ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価

ブタブタ

ブタブタ

恐怖女子高校 女暴力教室(1972年製作の映画)

4.0

SEX!暴力!新しい学校のリーダーズ!!
70年代東映エクスプロージョン映画、コンプライアンス無視アンモラルバイオレンス女子高映画。
自分は昨今のヤンキー漫画及び作品に全く興味が持てないんですけど、不
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

そもそも浅野いにおが自分に合ってないのかも。
浅野いにおが描く全てのキャラクターが嫌い。
なので誰にも感情移入出来ない。
なので原作未読。
おやすみプンプン以降作品は読んでない。
ルッキズムじゃないけ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

先日武蔵野ミュージアムの『永野護デザイン展』行ってきたのですが永野護『ファイブスター物語』の第一話はアマテラスが星団統一した話としてはラストから始まって、そこに至る過程を描くのですかアレは永野先生曰く>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

5.0

『アンチヴァイラル』はイマイチで『ポゼッサー』で之はキタと思い『インフィニティ・プール』でブランドン監督は信用出来ると確信。
父デヴィッド・クローネンバーグが同じグログロネッチョンネッチョンな世界を描
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

宇多丸さんのムービーウォッチメンによると原作小説は可也違う点も多く映像化不可能部分も多いのでこの脚色は「有り」であり納得の脚色賞との事。
ならば原作を読みたい処。
今は亡き天才芸人・松本人志さんが昔、
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『ドグラ・マグラ』と同じく初めの新刊発売イベントで「エリーの正体はスパイ」って思い切りネタバレしてるのね。
ミステリー好き程コレはないなと思う程ストーリーが余りに杜撰過ぎるけど本作はもうそういう作品で
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.5

オープニングの何かがやって来るカメラワーク、サム・ライミの『死霊のはらわた』オマージュからの頭皮ズルムケ剥がし‼️ドローンで顔面破壊‼️生首バーン‼️で死霊化人間が湖から空中浮遊‼️そしてタイトル『E>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

ホドロフスキー版『DUNE』はメビウスの絵コンテによるとスパイス輸送船を宇宙海賊が襲撃するといういきなり宇宙でのアクションシーンから始まるってSWエピソード4と同じく説明とか全部端折って思い切り「途中>>続きを読む

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

2.5

記憶補正もあると思うけど昔レンタルビデオ屋で借りて見た『ダリ天才日記』のが遥かに面白かった。
『ダリ天才日記』はDVDも配信もない。
メアリーハロン監督は『アメリカン・サイコ』撮ってる。
何かテーマ的
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

旦那は自殺って事で間違いないと思うけど(私見です)『ソロモンの偽証』の1万倍は面白かった。
何が真実か?って事はそれ程重要ではない。
「真実はひとーつ!」とか安直な答えは提示されない。
人間とは複雑で
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

1.0

見ない事には文句は言えない🤣
見なければよかった‼️🫠
1日サービスデーの日に見たけどただでも高し‼️時間の無駄無駄‼️
予告で『オーメン』の前日談映画やってたけど《前日談》というのはですね、スターウ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

「文学と三文ポルノ小説の境界とは」
一言で言うと《富士見ロマン文庫》の世界。
原作はそうでもないのに映像にするとやっぱり下世話でドギツイエロの部分が前面に出てくる。
《富士見ロマン文庫》とは

富士見
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

前半は超面白かった。
ピタゴラスイッチ的に何もかもか不味い方向に転がっていくスラップスティック・ブラックコメディで、水なしで呑むと死ぬクスリ(そんな馬鹿な)→水が出ない→買いに行く→鍵開けっ放し→治安
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

ハイキュー!!ファンである奥さんと一緒に鑑賞。
原作未読の上にアニメも見た事なし。
プリン頭の人は別チームだという事も初めて知った。
しかし面白かった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.5

役所広司・主演『ちいかわ』か?
……
ほぼ喋らない主人公の特に何も無い(?)淡々とした日々、そして労働。
台詞は「う…ん」「…」「(笑)」のみ。
前半は完璧だった。
毎日同じ時間に起き自販機でコーヒー
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.0

最初のは未見。
正直『ジョニーは戦場に行った』ばりの反戦トラウマ物映画だと変にハードル上げすぎた。
そりゃ勿論戦争の悲惨さと無意味さと不条理と下らなさは嫌という程わかったけれども『ゴールデンカムイ』見
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく《愛》
愛こそすべて。
もうね、大ヒットしてるのが分かる。
面白い、それもわけわかんないけど面白い類の面白さ。
ガンダムSEEDの魅力ってファースト本筋と違ってシリアスになり過ぎない所もあると
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.0

登場人物が1人残らず「嫌な人間」てすごい。
嫌な奴でなく人としてなんかしらの欠陥のある「嫌な人間」
ヘッジファンド(よく知らんけど)何て要は博打みたいな物だしそれに毎日毎日パソコン見詰めながら神経すり
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恐竜・怪鳥の伝説(1977年製作の映画)

