さくさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(2014年製作の映画)

4.0

ほとんどJBに関する前提知識ないままに鑑賞。

テレビ番組の共演者「(黒人差別に関して)データでは…」
JB「データじゃなくて現実を見ろ!」
共演者「私の話に耳を傾けて…」
JB「てめえは耳の前に目を
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LISTEN リッスン(2016年製作の映画)

3.0

人生初めての耳栓をしながらの映画鑑賞。
映画には観てるその場から「面白い!」と思えるものと、観てるときは多くのシーンが退屈で、場合によっては途中でちょっとウツラウツラ…してしまったりもするけれど、何か
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

4.0

『タクシードライバー』もとい『宅配ドライバー』のパドウェルさん(ジャック・オコンネル)が大活躍。小憎たらしいゲイツ(ジョージ・クルーニー)が、いつの間にか立ち位置変わって、いつの間にか「実はいいやつな>>続きを読む

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.0

ジョージ・オーウェル的なディストピアが今や現実のものに。

選挙で選ばれた「ただの人間」に「神の視点」など与えられるべきではない。

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.0

前編に続き、警察上層部や記者たちにむかつきながら、更に物語も重いので胃が痛くなるような展開。前編ではそこらへんのムカツキをすっきりさせてくれる展開が用意されていたのだけれど、後編はムカムカしたまま終わ>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

とにもかくにもジェイク・ギレンホールの役作りと演技を観るだけで価値があった。鍛えあげれれた身体で演じる試合のシーンはかなりリアル。どん底まで落ちて這い上がる展開はお約束だけれど熱くなる。丹下段平的なお>>続きを読む

FAKE(2016年製作の映画)

5.0

『大日本人』観てきました。
佐村河内守さんに関する事件はあまり興味無かったし、森監督のこともよく知らなかったのですが、大傑作!

ドキュメンタリーで示される事実の積み重ねは必ずしも真実を映し出さない…
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

『TED2』でもネタにされていたけれど、向こうではリーアム・ニーソンは鉄板ネタなのか? 所々エグイ描写もありつつも、「ラブストーリー」ですね。ヒロイン最高すぎるだろ…
 単体よりも他のヒーローと絡んだ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

予習のため。ややや けったいな。
子供の頃一度は観たはずなのだけれど、内容全く覚えていなかった。笑いのセンスとか今観ると相当しんどい部分もあったけれど、例のBGMは何度聞いても最高にテンション上がる。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

『海街Diary』で是枝ワールドの虜になってしまったので、早速新作を。本作もほとんど何も起こらない「日常」が淡々と続くが何故か飽きない。役者の凄さによるものもあるかとは思うけれど、こんなに「何も起こら>>続きを読む

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.5

劇場では初見のマイケル・ムーア作。相変わらずの面白さなんだけれど、過去作と比べ大分丸くなっていて(体型ではない)、流石に歳とったせいか。

他国の良いところを「侵略」してアメリカへ持ち帰る、というコン
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海街diary(2015年製作の映画)

5.0

テレビ録画にて。
評判が良さは色んなところで目にしていたけれど、正直どこかしら「このキャストと雰囲気で面白いの?」という疑問があったためスルーしてしまっていたが、テレビでやるってんで珍しく録画して観て
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.0

普段はテレビ放送の映画って基本観ない(勝手にシーンをカットされるのが嫌なので)のだけれど久しぶりにテレビで。

やっぱりこういう「細けえこたぁいいんだよ!」的な映画は映画で好き! よくわからんけれどガ
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ひそひそ星(2015年製作の映画)

4.0

初日舞台挨拶、園子温監督と神楽坂恵さんの話の後、鑑賞。

園子温監督については、一番初めにDVDで『愛のむきだし』を見て、「今まで観てきた映画の中で最高に好き!」くらいにハマってしまった後、『冷たい熱
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

2.5

『スターウォーズ』のスピンオフ作品で若き日のハン・ソロを演じることになったらしいオールデン・エアエンライクにはかなり笑かして貰ったけれど、スカーレット・ヨハンソン出番少なすぎ! 「相棒デブ」やらしたら>>続きを読む

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

何が善で何が悪かなんてことを単純な二元論で語ることなどできない、と改めて実感させられる。「俺達は何事もなく平和な日常を送れればいいんだ。政府が関係しているからどうだとか、自警団だからどうだとか関係ない>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2012年の作品だけれど、ディズニー・アニメというかピクサーには一貫して「差別」というテーマがあるのだなぁと。きちんと歴史を追って見てきていないので今更ですが。

生まれてこの方悪役のラルフが主役で、
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今年の邦画は豊作!

