ぬーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ぬーたん

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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

huluの無料期間終了前の駆け込みで。何食べの熟年カップルとは違い、まだ15歳の幼さの残る少年同士の淡い恋。映像が美しく流れる時間もゆったり。主人公シーヘルは父親と兄との3人暮らしだが、父と兄の確執に>>続きを読む

海辺の家族たち(2017年製作の映画)

3.5

小さな劇場で公開されたフランス映画。私らしくないチョイスは家人がポイント使用で購入したから。ケチな私は観なきゃ損だわさ、と。最近ヨーロッパ映画が気に入ってるし、たまにはこんな何気ない日常の家族物も良い>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.6

あまりにも評価高過ぎてどんなものかと観に行ったら…。先ず、私は大の何食べファンだから!作者のよしながふみさんとの出会いは(会ってないけど)20年位前の漫画『ジェラールとジャック』あの時代でパリが舞台と>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

ナチスを描かせたらドイツ映画に敵うわけない。そんな気持ちになる最近のドイツ映画。ドイツとイギリスとの合作だが、ヨーロッパ映画全体が熱い。ハリウッドの能天気な薄っぺらさも好きだけど笑、娯楽映画ならね。こ>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.5

グザヴィエ・ドラン、監督・脚本・主演。打つ投げる走るの大谷翔平みたいに映画の全部をこなしちゃう。才能ある人間って一体どうなってるの?しかもドランも翔平くんもイケメンで爽やか!
まだ32歳。19歳で『マ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

ノマドの意味は知らなった。遊牧民・放浪者という意味だそうだ。主人公ファーンは古いボロい車に住み職を求めて移動するノマドの中年女性。そのファーンにフランシス・マクドーマンド。アカデミー賞授賞式のスピーチ>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.7

ジャケ見て法廷物かなという程度の全く予備知識なしで観たから、途中からの展開には驚いた。ドイツ映画でキャストは知らない顔ばかり。それがまたドキュメンタリー風に見えて良かったのかも。
出だしから面白い。謎
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.6

公開時かは忘れたけど映画館で観た、あれから30年は経ったなあ。30年振りでも鮮明に覚えている。それだけインパクトあった。ウディ・アレンは最初に観たのが『アニー・ホール』それから色々と観たがあまり好みの>>続きを読む

アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

3.3

実話。タイトルからして覚悟して観なくてはと思う。ホロコーストの映画は多かれ少なかれ目を覆いたくなるようなシーンはあるし、アウシュヴィッツ収容所を描いてるとなればそのシーンは特に恐ろしいだろう。4か国合>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

やたら評価高いし、燃えるでなく『燃ゆる』だからね!お洒落なフランス映画に違いない!フランス映画好きだしってことで期待して観たよ。2時間という長さで進む時間のゆっくりなこと!特別なことが起こるわけでもな>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.2

オリジナル鑑賞済み。早くからリメイクは決まってて、すぐにジェイクが主演とアナウンスされて、結構楽しみにしてた。非英語圏の映画で評判良いやつは、すぐハリウッドがリメイクする。美味しいとこ取りだけどだいた>>続きを読む

乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

3.5

タイトルもジャケに書かれてる『あなたの種を私にください』というキャッチコピーもエロか?と思わせるが(それも期待してたけど)どっこい真面目な映画だったよ。なかなか良作!
19世紀フランスの田舎の村。ナポ
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

4.0

ドゥニ・ヴィルヌーヴ(舌噛みそう)監督作品。『灼熱の魂』『プリズナーズ』と驚きの作品を作る。この作品はそれより前2009年カナダ公開なんだけど日本では2017年公開、それも目立たない所で。遅過ぎる~こ>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.0

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を昨日観て来たが、実はその前日にこれを観た。だからかな、最後のダニエルのボンドはスクリーンの向こうに彼のこれまでの努力や苦悩が透けて見える様で、ラストはかなり泣けち>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

待たされて焦らされてそれでも貴方を待っていた~♫ってそんな曲はないけど!😅予告編何回も観過ぎて『え?またラミが出るの?』って一瞬もう観た気になったりして。すっかり炭酸が抜けたコーラみたいだけどせっかく>>続きを読む

おもかげ(2019年製作の映画)

4.0

最近、ドラマも映画もスペイン🇪🇸が熱い!ヤケドしそうだぜ🔥闘牛場でマントを持ったマタドールにでもなった気分で、鼻息荒く向かってくるヤツ🐮を何とかしてかわさねば‥ネバネバ!納豆ネバネバ!
最初から凄いよ
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.3

⭐️1313レビュー、主役も13、イーサン‼️
この人が主役なら観たい、と思わせる俳優の1人、イーサン・ホーク。年取って皺が深くなり、演技も上手くなって、哀愁を感じるようになった!🎤バイバイ👋哀愁デイ
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フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

『開始45分、その恐怖は快感に変わる。』というキャッチフレーズに我慢出来ずに観る!思う壺にハマる、罠にかかる、してやられたり🤣原題は『I See You』だけど『フロッグ』の方がインパクトあるから良か>>続きを読む

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.5

この映画は高評価は分かっていたが今まで観る機会がなかった。観る気が起きなかったのは死刑制度というあまり好きでないテーマだからかな。18年前だから俳優も若い。そして何と言っても今は観れなくなったケヴィン>>続きを読む

