suzukyo7さんの映画レビュー・感想・評価

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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.8

 アビゲイル・ブレスリン目当てにアマプラで観賞。ちょっと泣けた。
 原作と違うラストということだけど、映画の方が好みかも。出番は少ないけど、判事役のジョーンキューザックが良い味出してたね。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

 杉咲花さんは当然として、志尊淳さんが素晴らしい。説得力のある佇まい。本人の高い演技力のたまものだと思うが、キャスティングした方も凄い。
 ちなみに悪役三人も称賛したい。

ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.8

 「落下の解剖学」観賞後に、ハッピーで軽いものが観たくてチョイス。
 正解でしたね。主役の三人の女の子がそれぞれ可愛い。祖母とレコード店の店主も関係性はありがちかもしれないが、良いキャラクターに描かれ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 謎解きミステリーかと思っていたが、そんな映画ではなかった。
 事件の真相は描かれない。「私はやっていない」と言う主人公に、友人でもある弁護士が「そんなことはどうでもいい。周囲がどう思うかだ」と言う場
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

 封切り初日に観賞。
 エマ嬢の「熱演」「渾身」「体当たり」「捨て身」、なんと表現していいのか分からない演技に、驚愕した。美術も素晴らしかった。
 ただストーリーが刺さったかというと微妙。とにかくエマ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

 同じ監督さんの「スリービルボード」は、Blu-rayを買うほどはまったけど、こちらはいまひとつ。あくまでも趣味、好みの問題で、演者さんは素晴らしかった。
 「スリービルボード」も、こちらの作品も登場
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ワーテルロー(1969年製作の映画)

3.5

 リドリー・スコットの「ナポレオン」を観賞して帰宅。DVDを引っ張り出しての再観賞。
 映画として面白いかと言えば凡庸な出来映え。ただしソ連軍2万人を動員し、死者も出たと噂される戦闘シーンは、ただただ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

 当然、史実通りなので、ドラマチックな展開はないです。さすがにリドリー・スコットだけあり、戦闘シーンは迫力満点だが、駆け足の印象は否めません。
 個人的に一番刺さったのは、歩兵の戦闘隊形が横列から方陣
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 昔から「ケビン・コスナーに外れなし」と周囲に言っていたので、当然これも観賞。バディに「スリービルボード」の好演が印象深いウディ・ハレルソンというのもポイント高い。
 とにかくイケオジ二人の佇まいが絵
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

 冒頭の有名映画のぶっ飛んだパロディで期待が爆上がり。ところが、物語が進むにつれて、下降修正。言わんとするところは分かるけど、あの悪ふざけ感には乗れなかった。「エブエブ」の時に感じた違和感と同じかな。>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

 スッキリしないラストなはずなのに、スッキリした感じに。清々しくないはずなのに、清々しい気分なのは何故なのだろうか…。
 主役のフランシス・マクドーマンドはもとより、「サム・ロックウェルに間違いなし!
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.9

 ゾンビものは苦手で、「バイオハザード」ぐらいしか観てなかったけど、最近、グロ控えめのコメディだけ観始めています。
 面白かった。ウディ・ハレルソンを筆頭にメイン・キャスト4名が良い。黄色のハマーがか
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 いろいろな人が登場して、おもちゃ箱のようで楽しい限り。ある程度予想はしていたけれど、ヘレン・スレーターのスーパーガールとか、企画だけでポシャったニコラス・ケイジのスーパーマンの登場は想定外で嬉しい驚>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

 ミーガンの造形は、動き等を含めて、人形と人間の中間点みたいな感じで良くできてましたね。
 ターミネーターオマージュは、めちゃめちゃツボリました。突っ込みどころは満載ですが、そこも含めて良作認定いたし
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.2

 各種割引が無かったので、一瞬躊躇してからの、2,200円での観賞。笑
 大きいスクリーンでの侍たちの活躍は、格別でした。やはりメキシコ戦での、大谷選手ヘルメット飛ばしからの周東選手さよならスライディ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

「このままここに突っ立ってる?それとも世界を救いにいく?!」 ポップコーンムービーとして良策認定いたしました。
 グロ、エロ、笑いのバランスが良く、安心して観られます。周りからちょっと馬鹿にされている
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

 絶対にネタバレ無しで観るべき映画。オープニングは、南部の綿花農場で虐げられ働く奴隷の女性のシーンから始まり、悲惨な生活が描かれる。すると一転、女性民権運動家の華やかな生活が描かれる。二人を同じ女優が>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

惜しい。もう一工夫あればという感じです。3人の関係は、おおっ、なるほどと思ったけど…。やはり、この現象が起こったきっかけや理由付けが、ちょっと欲しかったかも。イーストウッドの息子さんが出演しているのは>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

