sakuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.5

ずっと見たいと思っていた作品だけど、思っていた以上に「甘くない」生活だった。
熟年夫婦の痴話トラブル的なものかと思ったら、戦争や移民などの社会的な情勢によるもの。
今もウクライナでこういう人たちが増え
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真実(2019年製作の映画)

3.0

大御所女優である母親が、「あら、○○(ライバル的ポジの女優)はもう死んだかしら?」って何回か言うのがめちゃくちゃ好きだった

是枝監督といえば近年は擬似家族ものだけれど、実の家族だからといって、という
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.7

おもしろかった
創作・フィクションにわたしがどうしようもなく惹かれてしまう所以みたいな作品だった

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.7

ラストから遡るように考えると、文字通り生涯をかけた出来事だったのだなと。
精神病や精神病院のことについては、知ったようなことは決して言えないが、患者というレッテルを貼られて対等に話を聞いてもらえない苦
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

これずっと、甘いマスクの男による女たぶらかしもの映画だと思ってた…
思ってたのと違ったランキング今年1位。

あまりにもわたしの日常とはかけ離れすぎていて、ただストーリーを追うような見方になってしまっ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.0

失笑というか苦笑してしまうカオス演出が本当に上手。
奢り奢られ論争はもちろんのこと、ショーの座席詰めて詰めて詰めて…のとことか、あれ フッ ってならない人いる?

酔いやすいタイプなので、映画館で見な
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

娘がめちゃくちゃデジタルネイティブなので見ていて気持ちいい。問題解決能力が高すぎて普通に勉強になった

マティアス(2017年製作の映画)

3.0

男性性って、女性も男性も苦しめている気がするな。本当に

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.7

女が全員自分を犠牲にしていなくて、自分のためならどこまでも強くて最高だった。
これを見て、女が怖い女がいかれてると思うならそう思うほうが単に弱いだけでは?と思うし、たぶん作中の彼女たちもそう思っている
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

父親は結構どうしようもないかんじなんだけど、娘のエル・ファニングがとんでもなく可愛い。

こちらの方があとに見たのだけれど、今年公開の映画『aftersun』と通ずる部分が多くて、絶対に影響は受けてい
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.5

キルスティン・ダンストが可愛すぎる。
冒頭ワンちゃんのシーンでもうマリー・アントワネットも大変だったんだな…と感情大移入。
からのなかなか子どもができないのは、20代後半の女が見ると真剣にきっつい

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

-

長尺のポールダンスシーン、何を見せられてるんだって思ったのが一番印象に残ってしまっている

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

IMAXで見たのめちゃくちゃよかった。
ハリー・ベイリーが本当は人間だなんて、海の中で撮影をしていないなんて、わたしは信じない!と子どもみたいなことを言いたくなるほどには映像がすんごい。

あとディズ
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.4

この理解があっているのかはわからないけれど、あまりに早く「喪失」を経験する話だと思った。
『CLOSE』を観たときにこの作品のことを思い出した

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.7

大好き。
会話が楽しい人と一緒に過ごす時間って、たぶんわたしの持ち得る時間の中で一番に幸せ

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.0

じゃあどうしたらよかったのか、をずっと考えてしまう。銃乱射事件の映画とかもそう。
彼女らのしたことは決して正しくないし、それなりの理由があったとて許されることではないのだけれど、じゃあどうしたらよかっ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

とにかくすんごいのだけど、なにがどうですんごいのかはちょっとわたしの頭では理解と説明が追いつかないので、だれかと一回は黙って圧倒されて、二週目でああだこうだ言いながら観たい。

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.6

海外の人に日本人はちょんまげをしていると思われていたら憤るくせに、モンゴルと聞いたら草原を思い浮かべてしまう無知と矛盾。
モンゴルの「なう」を知れたかんじがよかった。

全体的にはシスターフッド×セッ
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アムステルダム(2022年製作の映画)

-

特筆すべきことは特にないけれど、わたしはクリス・ロックのことを生涯嫌いだと思う。もうなにがあっても許せそうにない

ノット・オッケー!(2022年製作の映画)

3.0

自業自得といったらまあそれはそうなんだけど、#notokay って言える社会はいいなと思ってしまっただけに、土台がしっかりしていればなあ惜しかったなあという印象。

#notokay っていえる社会、
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

ああもうすべてのショットが美しすぎる。
でもだからこそストーリーの辛さが対比になっていてしんどい。

いろいろ思うことはあるけれど、この劇場に行ってみたいと強く思った。そう思える映画はいい映画な気がし
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

内戦事情などに明るくないので多面的に見ることができなかったけれど、なんとも奥が深いというか考えれば考えるほど考えるポイントのある作品だったな。
ぼーっと見てると、どっちもどっちでやばいおじさんたち、で
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.0

とくにこの作品から得るものや学ぶものはないけれど、これやELLEなどの役を引き受ける人間としてのイザベル・ユペールがとんでもなく好き

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.7

ミア・ハンセン=ラブの作品は、ひとりの女性の人生の断片を切り取ったようで好き。いつかの自分を見ているよう。

邦題がちょっとなあ

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

映画館で予告見てたとき、あまりに『カモン カモン』ぽすぎるだろと思ってたけど、『カモン カモン』とはまたベクトルが異なる良さがあった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

思ってたのと違いすぎてびっくりした。

でもさすがはジョーダン・ピール、伝えたかったことはなんだったのかを考えると好き嫌い関係なくかなりすばらしい作品。

怖そうでビビってたけどこれは映画館で観るべき
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