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公開当時、平手友梨奈という子のことも彼女が所属していたグループのことも殆ど知らなかったから、この映画が彼女を知るきっかけだった。演技の自然さ以上に、エンドロールを流れた平手の透きとおりながら芯のある歌>>続きを読む
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セカオワのピアノも務める藤崎沙織さんの小説『ふたご』は、自身の半生を基にした私小説的な作品だが、辛い体験ばかりをコラージュしたような壮絶な作品で、文庫版解説で言われるように「いつか、うまくいくから」と>>続きを読む
☆5をつけているのは専ら思い出補正で、もう7年くらい観ていないからまた観かえさないといけない。
当時は年齢的に主人公たちに大きく感情移入しながら何度も観ていたが、いまならどう感じるのだろうか、という怖>>続きを読む
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偶然目撃してしまった猟奇殺人の犯人にわざわざ姿かたちまで寄せた造形のキャラクターを登場させる漫画を描いたり、終盤の奥さんに危険が迫る状況でわざわざ自分でマンションのロックを外すような真似をしたりとか、>>続きを読む
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レオンとマチルダが俳優当てクイズや水の掛け合いとかをしているシーンが最高にきれいだったけど、どうせ嵐の前の静けさだと思って(実際そうだった)、和むどころか緊張しながら、というかむしろ(感情が展開を先取>>続きを読む
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ピンクが望むように、ツチヤがこの先「地獄」を生き続けるのだとしても、その決断が西寺の懸命な——2度にわたる——引きとめをツチヤが安易に受けいれてしまうことによって、ではなくてよかった。
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聴覚障害(とそれに付随する手話の必要性)という健常者との言葉の壁があってもなくても、人が何かを大切に思ったり、あるいは手放したくなったりする気持ちの理由は簡単には説明できない。他人にはなかなか伝わらな>>続きを読む
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元々原作ファンだったというのが大きくて、特に深く考えず具体的な期待もせず臨んだのだが、「映像化する」ってこういうことなんだな... と圧倒された。ビビった。
まず、大胆な原作改変。
言語を跨いだ文学>>続きを読む