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youtubeで無料公開中なので何十年かぶりに見ましたが確かに酷い。
日本のロジャー・コーマン、東映・岡田社長が『ジョーズ』の大ヒットに当て込んで例によって「似たようなのを作れ~い!」の鶴の一声で出来
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

原作未読でアニメのみです。
本当に素直に面白かったし完璧な実写映画化では(アニメしか見てませんが)
同じくジャンプ系列の実写映画化成功例とされる『るろうに剣心』は原作の絵のカラフルさ、作者が影響を受け
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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見てる途中だけど余りの詰まらなさでコレを書いています(笑)
岡田麿里作品見たのは思えば構成の『鉄血のオルフェンズ』だけであの花~は見てない。
きっと自分には合わないんだろうな。
何か詰まんないジブリ擬
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彼女(2021年製作の映画)

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漫画家中村珍はデビュー短編集出た時「天才の出現に立ち会うとはこういう事」とか天才と持て囃されたけどマトモな漫画は『群青』だけ。
あとは表紙だけファンタジーで中身は落書きみたいなエッセイとかあとはエッセ
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DAU. 退行(2020年製作の映画)

1.0

ナターシャ、退行纏めて。
紛うことなきゴミ。
まさかの見放題配信になってて有難く鑑賞したものの紛うことなきゴミ。
てらさわホーク・柳下毅一郎youtubeチャンネルでの批評「狂った金持ちがやらせるデス
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アメリカン・バイオレンス(1981年製作の映画)

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真夜中に急に思い出す。
小学生の頃、当時住んでた亀有に名画座があり当時ブームのホラー・スプラッター映画やこの手のモンド映画の2.3本立てが500円で見れたいい時代だった。
友達の関根君と一緒に見に行っ
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全身犯罪者(2020年製作の映画)

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『オカムロさん』の松野友喜人監督第一回短編作品。
映画秘宝が再復刊した。
色々あったものの矢張りボンクラ映画界隈・批評・紹介の分野として映画秘宝以外なかったので正直なところ嬉しい。
映画秘宝再復刊第1
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

西村賢太『苦役列車』みたいな感じかな~と思ったら矢張りその通りだった。
驚いたのはラストの主人公がどっかから落ちる→パンツ一枚で机に向かい再びペンを取り書き始めるってオチまで同じ。
ツチヤさんはすごい
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ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

3.5

《〝インディーズ映画の至宝〟ケリー・ライカート監督》
意識高い系エコ・テロリスト達の水力発電所ダム爆破計画。
ナイトスリーパーズダム爆破計画って邦題付けた奴は絶対見てない(笑)
ダム爆破計画そのものよ
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.5

《〝インディーズ映画の至宝〟ケリー・ライカート監督》
思ったのはディズニー🟰今のスターウォーズとMARVELが心底欲しいのはこういう才能なのかなと。
阿呆社長(キャスリーン何とか)がアカデミー賞取った
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

4.0

西尾維新は何か文体が合わなくて殆ど未読。
《戯言シリーズ》《人間シリーズ》だけは全部読んだ。
その世界観や設定は大好き何だけど。
《物語シリーズ》はあの講談社BOXの装幀デザインが絶望的にダサくて手に
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ベイビー・オブ・マコン(1993年製作の映画)

5.0

《ピーター・グリーナウェイ:レトロスペクティブ》に『ベイビー・オブ・マコン』が入ってないとは如何なものか。
イエス・キリストが処女受胎で生まれ処刑される迄を赤ん坊の時で全部済ませちゃうってコンセプトな
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数に溺れて(1988年製作の映画)

4.0

イメージフォーラムで《ピーター・グリーナウェイ:レトロスペクティブ》をやるそうだけど『エイゼンシュテイン・イン・グラナファド』ラインナップに含まれず。(まあレトロスペクティブ何だから致し方なし)
僕の
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エイゼンシュテイン・イン・グアナファト(2015年製作の映画)

4.0

グリーナウェイ版『おっさんずラブ』
現地ガイドを務める比較文化学教授のパルミーノは知的かつエロ美男子😎
吹替えするなら完璧に津田健次郎ボイス。
エイゼンシュテイン監督がこのパルミーノに撮影そっちのけで
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市子(2023年製作の映画)

4.0

内容には触れてませんが間接的ネタバレ注意⚠️
夢野久作の『ドグラ・マグラ』が長編の傑作なら『少女地獄第1章・何でもない』は短編の方の傑作。
ある耳鼻咽喉科病院の看護婦募集でやって来た美少女・姫草ユリ子
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

原案というか着想元は『太陽がいっぱい』の原作ハイスミス『才能あるリプリー氏』らしいとの事。
バリーコーガン演じるオリバーは初めから悪党だったのか結果的にそうなったのか、それとも本人にも分からないのかフ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

兎に角主人公ミアのキャラクターが負の方向で魅力的というか、救い難いバカ女で或る意味最後に倒されるラスボスの役割も担ってるのであの結末は溜飲が下がる💀
『JOJO第六部』に自殺志願者で自分は生き残るのに
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