Cisaraghiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡(2017年製作の映画)

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私が好きなデヴィッド·ボウイの曲は、ミック·ロンソンと一緒だった頃のものが圧倒的に多いと今さら知った。アルバム『ジギー·スターダスト』でピアノを弾いているのはミックだし、ストリングスのアレンジまで手掛>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

展開に意外性もあって面白くてすごくいい話なのに、結末に対して、やっぱりお金ですよね…と思ってしまった自分の世知辛さがイヤになる…。
 フランスは、確か今でもけっこうDV被害が多いとどこかで読んだことが
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デヴィッド・ボウイ 最初の5年間(2019年製作の映画)

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せっかくIMAXで観たのに『ムーンエイジ·デイドリーム』が全くハマらなかったショックが若干あって、こちらではボウイの生い立ちについても触れられているとフォローしている方のレビューにあったので、観てみる>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

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ずっとハラハラしながら観た。見た目のきらびやかさや派手さと裏腹に、切ない話だったなあ。。

ところどころで流れる犯罪映画らしからぬクラシック曲は、すべてショパンのエチュードだったようだ。ばあちゃんの推
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映像とボウイ自身が語る言葉によって表されたデヴィッド・ボウイより、アルバムというパッケージされた音楽作品で表現されたデヴィッド・ボウイの世界の方が、私にとってはずっと魅力的で好きだということがよくわか>>続きを読む

ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

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J.Loとコアラの103分のラブコメということで、軽い気持ちでチョイスしたが、2001年の映画と知って吃驚!もっと最近の映画だと勘違いして観ていた。道理でJ.Loは輝くように美しく、見ているだけで満足>>続きを読む

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

イソンギュンが少々苦手な私、眼鏡をかけていれば意外とイケる?と思いつつ観ていたが、前半の陽性に見える部分が次第に鳴りをひそめると、最終的には胡散臭い苦手なイソンギュンに戻っていた。彼が金大中を大統領に>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

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観ている間中、強いストレス下に置かれるしんどい映画。どこまで実話に基づいているのだろう?
 仲好しイタリア人兄弟がめっちゃイタリア人ぽくて、そこだけ少し緊張が緩んだ。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.8

I love this movie. 取りあえず5点…を付けたいところだけど、お母さんが踊るちょっと前のところで少し眠くなってしまって、5点分観ていないので、-0.2。             

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

5.0

ジェイムズ・スチュワートが西部のガンマン?似合わなさそう…とあまり気乗りせず観始めたら、ジョンフォード監督、ちゃんと似合う役を用意してくれていた。あとはもう、お話に運ばれるだけでよかった。
 リバティ
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ハンサン ―龍の出現―(2022年製作の映画)

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あの『パラサイト』の金持ち母さんが、庭のテーブルの並べ方の説明に使っていた李舜臣の「鶴翼の陣」とはこのことか、とよーくわかった。前半、チトついていけてない部分もあったけども(寝てた?)。 鶴と言えば亀>>続きを読む

バトル・オーシャン 海上決戦(2014年製作の映画)

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韓国歴代観客動員数堂々第1位の映画、これは観なくては!と。韓国で李舜臣がどれだけ偉大な歴史的英雄として扱われているかは映画などで何となく知っていたので、歴史のお勉強としても必須。
 いきなり「朝日戦争
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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原作既読。でも、詳細は覚えていない。小説というよりレポートみたいだったという印象がある。

映像化されたことによって、こういうのがダメですよ、と世間にあまねく知らしめるNG事例集として、社内啓発などに
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

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中国で大ヒットしたと聞いて観てみたら思ったより社会派映画で、よくこれで中国で上映出来たと思ったが、実は公開はされたものの打ち切りになったそうだ。道理で。
 二人の姿と数少ない言葉のやり取りが記憶に刻ま
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ザ・キッチン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

話についていけてない部分が多かったが、寝てしまうだろうという予想に反して最後までちゃんと見たので、そんなにつまらなくなかったのだと思われる。めっちゃ70年代の雰囲気出してて、ファッションもめちゃ70年>>続きを読む

風が吹くまま(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

キアロスタミ映画を観始めた頃からすると、新鮮さは薄れたものの、相変わらずどこを切り取っても絵葉書になりそうなイランの風景。起伏があらわな山々、波打つ麦畑、サンドベージュの壁にトルコブルーの扉や窓+ゼラ>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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ン十年前、友だちがファンだったので聴いたトーキングヘッズ、その友だちと離れてからは、トーキングヘッズ及びデヴィッドバーン氏がどこでどうしていたのかはほとんど知らなかった、もしくは記憶にない。Barni>>続きを読む

子猫をお願い(2001年製作の映画)

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韓国の中での仁川の都市としての位置付けや性格が窺える映画。ちょうど仁川国際空港が開港した年の映画なので、これ以降都市の性格は大なり小なり変わったのかもしれないが。両親を亡くして祖父母と暮らしているジヨ>>続きを読む

禁じられた歌声(2014年製作の映画)

