男はくらいよ監督さそりさんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

男はくらいよ監督さそり

男はくらいよ監督さそり

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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

2.5

低予算で引き込む手持ちカメラの『ブレアウィッチプロジェクト』タイプの映画。発想は面白いけど、こんな映画他にもあったから新鮮味はない。主演女優が綺麗。ずっとタンクトップ。

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

4.5

これはミッキーカーティスにつきますね。流石の役所広司も食われる位の怪演!3時間位あるのに面白くて全く飽きない!日本映画史に残る名作でしょう。かなり前に一度観ただけなのに強烈に印象に残ってます!

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

デパルマ史上最も興行的にも作品的にも成功した名作。ケビンコスナー、アンディガルシア、チャーリーマーティンスミスが輝いてるがショーンコネリーがいなかったら凡作だったと思う。それ位あの役は素晴らしいし、泣>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.5

劇場で観た時あまりの怖さに震え上がった。1955年の映画なのに日本公開は1990年!公開当時は全く受けず俳優のチャールズロートン監督は二度と映画を撮らなかった。だが映画史上最も異常な映画だコレは!感性>>続きを読む

リボルバー(2005年製作の映画)

1.0

普通にガイリッチーの『ロックストックアンド~』みたいなクライムアクション映画と思って観始めたら冒頭が超面白かったのに段々意味が判らなくなってきてラストはポカ~ン。多分『アイデンティティー』みたいな多重>>続きを読む

炎の人ゴッホ(1956年製作の映画)

4.0

ゴッホを描いた映画は多数あるけど、この映画が一番好き。美術の教科書みたいに忠実にゴッホの生涯や耳切り事件等を美しい美術とセットで金かけて描いている。カークダグラスのゴッホへのなり切り方は凄い!しかしゴ>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.5

これはルイマル25歳のデビュー作にして天才と言われた名作(実際に天才でしょ)。
モノローグの冒頭、構成、撮影、マイルスデイビスの音楽等、センスの塊。
完全犯罪が全く斜め上の展開で崩れていく。
バカップ
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マドモアゼル(1966年製作の映画)

2.0

昔、テレビで観たのを再見。映画史上最悪に後味悪い映画。
ラースフォントリアー、ミヒャイルハネケに多大な影響与えたと思われる。
村中からマドモアゼルと崇拝されてる女が実はどうしようもないヤリマンビッチ淫
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大列車作戦(1964年製作の映画)

5.0

ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、ドガ等の名画をナチスが剥奪し、汽車で運ぼうとするのをフランス市民がありとあらゆる作戦を使って阻止するが犠牲もどんどん増えてゆく実話の映画化。冒頭に犠牲者に献辞が>>続きを読む

闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

3.5

前作の500倍面白い。揃いも揃ってバカクズしか出てこない負の連鎖が、誰一人として幸福になってないし改心も成長もしてないのがこの世の闇を感じさせる。実際そうだし。門脇麦の幸薄さは素晴らしく無表情のAVシ>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

何でスコセッシってこんなに凄いんだ?トランプの半生記見てるみたいだった。銭ゲバ、女とドラッグ狂いの全編ハイテンションのキチガイの話。全員キチガイのクズしか出てこない!でも金は儲かった。これが現実なのだ>>続きを読む

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

4.5

寺山修司ではこれが一番好き。オリジナリティと、フェリーニ、ホドロフスキー、ポランスキー、大島渚、デニスホッパーの影響が交錯して刺激を受ける。映画にも表現にも文法や規制はない事が判る。主演の佐々木くん、>>続きを読む

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

2.9

山田孝之の無表情演技、新井浩文、黒沢あすかの誰だか判らない位の役作りは素晴らしい。脇役の胡散臭い奴皆いい。ウシジマが全く人情がなく冷酷なのも日本映画では稀。大島優子可愛いけど、この役だけ綺麗事で終わっ>>続きを読む

黒い十人の女(1961年製作の映画)

4.0

これ、ちょっと早過ぎたっていうかルルーシュとかアランレネとかルイマルとかトリュフォーみたいな映画を日本でやろうとして成功した稀な例。映像が素晴らしいし、船越英二がフランス人みたい。岸恵子、中村玉緒が突>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

天才が撮った映画。良くこんな話考えついたな。だが、物凄く突飛な意見だけど新海誠監督『ほしのこえ』に影響されたノーランが撮ったのが『インタ―ステラ―』で、『インタ―ステラ―』に影響されたのが『君の名は。>>続きを読む

木靴の樹(1978年製作の映画)

3.5

侍の出てこない『七人の侍』。徹底したリアリズムで地主に搾取されながらも生きる農民たち。カット割りが早いので3時間全然飽きない。ほんの些細な事でも追放される悲惨さ。本物の農民が演じてるからドキュメンタリ>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

5.0

キチガイが自分をヒーローと思い込んで悪と戦うが単に犯罪者。相棒になるコスプレ女が輪をかけたキチガイ!最近のテロリストや犯罪者の理論は全部これ。エレンペイジの演技が完全にイッちゃってる!なんかもう無茶苦>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

