さくさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

バッドボーイズ(1995年製作の映画)

4.0

『木根さん1人でキネマ』(漫画)をKindleでたまたま見つけて読んでいたところ『バッドボーイズ2バッド』が取り上げられていて、興味を持ったので、見ようと思ったものの、一応、『1』である本作を見てみよ>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

1.5

『アナ雪』自体は好きですけれど、季節外れも甚だしいし、長いし、イライラさせれれるだけだでした。普段のピクサー短編はまあ、上映前の余興として楽しめる時間だし、何気に良策も多いと思うのですけど、これはあん>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

ピクサーがまたとんでもない名作を送り出してきました。何なのこれ? またもや「完璧過ぎる所が鼻につく」くらい非の打ち所がない名作だと思います。観るべし!

ここからネタバレあります。

私は単純な人間な
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.0

全体としてはいい感じだったようにも思うのだけれど、前作から気になっていた「肝心なシーンになるといちいち台詞で説明し始める」のがどうにも気になって、気分が盛り上がりきれず。まあ、それでもまたこのメンバー>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

2.0

序盤はいい感じかなぁと思って観ていたけれど、段々飽きた…『チャッピー』観たときも同じような感じだったんで、あまりニール・ブロムカンプ監督との相性が良く無いのかも。

差別をテーマに扱いつつも、差別され
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イカロス(2017年製作の映画)

3.5

アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。「ドーピングきめて自転車レース出てみた」というユーチューバーなら大炎上間違い無しな悪ノリで始まりますが、話は国家規模の炎上へ。

ドーピングについてのロシ
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スティング(1973年製作の映画)

5.0

言わずと知れた名作中の名作です。ごちゃごちゃ言わずに観ておけ! って話ですよね。ネタバレすると全てが台無しになってしまうので、余計なことは言いません。若き日のロバート・レッドフォードはブラピにそっくり>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

5.0

ほとんど映画など興味なく育った私が、映画にはまるきっかけともなった作品です。大学生の頃、映画好きの友人から何気なく薦められて観たのですが、「映画ってこんなに面白いんだ!」と当時思って色々観始めましたが>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

恋愛系映画が苦手なので、行こうか行くまいか迷っておりましたが、アカデミー賞候補作ということで発表前に観てきました(ちょっと寝ましたすみません)。

デル・トロ監督曰く、『美女と野獣』へのアンチテーゼと
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卒業(1967年製作の映画)

4.0

ラストの一連のシーケンスがあまりにも有名すぎる本作ですが、きちんと鑑賞するのは始めてでした。観る前の印象では、青臭くて「クサッ! ペッ!」となるような青春ものをイメージしていたのですが、そういうのでは>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

5.0

名作として知っていながら未だ観ていなかった映画を観てみようシリーズ。第何回目か。

ともかく、最初から最後まで無駄も隙もなく、かえってそれが弱点では? と思ってしまうくらいよく出来た映画でした。もっと
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

2.5

本作はまだ映画とか興味を持ち始めたばかりの学生の頃見て「名作とか言われているけれど微妙」という感想を持っていました。当時は「それもこれも私の映画リテラシーが低すぎるからだ…」と思っておりました。その後>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

5.0

名作として知っているけれど観たことない映画を観てみようシリーズ。ドラッグでドロドロした感じとか、暴力的なイメージを勝手に持っていましたが、「世界の車窓から」とか「ぶらり途中下車の旅」的な呑気なシーンが>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

これはまたどエライ名作きましたね。全く「すっきり」はしませんが、一筋縄では行かない、人間のややこしさを描きつつ、「強い女性」が出てくるという点において、ちょっとポールバーホーベン監督っぽさを私は感じま>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

2.5

映画自体は先週に観ていたのですが、原作未読でしたので読んでから感想をと思って今に至りました(仕事もクソ忙しい!)

まず、原作との違いについては、舞台設定は同じにしたものの、中身は大分変わっておりまし
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デトロイト(2017年製作の映画)

2.5

デトロイトでこのような暴動があったという歴史的事実は、この映画を通して初めて知りましたし、白人警官による黒人への迫害に関しては、『ストレイト・アウタ・コンプトン』よろしく「ファック ザ ポリス!」だと>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

大袈裟でもなんてなく、私にとっては生涯一位かもしれないです。おっさんになって、それほど心を揺さぶられたのは初めてです。

子供の頃、全盛期だったジャンプを毎週買って、ワクワクして読んでいた感じ、コミッ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

