数十億、数百億をかけた映画の2時間より、友人たちと遊ぶように作った映画の2時間が、はるかに感動的な経験を与えてくれることがある。
「偶然と想像」は、一つの偶然から始まる物語を鮮やかな想像力で膨らませ>>続きを読む
気の抜けたサイダー。
味は普通のサイダーと同じだけど、パンチ力だけが抜けている。
山田杏奈がかわいすぎて、逆に感情移入出来なかったと思う。もっとイメージを崩して、ダメな腐女子を演じて欲しかった。>>続きを読む
懐かしい。
ラブレターが大好きだった人には、もう少し意味を持つような映画。
ラブレターは確か、止めていた息を吐き出すところから始まる。カメラも絶えず呼吸していて、観ているとすーっと吸い込まれていく。>>続きを読む
名作とまでは言えないけど、シンプルに完璧な、恋愛映画じゃない恋の映画。
ストーリーとか設定はともかく、表現方法が愛おしい。
若い頃のふわふわした恋心が、襟に残っていた前日の香水の香りのように、優しく>>続きを読む
映画にするにあたって、変えるべき所をうまく変えて、一編の映画として成立させているところがすごい。
半分好き。
エンディング曲が素敵。
自分の人生の前半が好きなのと同じく、この映画の後半が好き。
昔に戻りたい。
文通がしたい。
なんとなくそう感じさせられる。
まだまだ若い大人のための映画。
パステルカラーな映画。
綺麗だけど、偽物感が強い。
独特の華やかさとテンポが楽しいのは認めるが、どこか魂の抜けた、形だけの映画だった。とてもいい設定で、うまく繋ぎ合わせたストーリーだが、様々なギミッ>>続きを読む
やっと隅々まで満足できる青春恋愛映画を観た気がする。
決して普通ではない、でも、主人公の全ての感情が痛いほどわかる。
山田杏奈の目。
すごい力が宿っている目。
是非その目に注目して観てもらいたい。
驚異的な設定。
最近河瀬直美監督の映画をいくつか観て、そのドキュメンタリー式映像の美しさに浸っていたせいか、この映画のドライな映像には少し物足りなさを感じたが、心を押しつぶされるようなパワフルなシー>>続きを読む