06さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

06

06

映画(708)
ドラマ(0)
アニメ(0)

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.4

予算が下がった!!
それでも派手ポイントはきっちり抑えているエンドオブシリーズ。山のシーンに目を見開いた。ところで、昔自分を捨てた父親が助っ人として登場するのは、ネタ切れ時の特効薬あるあるなのか?何度
>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.6

ホワイトハウス陥落、明らかにありえない設定だからこそ面白いアクション。ハウス内の探検が趣味の、大統領の息子がいい味出している。
惜しいのは、敵の人間ドラマがほとんどなかった事。もっと主義主張のぶつかり
>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.4

えーーー!中途半端な所で終わったなー!!!!
ジグソウは関係なく、ジグソウの模倣犯の仕業なので、これまでとゲームの性質がちょっと違う。一人ひとり殺されていくので、ソリッド・シチュエーション・スリラーと
>>続きを読む

(1963年製作の映画)

4.0

「えっ、そこで終わるの!?」

と、思わなくもないがさすが名作。素晴らしかった。
現代人絶対この映画見た直後にグーグルで「鳥 映画 撮影方法」とかでググってる。僕はググった。
パニック映画の先駆、ゾン
>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.9

理想の相手が、思い通りの相手で居続けてくれない。そんな時に変わることを求められるのは、果たして自分か相手か。
小説に書いた理想の女の子が現実になって、最初は楽しいけれど、だんだん正確の不一致が生まれて
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

ミステリーとしては優秀だが、どうにもこうにも。

人気作のネット流出を人質にとられた出版社の社長が、犯人と思しき9人の翻訳家を監禁する。シチュエーションは面白いが、キャラクターにイマイチのめり込めない
>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.8

「ネズミなのに謙遜するなよ!」
の一言に笑ってしまた。

理想を持ち続ければ、どんな境遇でも心を高貴に保ち続ければ、夢は叶うというお話。奇跡みたいなことをやっている。

ネズミとレストランという最悪の
>>続きを読む

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.8

予告があまりにも面白すぎて、本編が面白くなかったらどうしようと何年も観れなかった作品。

正直そんなに面白くはない!
キャラクターも個性が薄いし、ラブロマンスはツッコミどころが多いし、プロジェクトの苦
>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.2

少年が鳥と旅をする、ただただ素晴らしい映画。
自然保護だとか、絶滅危惧種だとか、お金にならない研究をする科学者には人権が無いこととか、家族の不和とか、面白い要素やメッセージは色々ある。
でもそれら全て
>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.3

本当にいるかもわからない正体不明の被害者を、何年も探し続けるのはどういう気持ちなんだろうか。

ベテランの刑事がサイコパスの殺人犯と駆け引きしながら、被害者を探す。犯人の供述の覆し方が悪魔がかっていて
>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

人類史上、初めて火星に取り残された男。
彼を救えるかどうかに、世界中が注目し、国同士が協力しあい、天才たちが知恵を絞る。これは、人類にとってとても大きな一歩だ。

「故郷は彼方、独り見捨てられた男。彼
>>続きを読む

幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

ぼろぼろ泣いてしまった。
この映画で取り扱われる罪は、2つある。
一つは児童虐待「母性の欠落」という罪。
それと「傍観」という「裁いてもらえない罪」だ。

映画の冒頭で「被害者が犯人に刺殺されるのを通
>>続きを読む

ミリオンダラー・アーム(2014年製作の映画)

4.2

ジョン・ハム〜〜〜!!余裕ある金持ちのイケオジに見えて、内実の家計は火の車キャラがほんっとに似合う。でかい家の家賃が払えない姿がかわいい。

自分の欲望の為に成功を望む男が、若者の未来を背負うことによ
>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

冒頭からラッセル・クロウ最高潮!しかしガソリンスタンドの善人の兄ちゃん、すっげぇとばっちり!!!

