魚さかなさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

魚さかな

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RRR(2022年製作の映画)

3.5

2023年4本目
 1920年のインドで、大英帝国と戦うインド植民地の青年2人の友情物語。最先端VFXとCGを駆使した現実ではあり得ない特撮アクション映画。
 2/7と2/14に「乃木坂46のオールナ
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.1

2023年3本目
 中島裕翔がマンホールに落ちる一人芝居。   
 上映前に公式にネタバレ禁止が告知されている。
 中島裕翔のモラハラ男がハマって適役。
 作中のSNSの比重が高い娯楽映画。
 緊迫感
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.8

2023年2本目
 1999年、大泉洋は妻の柴咲コウと19歳の一人娘を交通事故で失う。1980年、大学生の目黒蓮と恋に落ちる人妻の有村架純。2007年、八戸市の実家に戻った大泉洋が、娘の親友の伊藤沙莉
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

2023年1本目
 窪田正孝・安藤さくら夫妻の謎を、弁護士の妻夫木聡が解明するミステリー。
 在日、殺人犯の子、という出自による差別。他人になりすましたい願望。ラストシーンへの構成が良い。
 Face
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.6

2022年13本目
 満鉄社員の二宮和也が、第二次世界大戦のあとシベリア収容所で過酷な労働の11年間を過ごす。病を患ってベッドで過ごすシーンの演技が上手い。
 4人の子供を育てながら日本で夫を待つ北川
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

2022年12本目
 宮崎の女子高生・鈴芽(原菜乃華)と東京の大学生・草太(松村北斗)が、地震の被害を止める旅をする。宮崎・愛媛・兵庫・東京・宮城へと移動してゆく。その土地で出会う人々との交流が温かい
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.1

2022年11本目
 フリーライター稲垣吾郎と編集者中村ゆりの夫婦関係の在り方を描く。
 若葉竜也と志田未来の夫婦。高校生作家、玉城ティナのカップル。玉城ティナの演技が意外と悪くない。若葉竜也はいつも
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.4

2022年10本目。
 『リング』の中田秀夫監督だが、これはホラー映画ではない。ハートフルな特撮映画だ。
 福島県の田舎に移住し、ハウスみかん農家を営む相葉雅紀。世田谷に残した小学生の長男がやって来て
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

2022年9本目
 売れない都会の小説家の草薙剛が、1986(昭和61)年に長崎県の片田舎で親友と過ごした小学5年の夏を思い出す。
 親友の竹本くんが魅力的に描かれている。草薙剛のナレーションが竹本く
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TANG タング(2022年製作の映画)

2.2

2022年8本目
 二宮和也がロボットタングと旅に出て友情を育み、妻の満島ひかりと復縁する。
 エンドロールで10個前後のVFXチームのクレジットが出る。分業必須としても、北海道→福岡→深圳→宮古島、
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

2022年7本目
 赤ちゃんポストを利用した赤ちゃん売買と、それを追う女性刑事たち。赤ちゃんを売る為に協力していた男女3人に、家族のような絆が生まれる物語。
 『万引き家族』の是枝裕和監督と、『パラサ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.2

2022年6本目
 カフェを営む阿部サダヲは、20歳前後の男女24人を連続殺人していた。大学生の岡田健史は、中学の頃に塾通いでカフェに立ち寄っていたことから事件の真相をを調べてゆく。
 親から抑圧され
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

2022年5本目
 松坂桃李19歳と白鳥玉季9歳の出会いと、15年後の松坂桃李34歳と広瀬すず24歳の再会を、交互に描く。
 横浜流星の濃厚なベッドシーンと荒々しいDVがリアリティ溢れている。横浜流星
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.1

2022年4本目
 岸井ゆきのが、2005年に大学新歓コンパで出会った親友、浜辺美波と死別するまでの6年間を描く。
 浜辺美波の恋人に杉野遥亮。浜辺美波の母親に鶴田真由。形見分けでそれぞれの感じ方が異
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

2022年3本目
 前半のA面は父親失踪事件、長過ぎてやや飽きる。後半のB面はミステリー種明かし、主演の佐藤二郎の演技力が物足りない。金銭への執着心・奥様への愛情・犯人への恐怖心、どれも薄っすらとしか
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

2022年、2本目
 タクシードライバー伊藤沙莉の自然体の演技が素晴らしい。Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』には及ばないが、もっと伊藤沙莉の恋愛映画を見続けたい。
 私の大好物
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前科者(2022年製作の映画)

3.9

2022年、1本目。
 脚本が素晴らしい。場面の順序が緻密に構成され、多くの話が散らからずにすんなりと入ってくる。2時間13分でそれぞれの人間関係を回収してゆき、観終わって満足感に満たされる。
 元受
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.4

