さききちさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

さききち

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FALL/フォール(2022年製作の映画)

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2023年7本目

600mのオンボロ鉄塔クライミング!スカイツリーと同じ高さのそれへの挑戦に何事も起きないわけがなく…

手汗マシマシというよりはダクダク、
続く高所のタマヒュン映像と高所のあの「腰
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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2023年6本目

伊坂作品が食い潰されちゃうのでは、という想いは杞憂に終わった。醍醐味の伏線や登場人物たちの交差の気持ちよさを含みつつ、娯楽作に仕上がっていた。ハリウッド版の伊坂、なんだか不思議な気
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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2023年5本目

良い映画だった。
派手な画作りも、派手な展開もないけれど、1人の台詞だけで深く胸打たれる。
メディアは悪い面もあるが、良き側面、社会的な側面の教科書として、学生にも見せたい映画。
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RRR(2022年製作の映画)

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2023年4本目

立川シネマシティ 極上音響上映(bスタ)
インターバル有上映

今やあんなに面白かった『バーフバリ』が霞んで見える。

前半が面白&濃厚過ぎて、「インターバル」表示が出た瞬間、「え
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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2023年3本目

強烈。容赦無いゴア。
血肉欲望怒りが飛び交う世界。
第一感染者のインパクトからインフレしていく強烈な嫌悪感。ストレス時代にコロナが合わさった今だから生まれた一本。全く作風は違えど、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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2023年2本目。

すげぇ…IMAXで観るべきだった。
UFOの出現をシンプルな軸に、
「撮る」⇔「撮られる」=「見せ物にする」
「信頼」「歩み寄り」⇔「見下し」
「食う」「食い物にする」⇔「食われ
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

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2023年映画初め。

世代交代をテーマにした作品で、やりたいことは理解するけれど、前作までの主人公の行いが無に等しくなるような老害的振る舞いがしんどかった。

個人的には『トイ・ストーリー4』の如く
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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推理作品は、倒叙方式の語りよりも、やはり犯人が最後までわからない方が好き。
その点では前作よりも数倍楽しめた。
途中複数やってくるツイストが効いた展開もシンプルに楽しい。ミスリードも多々あるし。
いろ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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いい映画だった。

我々は、ノマドの主人公と少しの時間、少しの旅を共有する。
ファーストカットで迎え入れられ、ラストカットで離れる。対になる素晴らしい構成。

寂しさや悲しさと生きていく。別れは完全な
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

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映画版のような痛快な笑いはなかったかな。悪意なきものだとしても、劇中の○○(ネタバレコメント欄)は笑えないな。途中から引いて観てしまった。
「あの名優」の演技の切り分けは流石。

クリスマスイルミネー
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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グランドシネマ池袋 IMAXレーザーにて。

前作は開始早々、広がる奥行きに驚いた。
今作はハイフレームレート上映の滑らかすぎる動きに感激した。映画館で映画を観る意味。見慣れたFOXロゴの動きから全く
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

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こういうのでいいんだよ的、シンプルストーリー・シンプルアクション。アクション時、過度にガチャガチャ動き回らないカメラも好き。後半、捻りと+α要素が嬉しい反面、冗長にも感じてしまった。

ドウェインはド
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

2022ベストムービーです!🏀
ありがとうございました!!!

間も、息も、劇伴も、全てに息を飲んで、昂まって、涙が流れた。
懐かしさの涙が、リアルタイムの興奮と感動の涙に変わっていった。最高なんて安
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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ガストロノミーでウィットに富んだ悪趣味な怪作かつ快作。面白かった!

今作もアニャ・テイラー・ジョイが最高に最高。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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合わなかった。もっとカラッとした映像が観たかったな。アクアマンやアバターじゃん…
諸々破綻してる部分が気になって、一歩引いてみてしまった。

【2024.3.20追記】
改めて観てみると、素晴らしい作
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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中盤まで先行きの不透明さに不安を覚えながらも、後半、爆発的な興奮にカタルシス。『君だけが知らない』では味わえなかった、全く違った感覚。終盤のフローレンス・ピューの勇ましさに惚れた。
とは言え、消化不良
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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爽やか。

些か期待しすぎた感はある。
前評判を知らずにこの映画に出逢いたかった。

マキタスポーツのキャスティングが素晴らしい。

君だけが知らない(2021年製作の映画)

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全く注目していなかったのだけれど!
たまたま時間が合って鑑賞。

感情が畝る良作!
序盤のモヤモヤボヤけた気持ちが、中盤以降荒波のようにうねり始め、後半には転覆寸前まで翻弄される。
ラストに残る感情は
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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合わなかった。

