたい」という感情を晴らすために、婚活を始める。
美人故に選び放題かと言えば、>>続きを読む
僕は、これをありきたりと言いたい。
障害を持った妹と、足の悪い兄の生活を描いた本作は、貧困ゆえの過ちを田舎町を舞台に映し出す。
彼らのする行動が倫理的に正しいかと言われれば、大抵の人は首を横に降>>続きを読む
恋愛は人生の逃げ道ではない。
人生を思考停止して夏休みを始めても、いつか終わりは来てしまう。
恋をした状態を、「春が来た」と言うのは日本だけなのだろうか。
寒い冬を通り越し暖かな風が吹く状態、満開>>続きを読む
手に入るものはいつだって無価値で、届かないものほど愛おしい。
赤く沈む気持ちが本質的に晴れることはない。でも少しだけ忘れられる瞬間だってあるはずだ。
最強で最弱な女性と出会った。
彼女に会った男>>続きを読む
青春が奏でる幻想は、美しくも儚い
一本の映画で完結してしまうくらいの、ドラマチックでありきたりな日々があった。
そういえば消費者金融のCMで、一斉を風靡した犬種だったかと、この映画を観て思い出した>>続きを読む
鑑賞後、決して理解できるはずのない天才に、深く共鳴する自分がいた。
知ってる。知ってる。
CMとかで聴いたことある。
あ、この曲も、そしてこの曲も。
天才の紡いだ音楽は、2019年を生きる20代>>続きを読む
本当の絶望など存在しないと彼は教えてくれた。
その刑務所にいる者は皆口を揃えてこう言う
「俺は無実だ」と。
であるから、主人公アンディが同様の言葉を口にすることも、そこではさして珍しいことではない>>続きを読む
愛と恋の見本市
単純で通俗的だけれども、難解で破壊的
本作は、芥川賞作家、柴崎友香の同名小説の映像化。
監督は「ハッピーアワー」などで話題を集めた濱口竜介で、初商業作品でカンヌ映画祭にも出品され>>続きを読む
嘘と子供。
監督の作品を全て鑑賞した訳ではないが、その多くに共通する要素だ。
パルムドール受賞後の鑑賞のため先入観もあるかもしれないが、本作が彼の作品の一つの到達点であったように感じた。
タイト>>続きを読む
タイムカプセル。いや、ほとんど時限爆弾だ。
午後23時、久しぶりに連絡をよこした友人からの飲みの誘い。
明日も仕事だから、またにしてくれと言いたいが、今この時じゃなきゃダメなんだと押し切られ、泣く泣>>続きを読む
震える水面は美しい。
滝のように溢れ出る感情が揺らす。
匿名のダイバーが陸に上がる時、火の粉が見えた。
本作は、擬似三角関係を描いたラブコメである。
しかし、単純なラブコメだと舐めてはいけない。>>続きを読む
サーガの精神を引き継いで、大義を考えさせる、ファン大歓喜の作品。
昨年の盛り上がりを考えると、驚くほど、話題に上がらない。
初日に、コスプレでどうこうという話も聞かなかったし、空席も目立っているとの>>続きを読む
将棋にかける熱い青春映画
もう、大分時間が経ってしまったので手短に。
聖という、青年が命をかけて将棋をする物語。
松山ケンイチと、東出昌大もそっくりと思わせるルックスに重ね、素晴らしい演技。
もうや>>続きを読む
衝撃と興奮で、女性の諦めと希望を断片的に描いた作品
私たちのハァハァで、昨年注目を集めた松井大吾監督の最新作。
近年注目の作家、山内まりこの原作の映像化。
27歳で、将来に不安を感じるアズミハルコ>>続きを読む
鑑賞から大分時間が経ってしまったので、サクッと。
山下監督らしい、暖かみのあるコメディ映画
休日にフラッと行くのにとても良い作品。大スケールを期待するようなものでないので、見終わった後に、大きく心>>続きを読む
隅から隅まで丁寧に作られた、心温まるヒューマンドラマ。
ある時期の日本映画は、ほとんど宮崎あおいだった。そして、ある時期の日本映画は、ほとんど橋本愛だった。
今で言えば、二階堂ふみだろうか、集中した>>続きを読む
生活を描いた、戦争映画。単純に泣ける作品ではなく、自分と地続きの世界に彼女らを観る作品。
テアトル新宿に行くと、いつも「悲しくて悲しくて」というフレーズの曲が流れるトレーラーを見せられる。そんな、ど>>続きを読む
誰がが鼻をすする音に気がつくと、自分も鼻をすすっていることに驚く、そんな体験をする映画。