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.5

原作はエドガー・アラン・ポー。あの江戸川乱歩が名前を頂いた方。小学生の頃推理小説好きで、乱歩は好きでなったけど、この名前のモジりが気に入って、友達と『エドガー~アラン、ポー~~!』と変な抑揚を付けたり>>続きを読む

あ・うん(1989年製作の映画)

4.2

脚本家として向田邦子ほど凄かった人は居ないなあ、惜しい人を亡くした、と思う。先日ちょうど邦子さんのドキュメンタリーを観て、その前に妹さんが書いた『向田邦子の恋文』を再読したから、タイミング的にもこれは>>続きを読む

今宵、212号室で(2019年製作の映画)

2.8

結婚20年の熟年夫婦の物語。フランスらしいお洒落でエロティックで奔放で、ファンタジー系の意味分からん系。ちょっと苦手だった。
主役の夫婦、ぶっ飛び妻マリアにキアラ・マストロヤンニ。名前ですぐ分かる、パ
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EXIT(2019年製作の映画)

3.6

韓国映画はあまり観ないんだけど、これは面白そうだったから観たよ。パニック映画が好き。毒ガスまかれてパニックになる人々。逃げ遅れて上がって来るガスを避けるために上へ上へと登る一組の男女。韓国映画観ないか>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.4

前作が面白かったから仕方ないにしてもあまりの差に残念でならん。151分と無駄に長いが、一番良かったのは冒頭の小さい頃のシーン。この最初のシーンは面白くなりそうな予感でワクワクしたんだけどなあ。オリンピ>>続きを読む

北の国から 2002遺言(2002年製作の映画)

4.5

遅くなったけど、五郎さん(田中邦衛さん)追悼で、富良野・麓郷に行って来た。ニングルハウスも新富良野プリンス内も『北の国から』40周年と邦衛さん追悼で沢山のパネルが飾られていた。そして麓郷の五郎の家の中>>続きを読む

ジム・キャリーのエースにおまかせ/エース・ベンチュラ2(1995年製作の映画)

3.5

『エース・ベンチュラ』の続編。ジム・キャリーが好きなんで!あんなオーバーアクションと筋肉おかしい顔芸と漫画みたいな体の動き、ジム以外に誰が出来る?ただし好き嫌いが分かれる演技。私は『マスク』からずっと>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

3.0

韓国映画は滅多に観ないけど、高評価につられて観てみた。どこでも超高評価だしレビュー書きにくいなあ💦主演2人、特に女性のムン・ソリの演技が、憑依したかのようなリアルで怖いくらいで、圧倒されまくった。出所>>続きを読む

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

4.3

シュヴァルの理想宮は、フランスの南部、オートリーヴという村に現存している。それはまるでバルセロナのガウディをも思い出される個性的な建築物だ。ピカソも絶賛したという。これを作った男がシュヴァルだ。
冒頭
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わがチーム、墜落事故からの復活(2018年製作の映画)

3.5

オリンピックのメダルに興奮し、パラリンピックの選手の人生に涙し、大谷翔平君の活躍に心躍る日々。スポーツとは無縁の私でさえそうなのだからスポーツ好きの人たちの感動はいかばかりか?コロナ禍の今、テレビの向>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.0

フィルマでも高評価の作品だけど、点数低め、天邪鬼ぬーたんだからね😅先ずは褒めましょう。主演、草彅剛が何といっても素晴らしい👏役作りにどれだけ時間をかけたんだろう?特に歩き方は感心した。最初はこの役につ>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

5.0

これを最高と言わずして、何を言う!ドゥーン!(村上ショージ風)と興奮冷めやらぬ、え~こちら放送席でっす!数ヵ月ブリ、お久しブリーフの映画館。コロナのせいというわけでもなく、観たい映画がかからないという>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.3

公開時に観たので7年振りの再鑑賞。映画館では2時間超えで少し退屈した記憶があったが、どうしてどうして、今回は退屈どころか”あっという間の為五郎~♫”←古っ!ハナ肇ちゃんよ。)ってな具合に夢中になった。>>続きを読む

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.0

みんかい?お題でっす。今回も観てない知らないの見事なチョイスにナイスです!ありがとうtakaさん♡
タイトルね。奇跡って付けがち。本当に奇跡か見届けなきゃならん。あと2000マイルってピッタリか?とい
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.8

珍しく邦画が続いてる。『水上のフライト』と同じ監督の作品。どちらも優しさが溢れてるのはこの監督の持ち味か。461個のべんとうというタイトルからグルメ好きの血が騒ぎ観ないではいられん!原作も興味あったが>>続きを読む

水上のフライト(2020年製作の映画)

3.7

パラリンピックを前にしてタイミング良い作品。高跳びの選手が事故で下半身まひになりパラカヌーに挑戦するドラマ。脚本を書いた方はパラカヌー日本代表選手。観る前からだいたい流れが分かる作品だし、スポ根で泣か>>続きを読む

縛られた(2017年製作の映画)

3.0

フォロワーさんのレビュー観て興味湧き早速。まあ12分のショートフィルムだから期待もせず。夜中に強盗?まあ良くある展開だな。からの良くあるわけない展開!なるほど。ある意味、これってホラーというか恐ろしい>>続きを読む