ぱなおさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぱなお

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内回りの二人(2018年製作の映画)

3.6

長所はスーパーネガティブが耳に残る。こびりつく。
渋谷を綺麗に撮れていて雰囲気がいい。けどちょっとのっぺりしたストーリー。
演者さんのビジュアルが飽きなくていい。

ドキ死(2018年製作の映画)

3.6

序盤の勢いまかせアップテンポと後半の心理描写と、ショート作品に思えないほどの充実。ムーラボの意義みたいなのも感じるし楽しかった。

日本製造 メイド・イン・ジャパン(2018年製作の映画)

3.6

30分で映画に意味を持たせるのって大変だろうなあ。
いい意味でゆるめるモ!がなくても成立する。とはいえなかったほうがよかったとは思わない。
真魚の存在感好き。

暁闇(2018年製作の映画)

4.1

画の構図が写真みたいでセンス。
青薄暗い十代のエモーショナル、現代的なのに普遍的。受け取れる。
「ざらざらしてるね」みたいなセリフがピンときた。
好きだった。

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.4

実写化だとむずむずするセリフ。でも結局は演奏のシーンで気分よくなる。
主役の演技の異物感だけもったいないかなー。
主題歌の小田和正もちょっと謎。エンドロールは陽気なジャズがよかった。

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

3.8

苦しむこと以外考えちゃいけない。
今度走ろう、このコース。

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.0

何度目か、定期的に観てしまう。
思い出も悔しさも嬉しさも捨てた故郷も全部糧にして踏むペダル。走りますよ、それは。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.5

人生は思ったより波乱に見舞われるし、人生は思ったより平坦だし、でもその場その場を生きるしかないし、その雰囲気がとても好きだった。
いい映画だなあ。

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.7

喉越しは悪いんだけど観終えた気分は悪くない。でも疲れちゃうなあ。
揺れるおっぱいと浮世離れなファンタジー感で斜に構えさせられたかと思いきや重厚な他人の人生に巻き込まれ、愛とはなにかをぶつけられ、あのシ
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.5

オダギリジョー美しい。なんとまあ美しい。服が全部かわいい。
そして柴咲コウがかわいい。じっとり目の情報量すごい。
小さいお話がぽつぽつ切れちゃう感じでちょっと物足りないけど。

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.8

ヒィィ気分悪い。悪い?んー、いやそうでもないかな。
病的でストーカー。でも高良健吾だと観ていられる。
良い子は真似しないでね。
面白かった。

サッドティー(2013年製作の映画)

3.8

上質なコメディと思いたい。笑いには緊張と緩和が大切らしいけれど、誰もが不快になる(我が身を振り返り)ほどのリアリティと、どうしてこれだけ妙に妙な存在感とビジュアルの俳優さんたちのコミカルさと、もう気分>>続きを読む

ハッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡(2011年製作の映画)

3.7

家族とて個別の人間だけど、でも家族は家族で。
サインは身の回りにたくさんある。たまたまたくさん繋がるとこんな風に。
いちいちカメラがグイって寄るのダサい。好きだけど。

はなればなれに(2012年製作の映画)

3.5

あれー、なんか面白いかもしれない(失礼)。
おしゃれの芯を捉えてなさ、心地よくない妙さが心地よい気がしてくる。
三角形。リズム。

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.5

高田の敗北、悔し練習、萌える。
展開はいつもと一緒。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.5

オチはこれでよかった。バタバタし過ぎて疲れちゃうから。
ゴリへの違和感が徐々に薄れていく不思議。

野火(2014年製作の映画)

3.8

戦争はよくありません。どんなことがあっても戦争をしてはいけません。それを受け取るには十分すぎる。ぐえー

凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

こんなにもクズに救いの手が差し伸べられることなんてないけどな。
周りの人に生かされるていることを感じながら生きていこうと思わせられる。
人の失敗を許せる人間でありたいと思わせられる。
オチは読めちゃう
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

まるで実写のような迫力の映像と音楽。どんな媒体でもいつもどおり素晴らしいライオンキング。
つまるところライオンキングのよさは映像のクオリティに左右されないのか。逆に。
ミュージカル版の劇中歌も期待した
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.2

観ようと思いつつ放置だったけれど、やっと。
面白いけどテレビドラマ的というかなんというか。

火花(2017年製作の映画)

3.3

観終えたら関西弁がうつっていた。
川谷修士さんがなんだか上手い。
映画は素敵だけどそもそも「芸人サイコー!」しかメッセージがないから特に思うこともなく。

UDON(2006年製作の映画)

3.4

うどん美味しそう。
サマータイムマシンブルースの面々も見られて楽しい。
ユースケさんが完全にユースケ・サンタマリア。

机のなかみ(2006年製作の映画)

3.2

前半はあべちゃんがあべちゃんを演じているようなあべちゃん独壇場。
後半は気持ちの揺れ動きぶつかり合い。繊細で大胆なのに意味がわからない。わかるけど。
人を好きになる気持ちってなんて横暴だろう。変態映画
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.9

ミクロとガソリン、君たちがいちばんパンク。
車輪隠しのパタンッが好き。
ラストシーンもとても好き。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.3

おにぎりがつよい。
お店に誰かいてごそごそ…のシーンだけ何回観てもヒィってなる。

天気の子(2019年製作の映画)

4.1

あぁ、令和の世に原理主義的なセカイ系。好きだ。
最近のセカイ系はセカイを変えなさすぎるし、セカイにフィットし過ぎている。セカイがフィットして。僕と君以外にはなにもいらない。みたいな。

新海誠監督と言
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春を背負って(2014年製作の映画)

3.5

いい俳優さんたち。良くも悪くも美しい景色を邪魔しない凡庸なストーリー。
山はいい。山に関わる人たちもいい。

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.2

瑞々しくて痛々しくて酸っぱくて真っ直ぐ青春。
不器用になるのもわかる。好きな人のためなら頑張れるのもわかる。幼稚でバカになるのもわかる。
この映画を自分の過去と結びつけて懐かしく思う。同時に自分の青春
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ワイルドツアー(2018年製作の映画)

4.2

本当に面白かった。
すごくパワーがあってすべての場面に意味があって、67分が濃い。
人生こそワイルドツアーだとすると、それがワイルドであることを認識し始める頃の若者たちの話。
舞台挨拶で監督が話されて
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ワンダフルワールドエンド(2014年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった。
「純ちゃん」「愛ちゃん」の破壊力。
それがすべて。頭おかしいのか。

月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.8

音楽の存在価値というか、初めてMOOSIC LABの意味を強く感じられた。
終盤まで絶対着地できないと思っていたところに、なにそのオチ!という心のざわざわ。
リアルでアンリアルでアンバランスでバランス
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ルーム(2015年製作の映画)

3.9

漠然と親子は強いなと思いがちだけれど、支えあって強くあろうとしてるんだね。きっと誰でも。
周りの人たちがみんな優しくてよかった。観ている側の気持ちも救われる。
そしてジェイコブくん上手すぎ。本当に子ど
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