むかつく奴がと「ことん腹立つ」ように演出(演技)されていて、どんどんフラストレーションがたまる展開ではあるけれど、三上(佐藤浩市)の最後の演説でちょっとすっきり。物語的には未だ何
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

ザック・スナイダーは、細かい人間描写とかは放っておいて、ともかく「かっこいいシーン」を撮るのが上手いので、いつも眉間にしわをを寄せて小難しい(っぽいこと)を言いたがるノーランとの相性は最悪なのではない>>続きを読む

ヒーローマニア 生活(2016年製作の映画)

5.0

色々と突っ込みどころが満載なのはわかっているけれど、大好きな福満しげゆき先生原作なので細かいことはいいんだよ!

まず、土志田(窪田正孝)とおじさん(片岡鶴太郎)が原作イメージぴったり。カオリ役の小松
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青春100キロ(2016年製作の映画)

2.5

期待値上がりすぎて観に行ったせいか、映画としてはそれほど…

アイデア的には面白すぎるし、ケイくんは素人とは思えない頑張りっぷりだし、上原亜衣もいいし、監督の畜生っぷりには何度も笑わせて貰ったし、「A
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

(あらすじ)俺達のケビン・ベーコンが人殺しでヤク中のキチガイ警官役でパトカーを子供に盗まれて追いかけるも、色々あって死ぬ。

開始一発目の台詞が「ちんこ」で次が「おっぱい」で「マ◯コ」とかこんな映画観
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ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

ほんともうディズニー・アニメ(及びピクサー)のクオリティの高さは反則だと思います。こんな完成度の高い映画早々無い。昨年『インサイドヘッド』観た時に「これはなかなか超えられないだろ…」と思ったのに、同じ>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

こんだけお祭り騒ぎしてくれたら文句ないですよ! 『スーパーマンvsバットマン』で溜まりに溜まったフラストレーションが一気に解消。大好きな「ソー」が出てこないのが寂しかったけど、アントマンが一人でソーと>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

『オトナ帝国の逆襲』『ロボとーちゃん』に続いてAmazonビデオで鑑賞。前二作と比べて、子どもたちの活躍シーンが少ない(というか無いに等しい)。そういう意味では『クレヨンしんちゃん』ならではの魅力は薄>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

DVD出てからでいいかなぁとスルーしようと思っていたけれど、かなり評判がいいのと、ライバル(?)である福満しげゆき先生原作の『生活』も同じく実写化ということで、比較する意味でも鑑賞。

グロ描写とかア
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

5.0

上の句を見て期待値上がりまくりだったのだけれど、十分期待に答えてくれる出来だった。素晴らしい!

青春映画として王道な、「成長物語」「仲間の大切さ」「複雑な恋愛感情」などをきちんと押さえつつも、単調に
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

4.5

全く予想していたのと違った映画だったし、
色々無茶苦茶だけれど好き。
最後は何だかさわやかに締めているけど
ちっともそういう雰囲気じゃないだろ!

大手シネコンで公開されるような映画にはない味わいがあ
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

陰惨な事件だったけれどスクープをとって悪を退治してバンザイ! みたいな展開かと思いきや、実は十数年前にタレコミがあったのに、どこかで「おかしい」と思っていたのに、行動を起こさずに今まで来てしまった…結>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予告編見ててもあまり好きな感じの映画では無さそうだったのだけれど、ディカプリオ念願のアカデミー主演男優賞受賞作ということもあるので鑑賞。

ひたすら長い、暗いというイメージで臨んだもののやはりその通り
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

タランティーノの映画なので当たり前だが、最初から最後までタランティーノらしいシーン、台詞、音楽の連続で「長い!」けど全く飽きなかった。

クリストフ・ヴァルツの演技が最高で最低のナチスドイツを演じてく
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

FBIとCIAと警察の違いもよく理解してないレベルなので、
途中途中物語についていけなくなったけれど、
見終わって、そういうことか、と。
続編でもエミリー・ブラント放置プレイは続くのか?