sangoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.2

素敵な話だった。
傍から見たら変な人。
でも人は出会いやふとしたきっかけで変わっていくことができる。そして角度を変えてみればそれがまた魅力にもなる。

「私をほめて」
これって本当に大事だなとつくづく
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激突!(1971年製作の映画)

4.3

これは単純に怖かった。煽り運転ってちょっとの間でも怖いのにこんなに長くやられたら…。
トレーラーの運転席が最後まで映らない演出すばらしい。まるで車が人格を持ったような錯覚も加味されてより不気味で恐ろし
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.5

とても好きな話だった。
自分の感情について悩む主人公の気持ちが分かるな、とおもったり、もちろんわからないところもあったり。話の筋を追いながら会話の一つ一つの意味を考えたり自分なりの答えを探そうと思って
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セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

4.3

貧しい者が貧しい者を騙し
寂しい者が寂しい者を見捨てられず旅に出る。
心えぐられるような話の終着点がこんなに熱い涙に変わるとは。去るドーラの最後の笑顔がなんとも言えず素敵だった。

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.9

兄さんはドクだったのか! 
そのことにビックリして兄さんのアップばかり食い入るように眺めてしまった。役者さんってすごい。特殊メイクさんすごい。

アダムスファミリーはアトラクションに乗った気分で楽しめ
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.0

グイネスパルトロウが只々美しい…。他にも色々感想あるけど今はこれしか思いつかぬ。黄金の髪をたなびかせ発光するグイネスに感銘を受けてしまった。金色を使った衣装がどれもこれも素晴らしくて眼福。


マキュ
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

上手く言葉にできない。
だたただ圧倒されてしまった。

殺される恐怖
殺す恐怖、狂気
戦争を生きて
自らの何かが変容し何がしかの感情が麻痺しもしくは過剰になり更に生きていく平穏への違和感、苦しみと難し
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

エールからコーダへ。
CODAという言葉の意味を初めて知った。こっちの主役の子もボーイフレンドもかわいい。そして兄ちゃんがかっこいい…。

二つの映画はリメイク作品だからそれはもともと同じといえば同じ
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エール!(2014年製作の映画)

4.5

codaを見る前にまずはオリジナルのフランス版を押さえとこうと見始めたが、なんかもうなにもかも素敵な作品だった。
聾者のパパが堂々と自信に溢れた考え方で痺れたし、コーラスや合唱する曲がさすがフランス!
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

初めての007鑑賞。
スカイフォールの楽曲に惹かれて観たのだけど、スパイ組織の存在の是非、という中々皮肉なテーマでアクションともにしっかり楽しめた。
個人的にベリーショートやスパイラルの女性って素敵、
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

例えば吸血鬼になるとするならば苦しみが多そうだと考える。しかしウルフウォーカーはなかなか素敵な生き方じゃなかろうか。
誰の愛する者も失われずこんなラストが待っていてほしいと思う、幸せな結末だった。
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.8

書を作るという、やや地味で難解に感じるテーマだけれど昔の本の装飾とか作る人ってこんな気持ちだったのかな、と思いを馳せました。
海賊との戦いだからか登場人物の多様性ある見た目がなんとなくワンピースっぽく
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.0

まさに童話を読むような作品。
ウルフウォーカーを逃してどうやっても見れないようなのでこちらを見たのだけれど美しく心地よい音楽とともに癒しの90分だった。印象的な絵柄がまた可愛くて動き方もよかった。映画
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ジャック(1996年製作の映画)

4.1

過去の鑑賞記録。
過去にめちゃめちゃ泣いた映画って何だったかなと、この映画を思い出した。涙と鼻水が止まらなかった。ロビンウィリアムス、大好きな俳優。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.9

これを見るまでこの事実を知らなかった。何の気なしに見て大きな衝撃を受けたが、この事件が新聞記事になって世に出ていくまでの過程を映画が丁寧に描いてくれたことに感謝したい。
テレビでの鑑賞でも最後まで緊迫
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.4

