pkさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

すごく悲しい映画だと、聞いていたからずっと見れなかった。涙が止まらない。ホーキングがALSだと宣告され引きこもった時、恋人のジェーンが彼を探して見つけて、クロッケーを一緒にしてくれないと二度とここにこ>>続きを読む

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

4.0

ラブアクチュアリーも、バレンタインデーも、こういう、いろんなところでいろんな人たちの物語がある、という映画はもう大好物。軽い、とか浅い、とか叩かれるかもしれないけど、普通の人たちが一生懸命生きていると>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

思っていたよりもすごくメキシコ感が強くて、登場人物がほぼガイコツで、攻めた作品だな…と思った。子どもウケ、とか安易に狙わない感じがいいなと思った。極彩色がすごく美しくて、死者の国に連れて行ってもらえた>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.8

努力して、努力して、努力しても越えられない才能の壁。こんなに困難がボンボン与えられる物語もそこまでないんじゃないか。ストーリーとしてかなりシビア。でもそれでもあきらめないマイクワゾウスキに、震えるほど>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

超名作。
でも、つらくて、つらくて、つらくて、何回もDVDの再生を止めた。本当に本当につらかった。それだけ、のこり続ける作品なんだと思う。役所の人たちの態度にどんどん心が磨り減った。つらかった。

愚行録(2017年製作の映画)

3.7

面白かった。本当まさに愚行録。
人間の厭な部分をぎゅっと煮詰めて凝縮したような作品。
夏原さんの内面が一切描かれないのが、とても怖かったな。夏原さんがダントツで怖かった。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.2

はぁぁぁ…めちゃくちゃ良かった…。誰でも、自分は本当にひとりぼっちで孤独なんじゃないかと思う瞬間がある。狭苦しい世界でがんじがらめになって、ものすごく理不尽な目にあったり。でもそんな時も一筋差し込む光>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

すごく繊細で静かな映画だった。ずっと船に乗っているような。心の傷も、孤独も、そんなに簡単には癒えやしない。人生はそんなにハッピーエンドにやすやすとは向かってくれない。それでも、ただ日々を、生きていく。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

今もまだ水の中にいるよう。
彼を助けないのなら、私たちも人間じゃない。ただ、ただ、愛。

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