上映中の二作目がかなり絶賛されまくっているので、先に一作目で予習。半分寝ぼけながら見ていたせいか、父親パートに切り替わったことに全く気づけず、「え? パラレルワールド的なあれ? SF?」等、謎の考察を>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

5.0

『ちはやふる 下の句』では、「言われてるほどか?」と松岡茉優の女優としての凄さを理解できていなかった私ですが、本作でわかりました。私の中で、広瀬すず、小松菜奈、松岡茉優が三大若手女優と決まりました。>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

10回くらいは観たと思います。子供の頃は魅力が良くわからなかったけれど、おっさんになってようやく宮﨑駿の凄さが理解できてきた気がします。

説教臭さは嫌だけれど、やはり映画としての質が異常に高い。今は
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

オーケンかよ!

前作、というか『キック・アス』含めてマシュー・ボーン大好きなので期待大でした。正直、脚本に難ありというか、テンポ悪いし、中盤特にかったるいし(序盤は良かったのに途中眠くなった)、内容
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.0

笑い上戸のおっさんのシーンで釣られて笑わざるを得ない。
やはりディズニー映画は大人も子供も楽しめますね。
今よりかなりブラックジョークが多いですけど。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

いつか観よう観ようと思いながら、「重そうだなぁ」と躊躇し続けていたのですが、ようやく観ました。しかし何故、病み上がり(インフルエンザ)で明日は仕事始めというこのタイミングで観てしまったのでしょうか。>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

紀子三部作最終です。と言っても、多分に過去に3回くらいは観ているはず。やっぱり笠智衆はじじい役ですよ。

例によって、一貫したローポジションの固定カメラ、襖を開け放って奥行きをもたせた家屋の撮り方、あ
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.5

「何でそんな遠いところから侵入するんだ?(見落としで説明あったらすみません)」とか、「内耳行く前に藻みたいなの取ってから行けよ」とか、「結局裏切りフラグは何だったんだ?」とか突っ込みどころは満載ですが>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.0

紀子三部作なる呼び名があると知って、引き続き二作目を鑑賞。戦後徐々に社会的地位を向上させてきた女性の云々…的な位置づけなんでしょう。父親より先に飯食っちゃったり、900円(今の価値でいくらくらい?)す>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

世界観とか、映像とか、なんかこう全体的に「いい感じ」なんですけれど、いまいち話に乗り切れず…。いや、滅茶苦茶面白い映画だとは思うんですけど。

言わばヒトラー的な、パプティマス・シロッコ的な選民思想側
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ダンボ(1941年製作の映画)

4.5

高橋ヨシキさんの評(『暗黒ディズニー入門』収録)が素晴らしくて、早速鑑賞。コンプレックスの主人公が、それを克服することで世の中に認められましたちゃんちゃん…みたいな話は良くありますが、本作は似ているよ>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

4.0

冒頭から頭の悪さの極みみたいな展開でどうなることかと(笑いながら)見ておりましたが、いい話でした。チキンレースのシーンとか爆笑してしまいましたよ。

若き日のケビン・ベーコンはカッコイイというよりも「
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

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オープニングでテンション上がり、「いよっ!待ってました!」って感じになったのですけれど、段々眠気に襲われ…

結局、「おっ!」ってなったのは、ルークと3POとR2の絡みのシーンくらいだったような。これ
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白雪姫(1937年製作の映画)

4.0

ハイホー! ハイホー! 仕事が好きー!
ハイホハイホハイホー! ハイホー! 仕事が好き!
ハイホー! ハイホー! 仕事が好きー!
ハイホハイホハイホー! ハイホー! 仕事が好き!
ハイホー! ハイホー
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晩春(1949年製作の映画)

4.0

過去に何度か小津安二郎は観たのだけれど、正直、「何が良いのかわからん…」と映画鑑賞リテラシーの低さを実感するだけで終わっていたのですが、色んな本を読んだり、映画を観たりした上で、久しぶりに観たら「なん>>続きを読む

三匹の侍(1964年製作の映画)

3.5

後の菊千代である。
私も丹波哲郎(若い頃)が好きだ。

第三の男(1949年製作の映画)

4.0

画面が歪んで見えるのは、昨日飲んだ酒がまだ残っているせいかと思いましたが、実際映像が斜めになっていました。途中まで気づかないで、首を斜めに傾けながら見てましたよ。

ミステリ要素もある作品のため、「嘘
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.0

ファッキンステーキぐらいわかるよバカヤロー。

実話を元に作成されたらしく、主役のジェイク・ラモッタは本作での自分を見て「おれってこんなひどかった?」と言ったところ、元奥様のビッキー・ラモッタは「この
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