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オムニバスホラー、だけど各ストーリーは薄らと繋がってる。
何か『世にも奇妙な物語』みたいだな。と
思いながら観たが、どうも『トリハダ』という日本のTVドラマを元にしているらしい。確かに良い意味でTVサ>>続きを読む
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いわゆる「幽霊屋敷もの」だけど、白石監督だからこのままストレートなホラーには行かないだろうと思いながら観ていたので、中盤からの急角度なキレキレ展開に「待ってました!」と心の中で喝采をあげた。ただこの急>>続きを読む
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原作がかなり独特な作品なので、どうなるものかと思ったが、意外とちゃんと面白かった。最終的な落としどころも結構開けていて分かり良い印象。浅野忠信が相変わらず飄々としていて良かった。箱男のアクションもどこ>>続きを読む
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今更ながら劇場で鑑賞するのは初めて。リバイバル上映ありがたい。
今観てもT1000のキャラクターは新鮮。ベビーフェイスターンしたT800ももちろん格好いい。
あと今となっては溶鉱炉での最後が有名になり>>続きを読む
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序盤はちょっと緩くてグダグダなアクションラブコメディだったんだけど、物語が進み描きたいことの確信に近づくにつれ右肩上がりに面白くなった。自身もスタントマン出身のデヴィッド・リーチ監督によるスタントマン>>続きを読む
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過去にこんな作品があったの知らなかった。『ザ・チャイルド』系の不条理に子供が怖いホラー。若き日のリンダ・ハミルトンが出ていた。
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去年ぐらいにSNSで話題になってたやつ。知らぬ間にNetflixに入ってた。
その話題になってたスマイルのビジュアルインパクトはもの凄い。ただ途中から呪いの謎解きが主軸になって後半はちょっとダレた。>>続きを読む
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新文芸坐「発声可能応援上映」で鑑賞。
作品が最高中の最高なのは今更言うまでもない。今まで何度も観ているがスタンディングや拍手、歓声もOKというスタイルで観るのは初めて。
レイ・チャールズの『Shake>>続きを読む
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尺が短いのをいいことに、もう色々と削ぎ落として厭な怖さだけを突き詰めた感じ。とても濃厚。それも人間の孕む狂気の怖さ、心霊・超常的な怖さ、日常に地続きの怖さ、などなど厭怖いバリエーションも豊富。缶捨てる>>続きを読む
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まあダイジェスト感が否めない内容はともかく、リンチのテイストが満載のグロテスクなビジュアルの美術はとても素敵。とくにハルコンネン男爵界隈。ジャック・ナンスも出てたし。あと音楽がTOTOとブライアン・イ>>続きを読む
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しっかり『ミンナのウタ』の続編だったけど、予告編でそんな打ち出し方はしてなかったような?
『ミンナのウタ』で個人的に1番怖かった延々リピートするお母さん。巷でも好評だったのか、今作では前作同様リピート>>続きを読む
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竜巻がちゃんと人を喰らい殺すモンスターとして機能していてとても良かった。ちょっと『NOPE』のアレを想起した。
クライマックスに映画館を襲うのも劇場鑑賞の臨場感も相まっていい塩梅。グレン・パウエルの竜>>続きを読む
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ハズカシかわいい。
もう冒頭からこの後の「厄介な思春期」展開を想像してウルウルしてしまった。自分のことを振り返り、色々と刺さった。というか、未だに心配性だし、他人を羨望するし、引っ込み思案だし、面倒>>続きを読む
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予告編からイメージするようなわかりやすいホラーエンタメではなく、実世界でも多くあるであろうリアルなハラスメントを描写していて、そこがとても怖い。おそらく観る人によっては主人公が過剰に怒っているように感>>続きを読む
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いい感じに緩い夏休み向けジュブナイル映画。しみじみと面白く、少し切なく。
「なんで山下敦弘監督がアニメを?」と思ったが、アニメになっても山下監督らしいテンポや空気感はそのままだった。原作がいましろたか>>続きを読む
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相変わらずのデッドプールの無茶苦茶なノリに爆笑しつつ、ブレイド達の登場に興奮して、クライマックスのオリジナルマスク姿のウルヴァリンに吃驚しながら感動して、エンドロールにグッときた。
血飛沫と人体破壊>>続きを読む
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真面目で嘘のつけないNASAの発射責任者と、ハッタリで世の中を渡り歩いてきたマーケ担当が主人公。「両極な価値観の2人が同じ目標の為に協力し合い、やがて恋に発展する」という王道の設定で気軽に楽しめるハリ>>続きを読む
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「メイ・ディセンバー」という慣用句を初めて知った。5月と12月のように年の離れたカップルのことらしい。
