きつねさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

1.5

最初から最後まで入り込めずでした。

何事も起こらない序盤の牧歌的なシーンもイマイチ退屈だったし、次々と殺人が起きていく中盤以降はひたすら警察が無能すぎてイライラしました。

役者陣ではムロツヨシと山
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

1.6

「リンダリンダリンダ」のモンパチバージョンかと思いましたが、だいぶ違いましたね。

自分はモンパチ大好きで、ライブで何回も見たことあるし、モンパチ好きな友達とモンパチについて熱く語っていたこともありま
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

話題作やっと鑑賞しました。

とても秀逸だったと思います。

一見雑なようで一人一人にきちんと役割があり伏線も全て回収出来ていてすごいと思いました。

というか序盤の部分から何気すごいと思います。
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怒り(2016年製作の映画)

3.9

原作未読での鑑賞です。

よく松山ケンイチ、森山未來、綾野剛という顔の雰囲気も似てて、かつ実力派俳優を揃えたもんだなと感心しました。

さまざまな場所で展開される人間ドラマに暗い気持ちになりつつも見入
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シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

2.9

この映画の1番の感想は、ちょいちょい出てくる男子高校生のチェ・ウシクが天使のように可愛かったことですね。

主演のキム・スヒョンの演技は見事でしたが、前半のおバカキャラが正直気持ち悪かったです。苦笑
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

2.7

何か良い映画風だけれど、自分にはハマりませんでした。

登場人物の行動にイマイチ感情移入出来なかったというか、ヒロインはなぜあんなにしつこく主人公に近づいたの?と疑問に思うラストでした。

この作品、
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.1

原作未読での鑑賞です。

ここ数日で劇場で「哀愁しんでれら」「ファーストラヴ」を鑑賞し土屋太鳳、芳根京子の演技が素晴らしかったので、その2人が競演している本作品を鑑賞しました。

感想としては、前述し
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

長澤まさみが大好きで彼女目当てで見に行った部分があるので、出番が驚くほど少なくてびっくりでした。

長澤まさみは今回も名演技でしたけれど、役どころがクズでしたね。やっぱりマスコミは嫌いです。

物語的
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

脚本は良く出来てるけれど、うまく纏まりすぎてて少しリアリティが足りないかなあと感じました。

被告の女の子もあれだけ深くなってしまった心の傷を負っているのに、数回公認心理士の北川景子と面談したくらいで
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美少女戦士セーラームーンEternal 後編(2020年製作の映画)

2.7

前編は☆4.0と個人的にかなり楽しめる内容でしたが、後編はそうでもありませんでした。

1番思ったのが、登場人物が多すぎやしないかということです。

前編ではセーラームーンをはじめ美少女戦士たち一人ひ
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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.4

映画としてよく出来ていたと思います。

役者陣の演技もとても良かったです。

特に認知症のおじいちゃん役を演じた山崎努は本当にリアリティがあって良かったです。

ただ本作品ではほっこりする映画をつくり
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

名作中の名作、フィルマークスでもかなりの高評価が目立つ作品だったので鑑賞しました。

終盤クリスマスイヴに天使が現れて、ジョージが自分が初めからこの世に存在してなかった世界線を体験させられ、その後のエ
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シュリ(1999年製作の映画)

3.6

90年代から2000年くらいの朝鮮半島の南北の緊張を描いた物語です。

演出や役者さんの演技はとても良かったと思います。

特に銃撃戦の撃ち合いのシーンなども、ただドンパチやるだけの描写ではなく間合い
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

本編と合わせて「奇跡を起こした男〜サリー機長の素顔」という特典映像も鑑賞しました。

恥ずかしながらこの飛行機事故については全く知らなかったのです。

しかし飛行機の機長は人的には不可避な事故に遭い1
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アフタースクール(2008年製作の映画)

2.8

まったく予備知識なしで鑑賞しましたが、どんでん返しものの映画でした。

ただイマイチぱっとしなかったなあという印象です。

確かにどんでん返しに騙された部分はありますが、うーん、で?って感じてしまいま
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.0

初日舞台挨拶中継付きの回で鑑賞しました。

うーん、予告編や宣伝ポスターが素晴らしかったのでちょっと期待し過ぎてしまった感じです。

自分も含めてどんな人でも犯罪に手を染めてしまう可能性はある、みたい
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8番目の男(2018年製作の映画)

4.9

めちゃくちゃ面白かったです。

陪審員役を演じた役者さん一人一人にとても魅力があって、中盤の会話劇の様な演出もとても感情移入して楽しめました。

自分もこの陪審員のメンバーに選ばれたらどう振る舞うかな
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.4

本作品を鑑賞するまでパッチ・アダムスという人物を知りませんでした。

実話を元につくられた映画の様ですが鑑賞中、心あたたまる素敵な内容だなあという気持ちと、話がいくらなんでも出来過ぎでは?という気持ち
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