織田裕二が主演で、いかにも泣ける感じの映画。はいはい。そうですかといって足を運ばないか、逆に運ぶかの二択だと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
デスノートオタクが作り上げる、デスノートオタクの物語
原作、前作ファンにこれでもかと叩かれている本作であるが、少年ジャンプの連載時から、読み返した回数は数知れない私は、そこまで酷いとは感じなかった。>>続きを読む
良い意味で、シリーズをぶち壊しながらも、まとめた、シリーズの最終作
原作漫画の設定、ストーリーを大切にしながらも、コミカルさを織り交ぜてきた、ウシジマシリーズの完結編。
このシリーズの素晴らしかった>>続きを読む
人と向き合うことを描いた作品。
メディア露出のある作家が、妻の死と向き合っていく物語。
全体として心地のいい音楽が流れて、どこに向かっていけばいいのだろうと、気持ちを紛らわす。
正面から何かに向き合>>続きを読む
フジテレビ黄金期ノリのコメディ映画
予告、PRからして、踊る大捜査線のような、フジテレビが大好きな安定の業界系ドタバタコメディなのは想定内。
恐らく、近年はフジテレビというだけで毛嫌いする、人も多い>>続きを読む
邦画では珍しい、ハラハラドキドキの職業映画。
流石に音楽が好きな監督なだけあって、全編に渡って緩急のある最高な劇伴に、終始興奮。
そんな音楽も初めてかかる、最初の長回しが最高にカッコいい。展開の関係>>続きを読む
素晴らしい映像化、痛々しいほどの学生のリアル
原作小説のファンだったが、キャスティングも、脚本も、演出もよく、ある種完璧な映像化だったように思う。
ただ、原作小説を十二分に理解している自分だったから>>続きを読む
衝撃的でありながら、ある意味綺麗にハマっていく映画
同監督、そして古舘寛治さんも同じく出演される「歓待」と酷似する前半部分と、シュールで、切ない後半部分から成り立つ。
浅野忠信の不気味さに恐怖を覚え>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
普通に向き合う人々の、越えられない心の柵の物語。
函館三部作の完結編として話題を集めていた本作ですが、前の二作は見ずに鑑賞した。
まるで刑務所の中のような、職業学校で大工を習う義男(オダギリ)は、独>>続きを読む
気持ちの良い勧善懲悪ギャグ時代劇。
まず、貧乏だが、武術の力のある藩が、理不尽な理由で、通常では考えられないスピードで、参覲交代をさせられた前作の良いところを引き継いでいる。
大名行列をしなくてはいけ>>続きを読む
不気味な雰囲気を楽しむのには最高な映画。
トレーラーをちゃんと見ていなかったからか、隣人がおかしな人だということ以外は事前知識がない状態で鑑賞した。
そのため、序盤は、導入のシーンや、川口春奈が関わる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
永遠に理解しきれない他人というものへの歯がゆさ、それに付随する怒りと悲しみを描いた作品。
就寝前に見る夜のニュース、悲惨な事件が世の中を賑わしていることを知ると、被害者に同情する。
しかし、数ヶ月し>>続きを読む
シリーズにしては珍しい、比較的後味の良い作品。
ウシジマシリーズはどうしたって、ドラマの方がいい。
それは、闇金に関わるような裏の世界の人々を描くのであるから、安っぽいセットで、胡散臭い人たちが出て>>続きを読む
かっこいい役者をカッコよく撮る、そんな映画だった
ドラマ版の企画を聞いた時、映画監督が交代で撮るということで、楽しみに見たところ、無国籍感のある雰囲気に引かれた。
そのため、映画版は絶対見ようと思っ>>続きを読む
セオリー通りにいかない、自分勝手な人たちが送る、コメディー映画
まず、若い世代の自分が驚くのは、全く熟女好きでもない自分でも、この映画では、大竹しのぶが可愛いと感じることだ。当然、若かりし頃はお美し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
先行上映会にて鑑賞
まず、先行上映会は、監督、プロデューサー、出演者、スタッフが、二列にならないと登壇しきれないほどいらっしゃって、とても幸せな空気に包まれていました。
パンフレット、Tシャツ、ポス>>続きを読む