今作はメイ・ディセンバー事件そのものというより、事件を物語化すること自体を描いている。実際の事>>続きを読む
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海女対ヤクザ対汚職役人プラス人喰いザメという、ごった煮感満載の海中アクションエンタメで、どこか東映ヤクザ映画のような風味もあり、密輸業界を描いた血腥いクライムノワール味も強く、その中をサバイヴする格好>>続きを読む
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観る前は「通常上映形態なのに60分たらず!?」て思ったが、これはこの長さが正解なんだろう。長くしようと思えば幾らでもできただろうけど、敢えてそれはせず原作の勢いに合わせて過不足なく映像化している。
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初っ端の電話ボックスのくだりからずっと馬鹿馬鹿しくて面白い。荒唐無稽なスパイアクションコメディかと思ったら途中からメタ展開になってびっくりした。
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『クワイエット・プレイス』×『死ぬまでにしたい10のこと』的な面白い設定。上手いこと考えるなと感心した。
ホスピスに入院している終末期患者に突如訪れた世界の終わり。主人公は末期癌なので生き残ることに執>>続きを読む
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しみじみとじんわりと良い映画。生きることの苦さと優しさ。3人のやり取りに多いに笑って、そして最後にはグッと心に沁みる。ただウェットにならずに少しドライな感じなのも良い。素晴らしい。
冒頭の映画会社ロゴ>>続きを読む
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シャマラニストの端くれとしては、娘さんの晴れ舞台は観に行くしかない。保護者参観の気分。
初監督らしい「好きなもの色々詰め込んだ感」が微笑ましい。
ウォッチャーが人間の容姿に化ける過程で、最初のうちは指>>続きを読む
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そりゃあまあ一本の作品としては面白いんですけど、より丁寧に作り直された事により、オリジナル版の持っていた得体の知れない怖さや禍々しさが薄れてしまった印象。柴咲コウの眼は哀川翔より蛇感が増していて、また>>続きを読む
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河合優実が素晴らしい。優しくも脆い感じが見事。本当に「あん」が存在しているようで、しばらくは彼女のことを考えていた。
DVの酷い所謂「毒親」に育てられた故か、彼女は常に周囲を受け入れ翻弄される。親に、>>続きを読む
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ラスト、盛り上がりに盛り上がってドカーンと弾けて「カモーン!」とテンション爆上がりで終わったのが最高だった。心の中で拍手喝采した。レズナー先生の劇伴も相変わらずキレキレで最高。
ゼンデイヤが所謂「魔性>>続きを読む
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コーエン兄弟リアルタイム世代なので観に行ったが、いまいちピンと来ず。『赤ちゃん泥棒』の頃ぐらいのクライムコメディのテイストを今の視点で語り直した感じ?
予想以上に下ネタ全開だったが、それもどうもキレが>>続きを読む
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全く予備知識なく(予告編も観た記憶がない)何となく観たけど、予想外に面白かった。「引っ越した家(のプール、というかそこに引かれた源泉)に悪霊が取り憑いている」という、ホラーとしてはクラシックな内容だと>>続きを読む
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「集大成って『プロジェクトV』でも言ってなかったか?」と思いつつ観て、冒頭からまんまと涙目になってしまった。過去作のオマージュもたっぷりで、これは本当の集大成映画。アクションスターとして生きたジャッキ>>続きを読む
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面白いんだけど、「フュリオサの成長と復讐」を軸に話が盛り盛り過ぎなので、2時間30分近くあるのはちょっと疲れた。前作『怒りのデスロード』が雑にいうと「行って帰って120分」のシンプルさの中に色々と要素>>続きを読む
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ヤン・イクチュン無双の雪山ホラー。ヤン・イクチュンといえばやはり『息もできない』の印象が強いので、絶対ブチギレたら怖いやん、と思いながら観てた。彼の持つ不穏さを効果的に引き出してる。どうせなら「シバラ>>続きを読む
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面白かったけど、前作のクリフハンガー的大風呂敷広げまくりの終わりと比べると、やはりそれをきっちり畳まないといけない分、情報過多で物語のテンションは下がった感はある。面白かったけど。てか、後半ほとんど主>>続きを読む
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塀の向こうで起きていることを徹底して見せない。家族の情景描写と時折聞こえる音や見える遠景のみで鑑賞者にその裏側を想像させる手法。ただ最後に唐突に過去と現代が繋がるシーンは、かなりストレートで強烈。>>続きを読む
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鑑賞中、ずっと「うわー、厭だー」と思いながら一気に最後まで駆け抜けた。厭エンタメとして優れていると思う。面白かった。ボタンの掛け違いというか、主人公がずっとちょっとずつ選択ミスしてる有様が上手い。脚本>>続きを読む