4.0

定期的に観ちゃうヤツ。胸熱要素がてんこ盛りだ! ポンコツ主人公の成長、ライバルとの友情、頼りになる副官、じじい&アナログ兵器の活躍、可愛い彼女、リーアム・ニーソン、レーダー作戦ゲーム、人生捨ててた男の>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 アライグマとカワウソに泣かされるとは思わなかった。最初の出会いから、終着点が読めるので、涙が出たよ。
 クライマックスで、一同が回れ右で動物たちの救出に向かうところは、同じガン監督の「スーサイド・ス
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アルファ 帰還(かえ)りし者たち(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ストーリーは単純、バッファロー狩りの遠征に出た青年が崖から落ち、死んだと思われ見捨てられる。狼の群れに襲われ、一匹を返り討ちしたものの、とどめをさせず助けてしまう。一人と一匹で苦労して家へ帰り着くと>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

 それほど期待して観たわけではなかったけど、良作のコメディでした。
 ラスト付近で名前が出てくるけど、ループものの名作ビル・マーレイ「恋はデジャブ」と同じく、主人公がだんだん良い人になるところが好感が
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キャビン(2011年製作の映画)

3.8

 とんでもホラー映画という前評判はいろいろ聞いていての観賞。
 うん、好きです。「世にも奇妙な物語」とか、「アウターリミッツ」を豪華にしたような映画。クライマックスはどこかで見たようなモンスターが、ワ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

 単純に楽しめる娯楽作品。ドリックの連続変身凄い。オウルベアは最高だ。ロドリゲス姐さんの怪力無双ぶりに萌える。ちょっと頼りないリーダーに、ポンコツメンバーの取り合わせは、大好きな「ガーディアンズ・オブ>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 クロエの、クロエによる、クロエファンのための映画でした。最低映画と評している方もいますが、私的には傑作ですね。
 前半は、爆撃機の下部回転銃座に閉じ込められたクロエの一人芝居、後半はクロエの無双状態
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

 サブカル女子の同僚さんのお薦めで、噂の「ミッドサマー」をアマプラで観る。冒頭のダイブシーンから、なるほど、なるほど、こういうやつね。( ̄▽ ̄;) これは、画面に集中しちゃ駄目なやつだ、ということで、>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

 仮面ライダーは、ゴジラやウルトラマンと違い、それほど思い入れが無いので、劇場観賞は迷っていました。ところが「長澤まさみの無駄遣い」というパワーワードが流れて来たので、土曜日に急遽、劇場へ。
 映画は
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

 いやいや、まったくのれませんでした。絶賛されている方が多数派のようですが、こればかりは好みの問題なので、ごめんなさい。
 ウエストバックのアクションは楽しかったけど、下ネタと動物虐待は笑えない…。初
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ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.7

 とにかく、たまを演じたベーコンちゃんの名演技を愛でる映画。ストーリーとか、人間の俳優さんたちは、どうでもよい。
 ベーコンちゃん以外の猫さんたちも、可愛いよ。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

 いやぁ怖い。特に、人の名前が全然出てこない明日は我が身の年代で観ると、身につまされて尚更怖いよ。
 認知症を題材にした映画は数あれど、この映画は認知症の主人公の視点で進行する。ストーリーの時間軸も行
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.7

 嫌いじゃない。むしろ好きかも。
 噂通りの怪作。悪ふざけで作ったMVのホラー映画パロディみたい。
 一言も発しないニコラス・ケイジが、掃除し、殺人ロボットをボコり、エナジードリンクを飲み、ピンボール
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 久々にBlu-rayで観賞。良かった泣けた。とくに父親を演ずるクリス・クーパーが好演。終盤、母親に食ってかかられる場面で、散々言われた後に「さすが俺が選んだ女だ」的に微笑んじゃうところがツボです。>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

 同僚からDVD渡されて、「良いよ」と薦められて観賞。うん、良かった。「遠い空の向こうに」と「フラガール」合わせて割ったような映画。そう言えば、3本とも炭坑の町の話だよね。
 とくに父親とバレエの先生
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

 「ミミズの戸締まり」と言い間違えた事があったけど、ある意味合っていた。
 音響を含めてスペクタクルシーンの迫力など、劇場で観るべき作品。ダイジンとの追いかけっこや観覧車の場面など、心惹かれるシーンは
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 良い意味で漫画の実写化みたい。「これ格好いいだろう!」という場面が目白押し。テンション上がります。
 長尺なのは折り込み済みで、覚悟して観たのですが、各シーン若干コンパクトにして2時間半ぐらいに詰め
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 「キツツキと雨」の沖田修一監督作品で、のんさんがさかなクンを演ずるというトリッキーな配役で封切り早々に観賞。ところがお腹の具合が悪く中座してしまい、本日仕切り直しで再観賞しました。
 とにかく、のん
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