sayanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.8

女の子が団結してるの見るとやっぱり理由なく泣いちゃう。『セックス・エデュケーション』S2E7の感動と同じものを感じました。「女は怖い」「女は陰湿」っていう男社会による呪いはもうなくそう。あざとかわいい>>続きを読む

彼女(2021年製作の映画)

3.7

あんまり評価高くないね…。確かに逃避行っていう現実味がないテーマで、共感しづらいのかもしれないけど、私は愛に真正面から向き合った熱量のある作品だと思ったけどな。
同性愛の描写って作品になる度に議論にな
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.2

社会人になってから全然映画観てなかった…。Filmarksすら開いてなくて、観ないと本当に観ない人になってしまう気がしたので、重い体起こしてようやく観ました。
ずっと観るのを先延ばしにしてたソフィアの
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グローイング・アップ(1978年製作の映画)

2.8

家にWi-Fiが届くまで買ってあったけど未鑑賞のDVDを観ようシリーズ(もう届いたけど…)
イスラエル発のちょっとエッチな青春コメディ(話してるのは英語だからイスラエルを感じられる要素は特になし)股間
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NANA(2005年製作の映画)

3.0

漫画読んでたから先走って答え合わせしてた。演技は棒読みが目立つけど、ナナを演じられるのはスペック的に中島美嘉しかいない。メイクの感じとか2000年代感満載で絶妙な懐かしさ!意外と服装の再現率が高くて良>>続きを読む

ビヨンド・クルーレス(2014年製作の映画)

3.7

〈記録忘れ〉
卒論執筆のため鑑賞。アマプラにあったのがいつの間にか観れなくなっていて、もう一生観れずに終わるのかと思っていたんだけど、ふと思い出して検索したら、なんとvimeoにあった(しかも字幕付き
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

最初に観た時は話の展開が早くて着いていけなかったけど、2回目でやっと楽しむ余裕を持って観られた気がする。物語の中に物語があって、その中にも物語がある。
殺人事件、脱獄…。ありとあらゆる映画で使い古され
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.4

人生って場所で決まるところあるよな。私はあんまり地元に友達もいないし、特別な愛着があるわけじゃないからかもしれないけど、自分がこっち(下宿先)にいる時は地元の人とはあまり連絡取らないし、たとえどんなに>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

再会した時はお互い想いを募らせていたことを隠すように前作のように話に花を咲かせていた二人だったけど、別れの時間が近づくにつれて、いかに9年前のウィーンでの一晩が忘れられない出来事だったのかを悟る様が自>>続きを読む

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.6

割とありきたりな展開だし、話自体に特に期待できる部分があったわけではないけど、こういう話を好きにならない理由はないよね。すっごく良い作品だったと言える具体的な要素はパッとは出てこないけど、ダンカンの内>>続きを読む

リアム16歳、はじめての学校(2017年製作の映画)

3.1

ちょっと不健全な親子関係に最初は違和感を感じたけど、その分リアムの不器用さが愛らしくて、自分も我が子を見守るような気持ちで観てた。親子って親が全て正しいわけじゃないし、子供から教わることもたくさんある>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

人ってこういう風に恋に落ちるんだったね。互いに惹かれ合うのに説明できる理由なんてない。強いて言うとしたら、それは相手の姿や行動に脳裏に焼き付いて離れない鮮烈な記憶があるから。女性同士の恋愛は16世紀フ>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.1

「それ」が登場する回数自体はそんなに多くないので、ビクビクしている間はみんな暇そうで観ているこちら側も少し退屈でした。DRMの作品はネタバレを観ないと理解できないので、今回も例に漏れずネタバレを観たの>>続きを読む

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.2

リンクレイターらしい「映画で取り上げる必要のない」描写の応酬。個人的には新入生の儀式がカオスで好きだった。新入生の女の子が年上の男子にプロポーズするのとか色々意味わかんなくて面白かった。
予算がなくて
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25年目のキス(1999年製作の映画)

3.2

劇的展開はいつもプロムで起きる。おバカなラブコメだけど、こういう映画に需要があったミレニアル前後の浮かれ具合が羨ましい。モナ・メイによるバチバチスタイリング見ててUnif爆買いしたくなった。
ドリュー
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

カルト教団を描いた映画としては結構ありきたりというか、予想を裏切る要素はなかったけど、それを一人の女子大生の失恋劇に使うっていう発想はすごい。長老2人の儀式にはもちろんびっくりしたけど、その後の説明で>>続きを読む

グリーンバーグ/ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

3.1

神経質で捻くれた性格のロジャーの行動や言動には部分的に私と重なる部分もあって、自分を見ているかのようだった。でも自分と似ているからといって、親近感が湧くわけでもなく、逆にすごく嫌悪感があった。自分って>>続きを読む

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

4.0

「男らしさ」「女らしさ」という概念が曖昧になりつつある今の世の中で、性を自認するとはどういうことなんだろう。女性の体に生まれながらも男性として生きるブランドン。タイトルのBoys Don’t Cry(>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン版『田舎に泊まろう!』今回はインドを舞台にしていたから、あまり作り込まれた感じはなかったけど、急なカメラアングルの切り替わりや左右対称の構図を見ると「やっぱりウェスだ!」と安心する>>続きを読む