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音楽映画だと思って見始めたが違った。初めて見るマリを舞台にした映画。行き着くところは宗教の問題。気が滅入った。

(以下、メモ)
ニジェール川の遠景、鞭打たれながらの歌。手袋、シャリア法、GPS。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

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さすがスピルバーグ、安定の高品質ブランド。映画が上手い。フェミニズムが第二のテーマとして声高くなく盛り込まれているのも、万人向けの有名メジャーブランドらしい手堅さだ。メリル様とトムハンクスの演技の抜群>>続きを読む

迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

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例によって、エジプトの音楽隊がイスラエルで迷子になる話とあれば食いつかない訳にはいかない。アラビア語にPの発音はないらしく、そのため地名を聞き間違えた彼らは目的地と違うネフド砂漠の町に辿り着いてしまっ>>続きを読む

バンバン!(2014年製作の映画)

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何年も前から、めっちゃよい!という話を聞いてはいたのだが機会がなく、この度『RRR』が大ヒットしてるおかげか、一般劇場公開されることになった『バンバン!』。劇場で観られて本当によかった!

リティク·
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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西島秀俊ファンが、このドラマを評して「優しいんですよね~」とすごく幸せそうな顔して言うものだから、つい見たくなってしまった。但し、都合で劇場版。西島秀俊ファンではないけど、内野クンは昔からわりに好き。>>続きを読む

笑う故郷(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

無理を言ってきたり、イチャモンをつけてきたりする故郷の人々に、ブチ切れたりせず、どこまでも言葉の力を駆使して対峙していくところに、作家らしいリアリティーがあったような。もしかして、最初から作品にするこ>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

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多分私は、フレッド・ロジャースではなく、フレッド・ロジャースになりきろうとしているトム・ハンクスをずっと見ていたのだと思う。YouTubeでご本人を見たが、私にとってこの記者の話は、フレッド・ロジャー>>続きを読む

バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

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この映画を観なかったら、ギミーシェルターの女性ボーカルに注目することはなかっただろうと。どれだけ聴いてるようで聴いてないんだ我、と。聴いていると意識してないのに聴いているという逆のことも言える。これま>>続きを読む

チア・アップ!(2019年製作の映画)

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主人公役は73歳でコメディ映画の主役を張れる輝くシニアの星☆ダイアンキートン、というのと、50歳以下は住めないという滅法キレイなリタイアメント・コミュニティの、いつもながら理想的なアメリカの住環境が羨>>続きを読む

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012年製作の映画)

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おバカ映画との噂を聞きつけ、それは是非観なければ!と勢い込んで観始めたものの、おバカ映画というほど笑えるコメディではなく、インド北部の町を舞台にしたあんまし誰も高校生に見えないハイスクールミュージカル>>続きを読む

ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

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『にゅーよーくのぱりお』というおバカそうなタイトルに惹かれて観たら三部作の最後の話だったらしく、しかも、『にゅーよーくのぱりお』じゃなくて、『ニューヨークのパリジャン』と読むらしいが、『ニューヨークの>>続きを読む

血の抗争 Part2(2012年製作の映画)

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ファイザル役の俳優さんが、『バジュランギおじさん』でおじさんに同行していたジャーナリスト役の人だったと知って驚いた。あんなによさそうな人だったのに!全くの別人のよう、と思って『バジュランギおじさん』の>>続きを読む

血の抗争(2012年製作の映画)

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インドのマフィア映画。どこまでがリアルなのかわからないので、インド怖えぇ…と思ってしまうのは、ヤクザ映画を観て、日本はとっても怖い所だと勘違いするのと同じようなものなのかどうなのかがわからないので、や>>続きを読む

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元の題名は、フィンランド語で『マスター・チェン』。上海からフィンランドの片田舎にやって来た料理のヴィルトゥオーゾ、チェンさん。男性版『バベットの晩餐会』と評されているフォロワーさんがいらして、まさにそ>>続きを読む

ガザの美容室(2015年製作の映画)

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ガザの話とはいえ美容室が舞台らしいので、もう少し楽に見られるかと思っていたが、そんな訳はなかった。

この映画を観た後、ウクライナのニュースなどに埋もれがちになるパレスチナの今の状況を知るために、最近
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

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平岳大さんがこの映画を撮っていることは知っていたけれど、日本でロケをしているアメコミっぽいアメリカ映画という程度の情報を耳にしただけで、こんなド派手な映画だとは思わなかった。そのワリ興業成績は振るわず>>続きを読む

人生スイッチ(2014年製作の映画)

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アル活中の身としては、アルゼンチンで大ヒットした映画とあれば必修、ということで観てみた。オムニバスだったのは意外。いや、確かにこれは面白い。原題はWild Talesらしいが、まさにそのままのワイルド>>続きを読む

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

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アルゼンチン映画だと思って観始めたが、アルゼンチン人inスペイン、という映画だった。監督はスペインの方。

アルゼンチンの名優リカルド・ダリンさん演じるフリアン、同じくアルゼンチンの売れっ子女優らしい
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