『スーパー!』の後でこれが撮れるジェームズガンって…。ダメダメヒーローって事は共通してるけど、ガロ漫画家がジャンプで連載したみたいな飛躍ぶり。人物関係ゴチャゴチャしてるけど主演5人ゆるキャラ祭はいい。>>続きを読む

ポーラX(1999年製作の映画)

2.0

確か主人公が暗い川かなんか泳ぐシーンしか覚えてない。全体はひたすら長かった。だがその一瞬を覚えているという事が映画という表現媒体なのだろう。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.5

カラックスの映画は一瞬、とんでもなく煌めくシーンがあって、その為に他はストーリーとかだらだらしてて長い。だが、その一瞬が脳裏に焼きつくのも映画だ。理解は出来なかったが記憶には残る

ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

3.0

いたずら好きのボーイスカウト・正夫とジムが小型潜水艇をいたずらしてたら潜行してしまいガメラと遭遇。ガメラと遊んでたらバイラス星人のスーパーキャッチ光線で捕まってしまう。
バイラス星人に捕まって、機械を
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エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

3.8

これぞ小学生の発想映画!グーニーズより遥かに好き。子供が宇宙船作って宇宙に行って宇宙人に会う。本物の子供映画!役者もいい。ぶっ飛び過ぎててコケたみたいだが名作だと思う!

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.0

何で家の中にあんなデカイ船があるんだ?って思うけど小学生の発想の映画だからな。ガメラ対バイラスに近い。子供ゴチャゴチャ出てくるけど、キーホイクァン以外あんまキャラが強くないけど、ヒロインがエッチ。
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幕が上がる(2015年製作の映画)

4.0

これはももクロ主演のアイドル映画では無く、普通の高校演劇部の女子たちを描いた等身大の青春映画。そして高校演劇をやってた先生が女優に戻る物語。ももクロメンバーの普通ぶりと黒木華の演技力の確かさ。ムロヒロ>>続きを読む

エロティックな関係(1992年製作の映画)

1.0

今まで観た全ての映画の中で『僕の彼女を紹介します』の次に酷かった映画。脚本が良ければ絶対面白くなった筈。本当につまらない!本当につまらない!本当につまらない!本当につまらない!最悪に酷い!本当につまら>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

5.0

映画史上最狂最悪の凶悪犯に対してどんな手を使ってでも徹底的にやっつける正義の刑事ハリー。犯罪被害者の心情を考えるとこの位やらないと凶悪犯罪は無くならないと思った。さそりのアンディロビンソンは仕事無くな>>続きを読む

栄光のル・マン(1971年製作の映画)

4.0

全編ほぼストーリーもセリフも無し!ひたすら過酷なルマン24時間レースをドキュメンタリーの様に描く。レースシーンはド迫力!私財を投じたマックイーンもヘルメット被ってて殆ど目立たない。車が主役。こんな真面>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

5.0

全編精神病院を舞台にしていてラストがあまりにも衝撃的過ぎて一度も地上波放映されてない!狂人か偽物か判らないジャックニコルソン、看護婦長ルーズフレッチャーの演技合戦も完璧だが、精神病患者役の全員が本物に>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

見るべし!
フェデリコフェリーニ監督にお会いした時に「黒澤明監督作品をどう思われますか?」と質問したら「私は七人の侍の一人が川の中で赤ん坊を抱き、こいつは俺だ!と叫んだシーンで感動しました。世界最高の
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ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.5

何ですかコレ?無茶苦茶面白いんですげど!ゾンビが燃料とかゾンビ使いとか設定がメチャクチャで最高!最後はガチでケンカするし!本当にゾンビ+マッドマックスだった!

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

試写会で観た。上映後、拍手が起こり誰も席を立てなかった。女性客は号泣し、暫く座り込んでいた。自然を甘く見て文明を過信すると火傷するという事を災害の多い日本人が一番理解出来る映画だと思う。韓国の沈没事故>>続きを読む

赤い影(1973年製作の映画)

3.8

仮面の忍者ではない。何とも不可解で夢の中の様な映画。ベネチアという舞台を最大限に生かしてる。霊能者姉妹とかマジ気味悪い。ホラー映画なのか幻想映画なのか?

サスペリア(1977年製作の映画)

3.8

心臓にナイフ刺すアップとかウジ虫大量発生とかかなりグロい!目の不自由な人も殺されるしタブーがないホラー!美術や色彩や音楽が素晴らしい。いつも困った顔の美少女(ファントムオブパラダイスのジェシカハーパー>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

5.0

岩井俊二監督最高傑作にして2016年ベスト映画の一本!黒木華、綾野剛、coccoが最高の演技を見せ、脇役も全員リアルで最高!音も音楽も映像もクリアー!全く読めない展開だが現代日本の歪んだ部分が全て描か>>続きを読む

ファントマ/ミサイル作戦(1967年製作の映画)

4.0

ファントマシリーズ最終作。ファントマは人も殺すし冷酷なんだが、ルイドフュネスの警視と部下の凸凹コンビが面白すぎて爆笑!殆ど二人のやり取りはドリフ。フュネスだけ死体が見えて皆が観に行くとないのは「志村~>>続きを読む