個人的にはかなり楽しめました。

ただ映画館だから楽しめたのであって自宅のテレビで見るには微妙かもとは思いました。

何だか色々とCUBEに似ているなあと思いました。

本作品で描きたいのは資本主義の
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パリの恋人(1957年製作の映画)

4.1

ひたすらレトロでオシャレなミュージカル映画でした。

オードリーの美しさや放つオーラはもう別格ですね。

どんな洋服でも似合ってしまいます。

フレッド・アステアやケイ・トンプソンのダンスや歌も見事で
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

1.0

あらすじを読んで面白そうと思い鑑賞しました。

しかし、自分にはめちゃくちゃ退屈でイライラする映画でした。

序盤のつかみの演出は良かったように感じますが、そのあとはだらだらと長い、主人公の忘れて思い
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

1.3

原作未読での鑑賞です。

昨年公開の「サイレントトーキョー」という映画を見て井之脇海くん推しになり、彼がちょい役で出演しているということで、鑑賞しました。

岡田准一ファンなら楽しめる内容にはなってい
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

1.5

高評価なレビューが目立ちますが、自分にとって相性の悪い映画でした。

60年頃の韓国の政治事情について全く無知なのもあって、話についていくことが出来ず退屈な時間が長かったです。

この映画のメインで描
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.2

伊藤みどりに続き女子選手として世界で2番目に大技トリプルアクセルを決めたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの半生を描いた映画です。

自分は幼い頃からフィギュアスケート観戦に非常に興味を持っ
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マリオネット 私が殺された日(2017年製作の映画)

2.3

昨年韓国で「n番部屋事件」という、最大26万人が関わったとされるデジタル性犯罪事件が大騒ぎになりました。

逮捕者も数百人規模出ているそうです。

どういうわけか日本の地上波では全くと言って良いほど報
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美少女戦士セーラームーンEternal 前編(2019年製作の映画)

4.0

全く期待しない状態での鑑賞だったのですが、思いの外楽しめました。

個人的にはかなり高評価な作品です。

自分はセーラームーンの予備知識が皆無に等しかったので主要キャラクターである、美少女戦士たちの背
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コースト・ガード(2001年製作の映画)

4.7

キム・ガンウがキャスティングされていたので鑑賞しました。

キム・ギドク監督が自分に相性が良いのか悪いのかまだ良く分からないのですが、この作品はめちゃくちゃ好きな世界観でした。

民間人を射殺してしま
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

2.6

この映画に全く感情移入出来なかった自分は薄情なのかなあと思ってしまった作品でした。

ブラックユーモア調のコメディとしても、北朝鮮の工作員事情を描いたシリアスな話としても、どちらにも振り切れてなくてと
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春が来れば(2004年製作の映画)

3.5

キム・ガンウが出演しているということで鑑賞しました。

内容は田舎の中学の落ちこぼれ吹奏楽部を主役のチェ・ミンシクが指導者として盛り上げていくというものです。

設定はありきたりですが、彼らの心のこも
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.9

人生を賭けた壮大なカンニングの物語です。

下手なサスペンスやスリラーよりよっぽどハラハラドキドキします。

130分の長尺なのに、それを全く感じませんでした。

主人公のリン役を演じた女優さんの演技
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.8

セクシャルマイノリティの人たちを指す「LGBT」という言葉が日本でも広く認知されて久しいと思います。

しかし、「LGBTQ+」という言葉は意外にまだまだ認知されてはいないのではないでしょうか。

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オガムド〜五感度〜(2009年製作の映画)

3.0

キム・ガンウ目当ての鑑賞です。

5話で構成されているオムニバス作品です。

全体的にどれもイマイチ退屈だったり、意味が分かりづらかったりしました。

しかし、キム・ガンウが出演した2話目の「私はここ
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結婚前夜 マリッジブルー(2013年製作の映画)

2.7

キム・ガンウ目当てで鑑賞しました。

この作品オムニバス作品でひとつひとつの話が短編として独立しているのかと勝手に思いこんでいましたが、全ての登場人物の時間軸が同時に進行していく物語でした。

それゆ
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アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.3

ロシアの文豪トルストイの文学作品「アンナ・カレーニナ」の映画化作品です。

原作未読のうえに、この作品がどういうストーリーなのか全く予備知識がない状態での鑑賞でした。

主人公のアンナの身勝手でメンヘ
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.5

原作未読での鑑賞でした。

日航123便墜落事故は自分が生まれる前の出来事で当時大騒ぎになったことをリアルタイムで知っているわけではないのですが、この墜落事故には色々不可解なことが多くその点がいつの日
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.1

ドラマや原作は全く知らない状態での鑑賞でした。

とても新感覚な作品でした。

社会人あるあるネタがいっぱいあってとても笑えました。

OLの女性たちと一緒にOLをやってるバカリズムに全く違和感なくて
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