このレビューはネタバレを含みます
「冴えない中年男性が何故か目が合った人に襲われる」という、ブラックコメディ要素も強い不条理スリラー。という導入からその恐怖はどんどん伝播し、最終的にはゾンビやウイルスパニック映画の様相を呈する。ただ今>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
予告ポスター等でハネケやトリアーが引き合いに出されてるのもよく分かるストレートに厭な厭なホラー映画。
ホスト夫妻の不愉快さ加減が絶妙。いい具合に厭な感じを突いてくる。悪魔的人間は相手の善意や気遣いに付>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
相変わらず映像が細部に渡るまでキレキレで美しい。どうして日常の何気ないシーンとかにこんな美しく緊張感を持たせられたまま撮れるんだろう。最後まで没入して観られた。
物語は淡々と穏やかながらどこかヒリヒリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
監督自身が起きた事に対して煩悶してるんだから仕方ないんだけど、ちょっと話が堂々巡りしているように感じた。まあそりゃ青春期を推しに捧げたんだろうからそうなるよな。ヨーグルトマッコリのシーンがすごく面白か>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
晴天と水のないプールと高校生、という画が素晴らしく美しい。
「女子」「高校生」であることで社会から受ける理不尽な扱い。野球部の撒き散らした砂の掃除をさせられるという導入もその象徴だろう。
女子高校生4>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
不勉強ながらベラルーシとポーランドの国境で、こんな非道で不条理な事が行われているのを知らなかった。長尺だけど濃密な内容なので集中が途切れることなく鑑賞できた。「自己評価を上げたいだけのリベラル」という>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
鈴木亮平、まさか変態仮面と冴羽獠の実写版を演じるとは。すげえな、唯一無二だろ。
リアルタイムで原作読んでるはずだけど、物語はほとんど記憶になかった。こんな荒唐無稽な話だったっけ？
エンディング曲の『>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
緩いホラーコメディ。劇中ではチャッキー(チャイルド・プレイ)が言及されてたけどどちらかというと『グレムリン』の方が近いような。
手作り特撮魂溢れるナマケモノの佇まいが可愛い。ベースの画は昔ながらのB級>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なんのことやらよくわからん。
いや、前半の劇団内での嫌な人間関係ドラマからいつのまにか後半の急展開SFにスライドしたのはわかるんだけど、結局のところ何が言いたいのかよくわからん。私の読解力が足りないの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
潔い怪獣プロレス映画。東宝チャンピオンまつり系であった怪獣にフキダシ台詞がつくタイプのやつ。というかコングたち喋ってないのに、ほぼ何を話しているかわかった気がする。
コングパートはほぼ「少年漫画のヤン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブラッドリー・クーパーはもうすっかり監督業が板についてる。そつがない作品。
娘役のマヤ・ホークが甲斐甲斐しい感じですごくよかった。
このレビューはネタバレを含みます
Pet Shop Boys 「Always On My Mind」の使い方が100億点。あのシーンはちょっと泣きそうになった。
原作から主人公のセクシャリティをゲイに変更していることで、残されて生きる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『魔女』の監督がまた変な角度から攻めてきたな。という印象。韓国ノワール経由エンタメアクション着な趣きで面白かった。とりあえずキム・ソンホの貴公子？というキャラを成立させた時点で勝ち。個人的には笑いなが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
しみじみと良くできていた。
「幼馴染の初恋の人も数十年振りに再会したけど、相手は結婚していて‥」みたいなプロット、普段だったら絶対興味ないのに、最後まで集中して観られたのだから本当に良くできているのだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは凄い。怒涛の勢いでくる罵倒と暴力。刺激的で面白いし怖いネオ日本ノワール。
物語は「ヤクザが少女を助けるために組織に刃向かう」というよくあるプロットなんだけど、しっかりフレッシュで現代的な話になっ>>続きを読む
観るのは辛い。でも観ないわけにはいかない。記憶しなければいけない。
たとえ、どんな大義があったとしても、その犠牲になるのはいつも市井の人々の生活。
このレビューはネタバレを含みます
「頭の中にある怪物(今作でいうと小児性愛)とどう対峙するのか」みたいな話だとは思うが、画が淡々とし過ぎててちょっと怠かった。前半少しだけ寝た。
不道徳な欲望に関しては、自分の肚の中に納めて、死ぬまで一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
午前10時の映画祭
優れたアクションエンタメは緊張と緩和のバランスが大事で、今作もハラハラとおもしろの強弱使い分けが上手い。ちょっとおもしろ強めか。
