Cisaraghiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

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同名の日本映画の存在は知っていたが、U-NEXTでこの映画のキービジュアルを見て引き込まれ、韓国版のリメイクだと知って、俄然観たくなった。田辺聖子原作だというのもチラっと目に入ったと思う。

雰囲気に
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インドシナ(1992年製作の映画)

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インドシナの歴史の勉強のために、いつかは観なければと思っていたが、159分という長さに怯んでなかなか観られなかった映画。『ロバと王女』からのドヌーヴ様繋がりでやっと思い立った。

歴史的大作映画の雰囲
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ロバと王女(1970年製作の映画)

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クリップはしていたが、アニメ映画だと勘違いしてたことに、フォローしている方のレビューが上がっていて気づいた。しかもシェルブールやロシュフォールのジャック·ドゥミ監督だったとは!観なければ!(U-NEX>>続きを読む

ロイヤル・セブンティーン(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTのオススメにあって、コリン·ファースが出てる、軽く観られそう、そんなに長くない、という点でチョイス。元々期待値は低かったが、それをゆうに下回ってきたこの映画は、コリン·ファースの黒歴史のひ>>続きを読む

シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

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ミリタリー·ワイブズ·クワイヤは、以前ギャレス·マローン先生の番組で見たことがあった。あの番組を見て初めて、イギリス軍は海外派兵でコンスタントに死傷者を出しているのだと知ってショックを受けた覚えがある>>続きを読む

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

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えーっとベトナム戦争はいつ頃だったっけ?と最初のうちは考えていたが、話がギュインと急展開するにつれてすっかり忘れていた。

ベトナムのファッション業界が見られるというだけで興味が湧いたこの映画、洋服の
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恋するインターン 現場からは以上です!(2015年製作の映画)

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チョン·ジェヨン×お仕事ドラマ=ハズレなし、という公算の下に観てみたが、なかなかの当たり。「恋するインターン」というタイトルと「サクセス·ラブコメディ」という惹句は間違ってます。コメディだけどラブコメ>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

う~~ん…。3は作んなくてもよかったような…。BPというNGワードが頭に浮かんできて困った…。歌詞がもっとちゃんとわかれば、印象は違うのかもしれないが。

アカペラvsバンドって、そっちに持っていった
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

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おバカ映画度が増してて1より好き。ベッカの啖呵、どれも外してていい。結局全部褒めてたんかい!?

今回もリフオフのところが一番楽しかった。わりとしょうもない歌詞が多いのもいい(笑)ウィスコンシンの誇り
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奥さまは魔女(2005年製作の映画)

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音楽もセリフも演技も脇役のチョイス(ニーナ!)も、そこかしこにノーラ·エフロン印がついている。メグ·ライアンの代わりとしてのニコール·キッドマンと言っては失礼かもしれないけど、頑張ってる。シャーリー·>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

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何となく敬遠していたこの映画、一度は観ておこうと腰を上げた。音楽映画というより、アメリカのマジョリティー大学生の青春映画という印象。下ネタやゲロの下品さはこの手の映画の伝統みたいなものだろうか。

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バーレスク(2010年製作の映画)

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クリスティーナ·アギレラ、名前しか知らなかったけど、たまたま聞いた「EXPRESS」がめっちゃカッコよかったので観てみた。

オープニングのアコギの音を聴いて、これはイケるのでは?(タダの勘)と感じた
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ジョー、満月の島へ行く(1990年製作の映画)

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トム·ハンクスとメグ·ライアンの共演第1作目になるのかな。話は荒唐無稽で何じゃコレハ?感強いが、メグ·ライアンの一人三役演じ分けは見る価値あった。二人目は、誰かにものすごく似てる…と思ったら見た目も演>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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『アマンダと僕』の監督作品ということで、こちらも。でも、アマンダほど強く感情を動かされなかった。アマンダが子供という点によるところが大きいと思うが、恋人や伴侶は替えがきいても、親子関係やきょうだい関係>>続きを読む

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

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人工的な都会のアパートの中にあって、空間を埋める植物の生命力と降り注ぐ陽光が異世界を形成するマダム·プルーストの部屋。あんな部屋に住みたい、世話が大変そうだけど。海辺のシーンのフレンチコニーアイランド>>続きを読む

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

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韓国の地方の田舎の風景、ローカルな鉄道や線路などに惹かれて観てみた。韓国の人は、景色を見て大体どの地方か見当がつくのだろうか?ちなみにここは、栄州近く、慶尚北道奉化郡小川面汾川里とされていた。ロケーシ>>続きを読む

HiGH&LOW THE WORST X(2022年製作の映画)

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ストリートアートのオリジナリティー溢れる美術は確かにすごいと思うけど、実を言うと、それ以外の部分ではハイローのよさがよくわからない。暴力を媒介とした不良男子高校生(には見えなかったりするけど)の熱い友>>続きを読む

ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

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プロの舞台は観たことがないし、映像でもあまり心して見たことがなかったバレエだけれど、今回ダンサーが踊るのをじっくり見させてもらい、全くすごい身体能力だとあらためて驚嘆した。くるくる回っても足を高く上げ>>続きを読む

東京物語 4Kデジタル修復版(1953年製作の映画)