2021年、24本目。
 3本オムニバスの、3本全て良い。3本全てネタバレ無しで見たい意表を突く展開。3本全て恋愛を扱っているが、人の心にある醜さが描写されている。自分にもこういう一面あるな、と心当た
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

2.0

2021年、23本目。
 初日の初回、鑑賞後に初日舞台挨拶ライブビューイング。全国で6万5千人がライブビューイングを見ているとのこと。主題歌が「Find The Answer」について、松本さん「昨日
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

2021年、22本目
 ドキュメンタリー監督と学習塾講師の二足のわらじ生活の瀧内公美。正義のために糾弾する取材と、貧困家庭の女子高生を救う行動、いずれも想定外の結末が待っている。
 カメラワークなのか
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ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

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2021年、21本目
 丸の内ピカデリードルビーシネマにて、11/3から公開13日目に鑑賞、価格3400円。
 251席の1日5回上映で、1日1255人。全国5ヶ所で1日6千人しか鑑賞できない予約困難
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

1.6

2021年、20本目
 潔癖症のプログラマー林遣都と、視線恐怖症の女子高生 小松菜奈の恋。
 ひきこもりや対人恐怖症の原因は、脳に入り込んだ寄生虫。キスやセックスで恋人にも感染する。というSFファンタ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.1

2021年、19本目
 とにかくエモい。森山未來が1995年21歳〜2020年46歳の25年間を演じる人生史。だんだんと時代を遡り1995年を丁寧に描く。
 1973(昭和48)年生まれの主人公の時代
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.4

2021年、18本目
 SFサスペンス・脱出パニック系。そういうの好きじゃないのに、オールナイトニッポンのノリで菅田将暉主演・星野源主題歌を観に行ったことが失敗でした。
 菅田将暉・杏・斎藤工・岡田将
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ひらいて(2021年製作の映画)

1.2

2021年、17本目
 高校3年生の三角関係。
佐久間龍斗に恋した山田杏奈が、佐久間龍斗と5年間付き合っている芋生悠と、肉体関係に発展する。
自分の欲望のまま突き進む主人公を山田杏奈が熱演。
 原作は
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草の響き(2021年製作の映画)

3.0

2021年、16本目
 自律神経失調症で東京から函館にUターン、故郷でも病状が悪化して、運動療法に励む東出昌大。
 幼なじみの大東駿介は、長身長が良いコンビネーションを生んでいる。東京の職場で知り合っ
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空白(2021年製作の映画)

3.8

2021年、15本目
 被害者の古田新太が、加害者の松坂桃李を攻撃する。ワイドショーや近隣住民が、2人の対立構造を作り上げる。子を亡くした親の無念が、やがて対立から理解へと変わる姿が胸を打つ。
 寺島
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.7

2021年、14本目。
 仲良し家族で育って純情な水泳部の女子高生の上白石萌歌。娘が2歳で離婚してから15年振りの再会で距離を縮める豊川悦司。この二人のキャスティングは、既視感があるとはいえ、ぴったり
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.8

2021年、13本目
 先生も親もいない、登場人物全員が高校生役。現代の高校生を描いているのに、中高年が高校時代を懐古できる秀作。
 ロケ地(旧栃木県立足利西高校と河川敷と原っぱ)の昭和感が懐古させて
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

2021年、12本目
 無駄の無い179分。村上春樹の同名小説に収録された複数の短編を織り混ぜているが、不自然さが無い秀作。
 劇中劇のチェーホフの台詞が、村上春樹の上質な日本語と霧島れいかの語りで耳
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.3

2021年11本目
 現代と50年前の行ったり来たりが、親切設計でわかりやすく、幅広い年齢層が楽しめる。
 明るく熱心な監督助手の菅田将暉が、50年経つとギャンブル・借金の沢田研二になってしまうことが
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Arc アーク(2021年製作の映画)

2.7

2021年、10本目
 リアル人体の不思議展。
コンテンポラリーダンスが美しい。
演劇舞台か写真集を見ているかのような
断片的な映像が心地よい。
 後半で作風が変化。
小林薫と風吹ジュンの人情物語が良
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いとみち(2020年製作の映画)

3.4

2021年、9本目
 登山で主題がわかり、後味が良い。
駒井蓮さんの演技力が素晴らしい。
津軽弁に字幕が無くても理解できた。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

2.2

2021年、1本目
 原作小説の題名でもある身分帳の存在が印象的。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.3

2021年、2本目
 同棲していてそれぞれゲーム進めるシーンが今時。
 清原果耶・細田佳央太のシーンが効果的。

明日の食卓(2021年製作の映画)

2.5

2021年、6本目
 菅野美穂・高畑充希・尾野真知子
 長男を溺愛する母親が3人。