カジュアル・セックス?(1988年製作の映画)

1.3

リー・トンプソンが可愛いだけの映画。ピンクを基調にしたインテリアが個人的に好きだったけど、特に他に見所もなく。
タイトルが人を寄せ付けない感ある。普通に女の子二人の友情映画でした。
最初「なんなんこい
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

多くを語らずただただ踊り続けるララの姿に「普通でありたい」「女の子でありたい」という強い意志が見えた。バレリーナである彼女は毎日自分の体と向き合わないといけない。まだ自分が満足できる身体ではないのに、>>続きを読む

キャント・バイ・ミー・ラブ(1987年製作の映画)

3.0

だから私はやっぱりギークが好き!若かりし頃のパトリック・デンプシーが可愛かった。鈍感なロニー×素直になれないシンディ+最低な友達=もとがしさ…!
物語はよくある定番の設定だから特に面白味があったわけで
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誘う女(1995年製作の映画)

3.0

『ゴーン・ガール』にちょっと似てる。胡散臭さのある笑顔が大得意なニコール・キッドマン。これが本当の営業スマイル。自己中イカれ女の肩書に完璧なまでの美貌が加わるとよりサイコ味増してくるのウケる。
スザー
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

本当の美しさは醜さの中にある。美しさとは見出すもの。イライザと彼はどちらもいわゆる美しい容姿は持ち合わせてはいないけど、観ている内に二人が本当に美しいと思えた。ストリックランドは美しい妻を持ち、理想の>>続きを読む

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.0

なんかとてつもなく変な作品を観てしまった…。話のあらゆる要素がユニークで最初はあまり付いていけなかったけど、バリーの性格には共感できた。姉達のパーティーでのバリーの気持ちは痛いほどわかる。途中ちょくち>>続きを読む

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.1

『エンパイア・レコード』みたいにレコード屋の店員の日常を描いた作品だと思ったら、レコ屋を経営してる男の恋愛話で、途中から少し飽きちゃった…。ちょっと『エターナル・サンシャイン』っぽい。ロブにあんまり共>>続きを読む

シーズ・オール・ザット(1999年製作の映画)

3.2

私は断然『ヒース・レジャーの恋のから騒ぎ』派!ザックあんまりかっこよくない。
話はありきたりけど、当時は画期的だったんだろうなって。ザックの友達とかテイラーとかモロに性格悪いけど、レイニーの周りの人達
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.6

念願果たした!観る前から気に入る事はわかっていたけど、やっぱり最高だった。せっかくだから映画館で観たいとずっと思っていたけど、これは友達と家で観るのが正解だな。一々小ネタが最高で、テンポも良くて、10>>続きを読む

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.4

そんなに期待してなかったけど、主人公の考え方と映像がリンクするのが観ていて面白い独特な世界観の映画でした。ヌードの使われ方も美しくて良かった。あと私も床にばら撒かれたグリーンピース永遠に見ていられる気>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.0

現実にあり得るのか架空の設定なのかがわからない恐怖感があった。多重人格ってまだ本来の体の持ち主の管理の下で発動されるものだと思っていたけど、ケヴィンの場合は別人格に体を支配されているっていう。本人も自>>続きを読む

セイ・エニシング(1989年製作の映画)

3.3

ジョン・キューザック良いよね。ロイドが本当にスウィート。でもロイドみたいに繊細で一途な男の子が当時は珍しかったっていう方にびっくりしちゃった。コンビニに屯してる男達はみんな女性なんて代わりの利くものだ>>続きを読む

キスから始まるものがたり(2018年製作の映画)

2.3

ジェイコブ・エロルディ(エロルディってすごい名前…)は超かっこいいけど、やっぱりジョック特有のオラオラ感とか自信満々な感じは苦手。雨宿り中にお互いびしょ濡れ状態でキス、バイクの後部座席、理科室でのセッ>>続きを読む

クルーエル・インテンションズ(1999年製作の映画)

1.5

ティーン向けの昼ドラって感じ。高校生の話っていうのがしんど過ぎるわ…。観終わった後、全然観なくても良かったなって思っちゃった。キャストが豪華だっていうのに騙されちゃいけないね。結末が見え見えの筋書き。>>続きを読む

エンド・オブ・ハイスクール(2018年製作の映画)

2.5

全然主人公を好きになれなくて、ずっと他人感感じながら観てた。ちょくちょく会話に名言とか格言を引用してくるけど、全然説得力ない。4人共全員薬物中毒っていう設定に共感できなかったのかな。私に心の余裕がなか>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.4

「殺しちゃうなんてロマンチック!」タランティーノに恋愛映画をやらせてみたんだけど、こんなん来ちゃったよ…っていう感じの作品。
『パルプ・フィクション』ほどの楽しい脱線トークは期待できないけど、突っ込み
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

3.4

女って笑ってる時は最高に可愛くて、泣いてる時は最高に不細工な生き物。悲しみって本当に人を変えてしまうほどの力を持つなんだなって。ベアトリス・ダルは全体的には綺麗な顔立ちなのに口元が下品なのが良い。
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