さくぞーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.3

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ほぼ半々で大きく様変わりする作品。前半の日常から後半の戦争突入。
戦争が出てくる作品は、第二次世界大戦半ば〜終戦あたりが舞台となり直接戦争に関わっていた男性が主役であることが多い(それ自体は悪いことで
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

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新作洋画100号!レジェバタにもこれくらい戦闘シーンがあったらなあ。
映像付きWikipediaみたいで楽しい。

テンポ良く進むので160分も苦なく。有名な戦いから詳しくは知らない序盤まで、しっかり
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9

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恋愛はサスペンスだ。長かった…。体感。めっちゃ面白かったけど。好き。
悪いところは視聴手段が限られ過ぎてるとこ。流石にU-NEXTにまで入る財力はないので400円払いましたよ。その価値はあったけど内容
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.6

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オールスターキャストの大規模公開作だが短くて素晴らしい。
予告で聞き過ぎて戸塚純貴の「ぃいるんだヨォ!?」で笑ってしまう。

ストーリーは短い中にしっかり法廷ミステリーとしてまとまってて、二段構えもあ
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.6

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もっとトンデモかと思いきや、無駄なく手堅くまとめてきた印象。動機とかもサイコパスvs殺人鬼、作られたサイコパスという面白い設定に絡んでいて納得感があり良かった。オチも良い。
めちゃくちゃ丁度良く楽しめ
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虎の洞窟(2023年製作の映画)

3.5

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一番作家性が高かった。野村萬斎×窪田正孝の作品として考えると満点だが、前提知識の必要さと芸術性が高すぎる。混ぜ方は上手い。和楽器で奏でられる交響曲も素晴らしい。

窪田正孝の存在感は圧巻。表情の柔らか
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いつまで(2023年製作の映画)

3.2

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田中の使い方の上手さ。ロケーションの良さと、共感性の高い大人ノスタルジー。
ただの日常を切り取っただけではあるので、それ以上でも以下でもない。

映像:=====B
脚本:==E
編集:===D
俳優
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Prelude ~プレリュード~(2023年製作の映画)

3.3

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奇しくもちひろさんと通じるものがある。
土屋太鳳めちゃくちゃ顔が整ってるから、こういうダウナーな感じが合う。バレエも含めて土屋太鳳ならでは感が強かったのは良かった。
四千頭身石橋の気配の消し方すごい。
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COUNT 100(2023年製作の映画)

3.4

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世にも奇妙な物語。オチ普通すぎるなあ。

林遣都のシステムの喋り方、最初加工かと思ったけど本人の演技ぽい?すげえ。と思ったけど最初と最後で人間感はないけど喋り方変わってるからやっぱ一番初めのは加工かな
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CRANK-クランク-(2023年製作の映画)

3.6

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トランスフォーマーかよなチャリの構図がいい。
こういう漠然と生きててダチと飯食いながらしょうもない会話、その途中で急に不安に駆られる話になる。身につまされてたまらん。それに東京の寒そうな夜の街。最高。
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.5

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最初おもんなさそうと思ったけど、今をときめく坂元裕二脚本というのを見てワンチャンあるかと思っていたのに配信開始した途端に☆1.2も下がるとか笑えん。☆4.3はさすがにないと思ったが☆3.7くらいは期待>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

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DJキラーのオールナイトフランス。倍速視聴されてそう。
すぐに映画の方向性が"こういうの"だと頭切り替えられないと終わり。しかし俺もハマらなかったなー。嫌いじゃないけど。最初はマジかと思ったけど意外と
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宇宙飛行士の心(2023年製作の映画)

3.5

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浮遊してるから運動をやめた途端に完全回復するの面白い。
鍛え抜かれて完璧だけど、様々な環境により左右されるのは地上と同じ。
こういうの観ると前澤社長の映画も気になるんだよなあ。

ゴダール医師の医療的
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

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今年の『RRR』枠になりそうな盛り上がり。観に行くしかないよなあ!
いま一番客層がバラバラと思われる。シニア勢や一般の男性客も増えてきててまだ拡大しそう。
15億はいけそうだし、日アカの優秀賞にも入れ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.9

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年末の『ヴァチカンのエクソシスト』枠か。原題やる気なさすぎだけど、観たらPLANEだったわ。

世界情勢のせいか、フライトパニックとの合わせ技のせいか、めちゃくちゃ緊張した。すげー心臓に悪い(いい意味
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IF(2023年製作の映画)

4.1

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最後まで観て。エンドロール後まで観たかで評価が変わる。
ショートフィルム版『ブリグズビー・ベア』的なユーモアとドラマ。

イマジナリーのドキュメンタリー風に始まったのがとても面白い。ジョーがめちゃくち
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

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通算1600号記念は今年フェイブルマンズとリーアム・ニーソン映画を3本観たので本作に決定!

モノクロで描かれる圧巻の傑作。カラーだと訴えきれない、映像の世紀とかで見る本物の映像とオーバーラップする壮
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(2023年製作の映画)

3.6

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ねぇッ見て。取ったよ「首」ッ!
ワ…!
これで「取り立てて」もらえるねッ!(ブズ)
…え?痛いよ…痛……。
ドサッ
フーッフーッフーッ 終

『アナログ』と並べることができてご満悦。
世界のキタノ映画
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アナログ(2023年製作の映画)

3.7

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明日観る『首』とキタノ映画を並べて風邪ひこうの巻。
予告編は同系統の作品を流すから仕方ないけど、本編前に『あの花が咲く丘で〜』『サイレントラブ』『四月になれば彼女は』流されたら食傷気味にもなりますわ。
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.8

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タダで観れるならいいやね。ちゃんと公式ですよ!