海の描き方が素敵な映画だ。
海辺で育った子供達は浮輪もなく游いで島に辿り着く。何ともたくましい。海辺の街で生まれながら海のない街で育った自分にはそんな冒険はできなかったな…。
二人の体験の一つ一つ、別
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.9

タイムリープものはやっぱり楽しい。バックトゥザフューチャー、ドラえもん、現実では不可能からこそ物語の世界ではこんなハッピーエンドがいい。

起きてしまったことは変えられない。でも今この先からは無限の可
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

赦しとは、なんと大事なことなのだろうか

モーガンフリーマン演じるマンデラ大統領とマットデイモンのラグビー主将の関わりの描き方の塩梅が素敵だった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.9

珍しく原作を読んでから観た作品。だが想像より大胆に話がいじってあり脚本の力を非常に感じた3時間だった。


人に言えない悩みや苦しみを抱える人、気持ちが落ちている人にお勧めしたい。

彼女の「ストーリ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.1

白状すると人生においてGUCCIを手したことはない。
2番目に手頃なものでも。

しかし誰もがその名を知るハイブランド。
富と名声。きらびやかで欲望の渦巻く世界はそんな私も覗いてみたかった。

彼の出
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.4

ミュージカルはやっぱり好きだ。
テレビ鑑賞。
時間の都合で録画を細切れに観進めたのだけど、それでもやっぱり最後はどうしたって涙してしまった。
長い長い小説をもう一度読み返したいと思うし、この映像クオリ
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.7

アマプラで鑑賞
う〜ん。
なかなか枠に嵌めにくい映画かなと思う
コメディという風に捉えるのはブラックで私には難しい。コメディだから笑えるって思った私の思考が短絡的なのかもな。終わり方は途中から予測でき
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.5

最初の方はひたすらケンジの百面相に吹き出すのを抑えるに必死。家で見るならメチャクチャ馬鹿笑いしてたことだろうな。
原作愛好者ですがドラマ版のセクシーケンジとポヤポヤしたシロさんの魅力は大画面で見るとま
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.1

石岡瑛子さんの衣装目当てで鑑賞。だが思っていた以上に苦しみを美しく描き、そして淡い初恋のある話だった。全てを剥ぎ取られていく裸族のシーンがなんともこころに残る。

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これは評価しずらい。
好きなところと分からない感覚とが斑になっていて・・・
とにかく始まりのクレジットに育つグリーンとか、音楽の洒落たジャズとかオカルティズムなシーンでかかる呪文のような一斉唱和?とか
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

シンプルに映像が美しく、迫力があり、目新しさはないけれど魅力的なキャラクター達とまっすぐな心。

漫画で読んだ時は物語の先を求めるあまり通り過ぎた台詞。アニメとなり人の声を持ち人の姿を持ち鮮やかに膨ら
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グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

3.5

猫好きゆえ、つい見てしまった作品。
キョンキョンも、グーグーもかわいい。それで良し。
原作も好きだけれど、そこはやはり別物。
映画の独特の浮世離れしたような雰囲気がまた良い
これを見て先代猫をお風呂に
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いぬのえいが(2004年製作の映画)

3.5


何故だろか
噛めば噛むほどのスルメの如く時々思い出す作品

あんこパン
という言い方が何故か忘れられない

伊東美咲ちゃんのCMがどんどん変わっていくのがおかしくてたまらなかった

過去鑑賞作品

朝が来る(2020年製作の映画)

4.9

5つけたいなあと思うぐらい好きな作品だった

あんも大好きだったけどこちらも映画館を木々のざわめきで満たし、なおかつ高層マンションの空気感から瀬戸内の児島までとてもリアルに切り取る映像の素晴らしさ。
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.5

グッタリと、今とても疲れている


見たあと、頭痛が酷くて家に帰った途端ひと眠りしてしまった。この映画への旅から帰ったらライフが尽きたんだろう。監督の脳内を迷路のようにさまよい歩いたような感覚。
映画
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