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NHK-BSでやっていたので、つい観てしまった。ちゃんと観たのン十年ぶり2回目だと思う。時代が変わり、人々の在り方も自分自身も変わったことを実感した。

夫にあくまでも敬語で話す妻、妻に対してぞんざい
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非常宣言(2020年製作の映画)

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この映画、2020年の5月にクランクインし、コロナによる撮影の中断がありつつもその年の10月には撮り終えていたようだ。しかし韓国で公開されたのは22年の8月。日本公開に至っては今年の1月。イムシワンが>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

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1957年のDiorのオートクチュール最高!な映画。この時代の英国という設定が自分的には珍しく感じた。ジョン·レノンが17歳の頃の、まだ戦争が影を落としている英国。
 ミセス·ハリスの英国人流ユーモア
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MY (K)NIGHT マイ・ナイト(2023年製作の映画)

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超にわかランペファンなので、映画に関する小出し情報がやたらと入ってきていたため、それを越える驚きとか意外性とか新鮮さがあまり無かったのが残念だった。ほとんどネタバレしていたに近い。シャットアウトしてお>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

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以前から面白いと聞いていて、ちょっとハードルが上がり過ぎていたせいか、突き抜けて面白いという訳ではなかったけれど、あそこからの予想外の展開はよかった。岩田さんや向井理の役どころも癖強くてよいし(何あの>>続きを読む

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

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鉄棒でボコボコに殴って打ちのめしても、二階からそこそこ大きな石を投げて当たっても、決して人が致命傷を負わず死ぬこともない暴力のリアリティーラインに始終戸惑いながら視聴。楓士雄が人垣の上を通って二階に達>>続きを読む

ようこそ、大統領!(2013年製作の映画)

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大統領をここまで笑いのネタにしていじれるのは、さすがベルルスコーニが長年大統領をやっていた国だけのことはある、とヘンに感心した。イタリアでは国民と大統領との距離が、日本の国民と首相との距離より近いのか>>続きを読む

見わたすかぎり人生(2008年製作の映画)

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イタリアでも文系大学院卒はこれほどゴミ扱いされるんだ…とわかって悲しかった。来世は理系一択だ。ブラック企業に洗脳が付き物なのも世界共通か。映画としては面白かったが、ついてくる現実がキビしいので、観てい>>続きを読む

私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

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私がこの映画を観てどうすんだ?ではあるけれど、吉野北人クン目当てで観てみた。ほぼツッコミどころだけで出来ている、観客のツッコミを待っている受け映画またはボケ映画と言ってもいいと思う?が、腐女子の生態が>>続きを読む

メイド・イン・イタリー(2018年製作の映画)

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アコルシ、渋くなったなあ…と思いながら最初のうちは観ていたが、これまで何本かの映画で見たステファノ・アコルシが下地のように透けて見えてしまうせいか、アコルシが30年もハム工場でハム作るワケない、とそも>>続きを読む

愛の果てへの旅(2004年製作の映画)

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眠くならないストーリーテリング。美しいが物量少なめな映像。あまり製作費はかかってなさそう。イタリアの50歳は、マイケル·ケインと同じく老人枠なのか?同じ監督の作品『グランドフィナーレ』よりずっと好きだ>>続きを読む

忘れられない年、秋(2023年製作の映画)

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春と夏が予想よりずっと楽しかったので、季節を先取りしたくはなかったけれど、ついでだからと秋も観てみた。これは、申し訳ないけどハズレかな…。主役の方の演技の力量に難があるように思えた。音楽も、この手の今>>続きを読む

忘れられない年、夏(2023年製作の映画)

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Amazon Studioブラジル4部作、3作目の「夏」は、リオ!カーニバル!サンバ!ボサノバ!という最もメジャーで華やかなイメージのブラジル登場。

どちらかというと貧困だの犯罪だの政治的スキャンダ
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忘れられない年、春(2023年製作の映画)

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ブラジルの『忘れられない年…』シリーズの春編。思ったよりずっとよかった!

世界遺産に登録されている古都オウロプレトの春。ヨーロッパ風の中産階級的な町が、日差しが強く色とりどりの花が咲き乱れる熱帯地域
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差し出がましいのですが(2021年製作の映画)

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笑わせようとして作った映画ではないのかもしれないが、笑えるポイントがたくさんあって結構楽しかった。深い意図はさておき、差し出がましいおじさんという発想がよい。この差し出がましさは、ク○○プと同質らしい>>続きを読む

タイガーボーイ(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

よくやった、マッテオ!と思うと同時に、やはりこういうことは誰にも相談出来ないものなのか…と暗澹とした。男の子に対する性的虐待、どう対処すればいいのだろう…。

忘れられない年、冬(2023年製作の映画)

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Filmarksでこの映画を観ている人が3人しかいなくて、チリのスキー場を見たい人、もっといないの?と拍子抜け。

ブラジルの高校生が高校を卒業し、家族と共にチリのスキー場にバカンスに行く話。お母さん
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

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映画の中の再現であっても、日本が朝鮮を植民地にしていた時代があったということを実感出来るのは、歴史を知るという意味で日本人にとっても有難い、と言いたい。映画的脚色や架空設定はあるだろうが、朝鮮語学会が>>続きを読む