じっとりとした不気味さがずっと続く。
この作品からトライアンドエラーを繰り返してJホラーが発展していくのだと思うと感慨深い。
霊が現れる時音が出たりせずただそこにいる。そういう映画だという前提で見るの>>続きを読む
狂人と倫理観欠如した人間しかいない
ミイラ取りがミイラにでは無いけれど
狂人をコンテンツにしている人が狂人になる展開が好きな人は好きな映画
良いアダム・ドライバー
このレビューはネタバレを含みます
谷原章介演じる主人公、不動(片耳ピアス、詰襟、コート、帯刀)のビジュアルがとにかく優勝すぎる。
不動の仲間たちである若い殺し屋の癖も強くそれだけで楽しめる映画。
小学生兄弟殺し屋とか女子高生殺し屋、女>>続きを読む
難民問題、人種差別、資本主義、インテリへの皮肉などの問題を鮮やかかつコンパクトにまとめた印象
古来刺青は自分に新しい何かを付与する意味合いがあったが
刺青を入れたことで変わっていくサムやその周りの人々>>続きを読む
昔小鳥を飼っていてまた小鳥を飼いたくなる気持ちを抑えるために視聴しました
理由ありきの利己的、外見主義、依存、ブルジョワジーな人間ばかりのなんとなくザラっとした人間関係のドラマが進む中で
しがらみとは>>続きを読む
「社会的地位もなく、学がなく、粗暴である」とされがちな黒人でありながらも「公的立場である警官で、教養があり、穏やかである」主人公が
そう「されがち」であることを理解しながらそれを逆手に取っていく展開は>>続きを読む
カタルシスとボーイミーツガールの成れの果て
ちょっとした事で何かを失うことで起きる自分の心の変化に意識がついて行ってない少年たちの群像劇があまりに美しい
全体的に青と黒、物語の転換点で現れる赤の描写が>>続きを読む
この支配からの卒業
盗んだ論文で走り出して人の頭をかち割っていくタイプの15の夜
東映は定期的にGODSPEEDLOVEとパラダイス・ロストを撮りたくなる発作でも持ってるんだと思う。
役者の演技が安定してよく、これからの活躍が楽しみ。
これを見て「ジョーカーは私だ」とは思わないけど
アーサーという男に注がれた俗に言う「不幸」の一端は持つ者にも持たざる者にもにあるもので
たまたまアーサーは踏み出してしまった。
人生は近くで見れば悲劇>>続きを読む