オープニングがニュース映像になっていて、あおり運転が社会問題だと伝える。まさにわかりやすいメッセージ
>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.6

おかっぱ姿の奇妙なマ・ドンソクが、後半いつものマ・ドンソクに戻ってしまった……!
相変わらずのきぐるみ的可愛さがブレないマ・ドンソク。目開けて寝てるシーンとか最高。

お話は、家族の話であり、底辺を生
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

とにかくド派手で見応えある映像。
ドクターである事に誇りと存在意義を持つストレンジが、ドクター以外にも人を救う手立てがある事に目覚めるお話。

クライマックスの暗黒神との戦いは知恵の勝利で良かったが、
>>続きを読む

X-ファイル ザ・ムービー(1998年製作の映画)

4.1

久しぶりに見直したXファイル!
いや〜、やっぱり面白い。

ダラスでの謎の事故、その直後に爆弾テロが起きる。爆弾テロに居合わせたスカリーは責任を取らされて転属に。Xファイル解散の危機。だが、その爆弾テ
>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.5

めっっっちゃくちゃ面白かった…!!!
知恵と勇気と死者からのアドバイスで、変態に殺される前に監禁場所から逃げ出せ!!

というシンプルな物語。言ってしまえばそれだけなんだが、断線した黒電話や親切ぶった
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.2

エルヴィスの事を1ミリも知らずに鑑賞。
──圧倒的!!!

面白いとか通り越してただただ凄い。
ボヘミアン・ラプソディもそうだが、一時代を築いたロックスターの生涯を、ハリウッドがこの時代映画にすると
>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.5

「普通に楽しく生きているように見える人たちも、実は大きな痛みを抱えている」というお話。
抱えきれないほどの喪失があっても、人は何気なく日常を生きていける。その温度感がエンタメ映画にしては珍しい気がした
>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

3.2

おとぎ話をモチーフにするなら、新解釈ではなく、現代らしい新たな決着を見たかった。色々詰め込んで散漫なイメージ。残念。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

昔の自分がアニメに救われたから。
自分もまだ見ぬ誰かを救いたい。
そう思って仕事をしている。

——人生をかけて。


仕事がどれだけ辛くても、上手く行かなくても、心折れそうでも、自分の価値が紙くずに
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

セックスの後に、物語を語る女——そんな不思議なシチュエーションで始まるこの映画は、その全てが戯曲のようだった。

どこまでが村上春樹の小説で、どこまでがチェーホフの戯曲なのか。何がセリフで、何が本音な
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

4.2

ディズニーより、インド映画よりも歌う!歌いっぱなしの映画✕ミュージカル✕舞台=カオス!!

「眠くなる」とか「ついていけない」と聞いていた前評判を覆して、予想の300倍は物語があった。「地獄版ラ・ラ・
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

まさかこんな大怪獣バトルとは思わなかった!!

敵が子煩悩で妻想いの父という珍しいキャラクターだったのでそこをもう少し掘り下げて欲しかったところ。
ラストバトルの盛り上がりも少し足りなかった。

しか
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

ライトセーバーが登場した瞬間、涙が出るほど笑ってしまった!!
劇場アニメ「HELLO WORLD」でも問われたが、仮想世界の登場人物がその存在に疑問を持つお話が増えていると思う。
それは今の世の中で、
>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.1

「青年は何故銃乱射事件を起こしたのか?」
——その理由なんて、わからない。

そんな映画だった。


二トラムというのは本名ではない、彼を揶揄するあだ名だ。人と違う彼は、生き辛さをいくつか抱えている。
>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

有害な男らしさとは、一体何なのか?

フィルは確かに「男らしい」。女性軽視、女性嫌悪が酷く、男の中の男を褒め称え、男らしくない事をする男を蔑む。だがフィルは同性愛者という、この「男らしい」コミュニティ
>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.4

子供を持ちたくなくなる、良い映画だった。

僕は自分勝手な母親が大嫌いだ。だから映画にそんな母親が出てくると、いつも本筋そっちのけで腹立たしくなってしまう。

だが、この映画だけは違った。

子育ての
>>続きを読む