さかたともひでさんの映画レビュー・感想・評価

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

実話に基づくムンバイのタージマハルのテロを鮮明に描いている。
残酷なシーンも数多くあるが、その背景の宗教や格差なども盛り込まれている。
終日緊張したスリリングな場面ばかりで退屈しない。
残虐なシーンに>>続きを読む

IT／イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画だと思ったら、意外と人間ドラマがあり、ただの恐怖ではなく、子供にとって乗り越えないといけない家庭の不和であったりの象徴であると言う結構きちんとしたストーリーだった。
少女の家庭の事情が、男性>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

ジュードロウのダンブルドア役がかっこいいですね。
グランデルバルドは、正直ジョニーデップでも良かったのですが、ハリーポッターとの関連だとこの3作目から一気に関連が出てくるので次回作にも期待。
真の主役>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

インドの格差と這い上がっていくスラムの子の力強さ。スラム街で気になった娘との純粋な関係などがクイズミリオネアの、緊張感を合わせてもても緊張感ありドラマチックに描かれている。
ムンバイは行ったことがある>>続きを読む

カフーを待ちわびて(2009年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

映画としては少し、冗長で日常的な描写が少し多めだった。
最後に主人公とヒロインの人間関係がわかったことで、映画のスタンスがわかった。
近親相姦などを肯定するような結論ではあるが、それが純文学なのかもし>>続きを読む

ポルターガイスト(1982年製作の映画)

想像以上にジュラシックパークに似ていた。

霊媒師の話など深みのある話もあり、家族愛もあり、アクションシーンもミステリーもある。
ジュラシックパークIIIに近いと感じた。

子供の仕草や、お父さんの姿>>続きを読む

タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

テンポ良く、シーンのつながりなどもとてもよくできていた。
原作が自由すぎて夢はあるが少し子供向けではある。

みんなで集まって話しながら見るにはとてもいいし、お子様にとってはとてもいい経験になりそう。>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

韓国の格差を描くが、登場人物に感情移入することなく、客観的に淡々と描かれている点が良い。
みんな長所も短所も描かれており、むしろ短所が多い気もするが、家族の動きを通して、人物よりも、富の格差などの社会>>続きを読む

名前(2018年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

父のいない少女と、社会から離脱した男の精神の変化を描くストーリー。

大きな動きやはっきりとした主張のあるシーンは少なく、情緒的な部分に想像を膨らませながら見るしかない。

作中の人物に感情移入できな>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

バラエティ豊か。
テンションが高い。

前作よりもロジックが複雑になった。テーマ性は前回の方が強かったし、素直に感動できた。

長澤まさみが今作の方が綺麗。

結構長いなあという印象。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

引き合いに出てくる逸話が的確な感じがした。
村上春樹らしい、霧が少しづつ晴れてくるような展開。
最後はとてもホスピタリティあふれる結末。
初見の一回目をじっくり集中してみるべき。