ネズミの大群や急激白骨化などスピルバーグの悪趣味>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
午前10時の映画祭
オールタイムベスト級に大好きな映画。子供の頃にTVで観た今作の影響が、私を映画好きにした要因のひとつなのは間違いない。遂に映画館で鑑賞することができた。クソみたいなことだらけだけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい。人生と夢と生活。
夢や目標に囚われる必要はない。いまを生きることの素敵さを軽やかに描いた作品。且つ説教臭くない。
念願の劇場鑑賞。配信で観るのを我慢してよかった。観た後にいつもの風景が違っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
治安の悪い旅行先で逮捕されて、なんか『ミッドナイト・エクスプレス』みたいな話になるのか？と思ったら全然違う方向に転がっていった。「旅の恥はかき捨て」の極北みたいなインモラルホラー。またもやミア・ゴス無>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
傑作。リアルタイムでケビンとケリーのエリック兄弟を観ていた者として、起きた悲劇に対し、悪戯にスキャンダラスにせず真摯に向き合い映像化してくれたことが純粋に嬉しい。よくぞ描いてくれた。これは時代に翻弄さ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『ボーはおそれている』の公開にちなんで？なのか何故か再映されていた。
アリ・アスター監督の長編作の中でも1番好き。厭なところをついてくる怖さが堪らない。
チャーリーが死んだあと、ピーターがそのまま家に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
そこそこ怖くて、意外と面白かった。
ヒロインの熱演が印象に残った。ネル・タイガー・フリーて凄いかっこいい名前。
物語的には『ローズマリーの赤ちゃん』に『ヘレディタリー』とかリメイク版の『サスペリア』と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
午前10時の映画祭
もしかしたら全編通してちゃんと観たの子供の頃以来かも。アクションが小気味良くて改めて感心した。ゴア描写もしっかりしてるのもスピルバーグらしくて好き。
このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
原作未読だったので、いつ起きるやもわからない滅亡と隣り合わせのありふれた日常を描く青春物語、からの急展開なダークサイドドラえもん的ストーリーにびっくりした。
風呂敷を広げまくった状態で後>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
続編ということもあり、新ゴーストバスターズにしっかりチーム感が出ていてよかった。フィービーが抜群にチャーミング。前作よりオリジナルバスターズ(主にダン・エイクロイド)の出番も多くて嬉しい。
まあ作品と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは凄い。圧巻。
扱っている題材はハードで社会派なのだが、同時に娯楽映画としての高揚感もある。核兵器の物語なのに。何とも複雑な心境。
映像と音楽が素晴らしい。光と音が持つ暴力性の恐ろしさ。
大量の情>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
中絶が違法だった1960年代に闇で中絶している女性団体の話で、重くなりそうな内容なんだけど、語り口がとても軽やかでかなり面白かった。シガニー・ウィーバーかっこいい。
冒頭で反戦デモを人ごととして見てい>>続きを読む
クリント・イーストウッドも良いのだが、やはりリー・ヴァン・クリーフが格好いい。boyとold manの対比。
大画面でイーストウッドを、大音量でモリコーネを、鑑賞できる至福
このレビューはネタバレを含みます
面白い！脚本がよく練られていてテンポよく最後まで観られた。
兎にも角にも岡田将生のサイコっぷりがとてもよかった。それと対峙する羽村仁成も子供っぽさと肚の読めない怖さを併せ持った感じでよかった。
何の予>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
未解決事件の話なので、全体的に淡々とした作りだけど見応えはあった。犯人探しのミステリーではなく事件から見える社会を描いた作品。
捜査の過程で浮き彫りになる男性優位社会の歪み。たとえ被害者が「奔放な女」>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
壮大な走馬灯とカーテンコールみたいな作品だった。
「これで私のフィクションは終わりです。もう何もありません。ああ、断片をポケットに入れて持ち帰っちまったのですか？まあ、どうせすぐ忘れますよ」
色々>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
念願叶ってようやく劇場鑑賞。とてもよかった。クライマックスのスタジアム破壊大怪獣親子喧嘩のシーンで何故か泣いてしまった。あとレッサーパンダになった主人公が友達にバレて「大丈夫！大丈夫だから！」ていいつ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映像はもの凄いが、物語の演出が単調過ぎて怠かった。この内容でこの尺の長さはキツい。途中で何度もウトウトした。私がこの手のSF映画に求めているのは外連味なのだなと思った。
というか『灼熱の魂』で衝撃を>>続きを読む