展開にリアリティを期待するとハズレる。
(それ言うと、映画の設定自体真逆だけどね)
淡々と淡白に展開していくから、それなりの帰結が待ってるかと思いきや…

『ハッチング』といい、個人
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

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お決まりの森肉弾戦か…と思いきや!
な部分もあって、中弛みしつつも最後まで駆け抜けた。

Preyが表す通り「獲物」と「ハント」、そして成長の映画。主人公とプレデター双方に適合するナイスタイトル。
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グレイマン(2022年製作の映画)

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肉弾、爆発、破壊、肉弾、チェイス、肉弾、爆発、破壊、そして肉弾。
多種多様な状況下での接近戦と破壊。肉弾戦の幅の広さ。

マイケル・ベイ作品の如き、破壊の気持ちよさとコマンドーの如き奪還戦、ミッション
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

地獄すぎて笑っちゃった。

観終わった直後の今、まだ何も理解できてないけど、沢山思わせぶりなヒントが散らばってたな。こういう、記憶を手繰り寄せて反芻して愉しめる系大好きだわ。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

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8/10を終映間際に控え、ギリギリ駆け込み鑑賞。マーベル作品の映画館鑑賞が途切れなくてよかった。

まず一言。のっぺりした映画だったなぁ。

クリスチャンベール先生のゴアは気味悪くてでも弱くて、百面相
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

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ボブが可愛すぎる。
ベッドサイドのシーンはこの先何度も観返すだろう。愛くるしい〜

70年代のレトロミュージック、レトロファッション、サイケな色彩もグッド。
カンフー映画の字幕パロもグッとくる。
飽き
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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今年ワースト。シリーズ最低作。酷評されているオリジナルトリロジーの3や、個人的に嫌いだった前作の方が今やマシに思える。
適当さに怒りを覚える。せっかくオリジナルの3人が揃ったのにな。酷い。奮発してIM
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X エックス(2022年製作の映画)

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レトロとオマージュ、伏線の妙が詰まった力作。ミスリードがあると思いきや、嫌な予感的中、ど直球パワーストレートがお見舞いされる体力勝負のスラッシャー。

その他はネタバレ欄で記載。

呪詛(2022年製作の映画)

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既存の陳腐なオカルト映画なんて過去のもの、と踏み潰す勢いで禍々しく纏わりつく作品。鑑賞後感が心理的にも視覚的にも最低に気持ち悪くて最高。1時間51分とホラーにしては長尺な分、ダレる部分はあるけれど、そ>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

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面白かった。たまにこういう力の抜けたアクションコメディに出会うと「映画が好きでよかった〜」って気持ちが湧き出してくる。
前半に頻発する映画ネタや凸凹のやり取り、チャニングテイタムが霞むほどのプラピのイ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生まれてきてくれて ありがとう

様々な事情はあるけど、ここにいるってだけで、沢山の人が関わってる。
(全員から愛されてるかは別にしてもね)
人が意味を見失った時に観て欲しい。

台詞と境遇で何回も涙
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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阿部サダヲの何も宿さない眼。底なし沼のような黒目。人たらしの裏に空気のように当然の如く存在する狂った欲望に吐き気がするほど恐怖する。直接の残酷描写と間接(まさかの!)描写に心身が驚きと共感で痛む。>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

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極上爆音上映(aスタ)にて。

コミック的表現を組み込んだシーンや無印DB時代のようなギャグ、ファンサの数々に序盤はときめいたけれど、テンポがスローで…Z時代のアニメの悪い部分(=原作の展開待ちで延々
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

【ネタバレなし】
ただただ胸が熱い。
中盤あたりから定期的に押し寄せる感情の波状攻撃に目頭と鼻水も熱い。
続編はつまらない、なんてジンクスの存在すら忘れさせる快作。

前作鑑賞は必須。
これほどIMA
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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今年ベスト。
そうだ。俺は子どもの頃、ウルトラマンが大好きだった。大人になってどんどん忘れてしまっていた。完全に思い出した。それだけでも観た価値があった。

余談
立川シネマシティ 極上爆音上映(aス
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

池袋IMAXGT初日初回にて。
オンラインでの争奪戦を経て今日。楽しみにしていた。

MCU作品であり、間違いなくサムライミ作品。

サムライミ臭全開の後半を観て、監督に彼が選ばれた意味がわかった。
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

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X-MENシリーズでこれだけ観ていなかった。

⭕️⭕️に始まり、無理矢理この世界線のシリーズを終わらせた感があって好きになれない。完全に蛇足な一本だと感じた。マジで失望した。『ファイナル・デシジョン
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.7

『ジョーカー』の元ネタと言われるマーティンスコセッシ×デニーロの作品。

とは言え、『ジョーカー』とは似て非なるもの。全てを間に受け、妄想強めな男の異常な執着。サイコっぷりは近年だとトラボルタの『ファ
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