2時間半あっという間のサスペンス。ミステリーというほど入り組んでる感じではなく、作中で言われる通り偶然の積み重なりで凶行が繰り返される。しかし若林さん
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プフ!(2023年製作の映画)

1.7

こりゃあひでえや。ここまで低いと☆なんぼつけても変わらんレベル。

映像:====C
脚本:=F
編集:=F
俳優:====C
人物:=F
音楽:=F
音響:=F
【MVP】該当者なし

アッセンブル:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3の裏側(2023年製作の映画)

4.1

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3本編は合わなかったけど、リミックスはMCU最高傑作だと今でも変わらず思ってる。こういうのは感慨深い。
リミックスのシーンかと思ったらこのドキュメンタリーのための凝ったOP.EDが最高。

3のドキュ
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Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

4.7

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ナレーションゴジラ!?たどたどしくて可愛い。
OPクレジットからテンション上がりまくり。日本の誇り。野球が好きで良かった。
大谷の両親初めて見たけどお父さん似すぎ。

映像もドキュメンタリーだけど、色
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

4.3

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2023年新作映画150本目!お仕事×夢追い×家族ムービーで素晴らしかった。『北極百貨店のコンシェルジュさん』と並び立つ下半期アニメ映画だろう。ただタイプは結構違い、ダークな一捻りが垣間見える北極百貨>>続きを読む

唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.4

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めちゃくちゃ真面目な話だった。まさか今年公開作で一番近いテーマの作品が『北極百貨店のコンシェルジュさん』とは思わないでしょ。
唄わない。虫喰わせてくる六人の女。虫のシーン多いから苦手な人は注意。

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リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.6

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急に邦画の比率が高まっております。今後2023年内に観たい映画もほぼ邦画。全体では洋画が多いのに。年末ってあんま洋画ないのに気づいた。
☆3.8あるけど一周回った年に3桁観てるようなシネフィル系の人が
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

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人を選ぶタイプとイメージがある石井監督。今年初めて作品を鑑賞(『月』と本作)。確かに癖が強い。というか濃い。月の時は題材がセンシティブ過ぎてそこまで目が回らなかったが、オリジナルな本作ではそれを感じた>>続きを読む

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.7

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マジでガイ・ピアースか?メメントの頃の面影全くないけどかっこいい。

多分いつものリーアム・ニーソン映画の感じで観ていくと面食らう。
良くも悪くもリーアム・ニーソンの映画とガイ・ピアースの映画になって
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湯道(2023年製作の映画)

3.8

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スケ空いてる人片っ端から集めましたというような本業俳優からタレント・歌手まで今年一番豪華まであるキャスト。次から次へ大河ドラマでもあまり見られないアンサンブルだけで見応えがある。また、まるきん温泉の造>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.5

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オールスターキャストの大規模公開作だが短くて素晴らしい。俺しかお罪自って読んでない。タイトルを3行にしたならお罪自を受け入れろ。
新作映画は公開年に観たい人間だから行ったが映画館で観る必要は……。
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大名倒産(2023年製作の映画)

3.6

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松井市長イジってたり、切腹まで○ヶ月とか絶妙に遅い小ネタが多い。
ストーリーは良くも悪くもいつも通り。毎年2本くらいある時代劇コメディです。でもその中でもかなり好き。2あったら観る。映画館で観るほどか
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ゲネプロ★7(2023年製作の映画)

3.3

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蘇我出てこないのかー。ストーリー内容的には出てこなくても別にいいんだけど、そこが気になって観てるとこはあるから不満点。
マンガとか小説ならいいけど、このキャスト陣が崇拝してる存在なら逃げずにガッツリオ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

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海外の怖い本をワンカット?撮影した絵本みたいな常に動き続ける画面。ストップモーションもワンカットみたいに出来るんだと感動。ストップモーションに合わせた音も良かった。
骨と合わせて圧巻の芸術作品。しかし
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(2021年製作の映画)

3.4

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『オオカミの家』内容的にも映像的にも重そうだから迷ったが、こっちがめちゃくちゃ気になったので。1本の料金で2本もデカい。

世界初のストップモーションアニメらしく動くが、時々めちゃくちゃリアルになった
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.9

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めっちゃ良い映画!だけどすげー消化不良!短い短い。アニメ第1話で終わっちゃった感。起承転結あるんだけど、転が弱い感じ。色んな問題が同時に起きて同時に解決されるので、それぞれのエピソードには涙するくらい>>続きを読む

Bi Gan | A SHORT STORY/ビー・ガン | ショートストーリー/壊れた太陽の心(2022年製作の映画)

3.3

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初めて映画館でショートフィルムを鑑賞。ワンコインで安心した。
なんだこの新感覚…。一応ストーリーはあるし、理解もできるんだけどこの取り留めもない感じ。実写でありCGでありストップモーションでもあるみた
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